勝尾寺と言えばだるまみくじ!お守り・御朱印の貰い方や拝観料について
「この勝負には絶対に負けられない」という一場面が人生にはいくつもあります。
スポーツや部活の試合、受験、仕事、恋愛、その他さまざまな勝負事がありますが、そんな時「神さまにもお願いしておこう」と考える人は多いですよね。
この記事ではそんな勝利祈願に最適なお寺、「勝尾寺」についてご紹介します。
だるまみくじで有名ですが、その他にも種類豊富なお守りがあります。
気になる御朱印のもらい方や拝観料までご紹介しますので、参拝の前にご一読下さい。
勝尾寺は勝ち運と厄除けのご利益が頂けるパワースポット
勝尾寺(かつおうじ)は真言宗のお寺です。
山号は「応頂山」、ご本尊は十一面千手観世音菩薩で、秘仏とされています。
727年に創建されたと伝わる「弥勒寺」が勝尾寺の前身だと伝わっています。
勝尾寺の住職が清和天皇の病気平癒のためのご祈祷を行い、無事に快復した天皇から「勝王寺」の名を授けられたのです。
しかし「王」の字を戴くことは畏れ多いとして現在の「勝尾寺」の名称を名乗るようになりました。
勝尾寺で頂けるご利益は勝ち運と厄除けです。
特に厄除けは、災害防止を目的とした祈願所としては日本最古ともいわれています。
厄払い祈願には「厄ばらい三宝荒神社」を参拝しましょう。
また境内に鎮座する弘法大師(空海)をお祀りする大師堂では「四国八十八所お砂踏み」ができます。
これは四国にある八十八所のご本尊を模した仏像とお寺の砂を1ヶ所に集めたものです。
この大師堂でお砂踏みを行うことで、八十八所めぐりを行ったのと同じ修行ができるという大変ありがたいパワースポットです。
勝尾寺ではだるまに勝ち運を祈願しよう
勝尾寺では「勝ちダルマの納め所」をはじめ、境内のあちこちで奉納されただるまを見かけます。
それがまた圧巻で人気の景観ですが、なぜだるまなのでしょうか。
もともとだるまは禅宗の開祖である「達磨」の姿を模したものです。
それがいつしか日本では縁起物として宗派を越えて愛される存在となりました。
勝尾寺のだるまは「七転び八起き」の精神を体現したものです。
勝ち運を授けてくれる勝尾寺ですが、ただ単に勝利を得られるのではなく、「自ら努力して勝利をつかもうとする人」に道を切り開いてくれるというご利益になります。
そんな頑張りを、勝尾寺のだるまさんが見守ってくれているというわけです。
勝尾寺では初穂料5000円からご祈祷もお願いできますが、だるまを購入して持ち帰り、願いが叶ったら目玉を書き込んで奉納のためにまた参拝するのもひとつの方法です。
境内を埋め尽くす勢いのだるまは、それだけの数の願い事を参拝者が叶えてきた証拠といえます。
勝尾寺の拝観料
勝尾寺には入山料400円が必要です。
子ども(小学生・中学生)は300円です。
30名以上の団体入山になると100円引きになります。
ただしお正月の初詣期間中(1月1日~1月5日)は無料になります。
しかし初詣先として大人気の勝尾寺は、駐車場に辿り着くまでが毎年大渋滞です。
「混雑している中の参拝はイヤ」という方は、入山料はかかりますがお正月期間以外に参拝した方がよさそうです。
参拝時間ですが、曜日によって異なります。
月~金曜日は8:00~17:00、土曜日8:00~17:30、日曜日・祝日は8:00~18:00です。
勝尾寺のだるまみくじ
勝尾寺では様々なおみくじをひくことができますが、なんといっても一番人気があるのは「だるまみくじ」初穂料500円です。
手のひらにのるサイズのかわいらしいだるまで、「福」の文字が書かれた胴体部分におみくじが入っています。
おみくじをひいた後のだるまは厄除けのお守りとして自宅に飾っておきましょう。
1年経ったらまた勝尾寺に返納に訪れ、新たな年のだるまみくじをひきます。
返納する際は、自分の好きな場所でOKです。
そのため勝尾寺の境内では至る所でだるまの姿を目にすることができます。
勝尾寺のお守り
勝尾寺では勝運祈願のだるまが定番ですが、その他にも様々なご利益を頂けるお守りがそろっています。
初穂料700円のものが多く、定番の厄除け守りの他にも金運お守りや子どもの成長祈願御守りもあります。
最近流行のカードタイプのお守りもありますが、基本的には袋型のお守りになります。
勝尾寺のシンボルともいえるだるま型の鈴「だるま鈴」は初穂料500円です。
また様々な縁起物の小宝を飾り付ける福笹も人気があります。
商売繁盛祈願はもちろん、1年の開運招福祈願にもってこいです。
勝尾寺の御朱印
勝尾寺の御朱印は2種類です。
西国三十三所第二十三番と法然上人第五番の御朱印になります。
だるまが並ぶかわいらしいスタンプを押印して頂けます。
また御詠歌の御朱印もあります。
初穂料はそれぞれ300円です。
御朱印は本堂のとなりにある総納経所受付所で頂きます。
勝尾寺オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
ただし「西国三十三所観音霊場御納経帳」がありますので、西国三十三所を巡礼するという人はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。
アクセス方法
勝尾寺には参拝者専用の駐車場があります。
2時間まで駐車料金500円で利用できます。
2時間をこえると1時間ごとに100円加算されます。
広いですが初詣期間は駐車場に辿り着くまでに相当の混雑に巻き込まれます。
夜間ライトアップなども行われる紅葉期間も同様です。
車で参拝する場合はシーズンによっては時間には余裕を持ってでかけましょう。
公共交通機関を利用する場合、阪急バスだと27番「余野行き」あるいは29番「希望ヶ丘四丁目行き」・「北摂霊園行き」に乗車して「勝尾寺」バス停で下車してすぐです。
まとめ
だるまで有名な勝尾寺についてご紹介しました。
境内の至る所で見かけるだるまみくじで有名です。
厄除けや心願成就のお守りとしてだるまみくじを頂いて帰ったら、自分の目線よりも高い場所に安置して祈りを捧げましょう。
願いが叶ったら再び勝尾寺を参拝して、境内の好きな場所にだるまさんを納めてまた新たなだるまみくじをひきましょう。
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