東寺には、指輪の形のお守りがあるってホント?御朱印についてもご案内!

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東寺には、指輪の形のお守りがあるってホント?御朱印についてもご案内!

東寺は京都を代表するお寺で、よくCMなどで見かけるという人も多いかと思います。

世界遺産の1つでもあり、現在でも多くの信徒が参拝に訪れる祈りの場でもあります。

そんな東寺には、厄除けにご利益をもたらすと人気の指輪型のお守りがあります。

通販では取り扱っておらず、参拝した人だけが頂くことのできるお守りです。

いったいどんなお守りなのかこの記事では解説します。

あわせて御朱印についてもご案内します。

東寺は厄除け・病気平癒のご利益があるパワースポット

真言宗のお寺のひとつである東寺は正式には「教王護国寺」という名称です。

平安京に遷都した際、宗教勢力と政治を切り離すために多くの寺院が平城京に残されました。

しかし東寺は平安京を守るという意味合いをもって都の造営と共に開山が要請され建築されました。

建物の多くは国宝に指定され、日本屈指の歴史をほこります。

金堂には薬師如来坐像と日光菩薩・月光菩薩像が、御影堂には不動明王坐像が安置されています。

ですが不動明王像は秘仏とされており、一般公開されていません。

ただし参拝すると「無限のご利益」を授かることができると言われています。

ですので建物の南側から参拝の礼をとっておくと、ご利益を授かることが出来ます。

直接目にすることは出来なくても参拝は欠かさないようにしておきましょう。

そしてその南側には「尊勝陀羅尼の碑」があります。

この亀の頭や手足をなで像の周囲を回り、最後に自分の体の部位の中で調子の悪いところと同じ部位をなでると症状が治るとされています。

また金堂には実に21体もの仏像が安置されており、その配置から「立体曼荼羅」とも呼ばれています。

密教の思想体系を表現する貴重なものですので、参拝したらぜひじっくりとご覧下さい。

頂ける指輪の形のお守りとは

東寺にはさまざまなお守りがありますが、最も有名なのが「指輪の形をしたお守り」ではないでしょうか。

人気アイドルグループ「嵐」のメンバーの1人がお守りとして身につけていると雑誌のインタビューで答えたこともあるので、普段なかなかお寺に縁のないアイドル好きな人たちの間でも話題のアイテムです。

洋銀で作られた指輪型のお守りは災難や悪しきもの、病を避ける効果があります。

1000円と手頃な値段です。

ただしフリーサイズなので、実際に指輪にするよりはチェーンを自分でつけてネックレスにするか、神棚などキレイで高いところに飾っておくと良いでしょう。

この他にも東寺は桜の季節の美しさが人気のせいか、花を模したお守りが数多くあります。

水引で作られた藤の花が目をひく「上品守」は豊かな心と品性という、素敵な女性に欠かせないご利益を授かれるお守りです。

またさくらんぼにハートというかわいい造形がたまらない「恋の実」は恋愛祈願に効果があるといわれています。

御朱印について

東寺で頂ける御朱印は全部で9種類あります。

御影堂の「弘法大師」「不動明王」、食堂「十一面観音菩薩」、鎮守八幡宮「八幡大菩薩」、観智院「虚空蔵菩薩」、毘沙門堂「愛染明王」「毘沙門天」、講堂「大日如来」、金堂「薬師如来」の御朱印です。

御朱印は各建物で頂くのではなく、まとめて食堂内納経所で頂けます。

1つ300円です。

金堂・講堂・五重塔は拝観料500円(特別拝観期間は800円)が別途かかります。

御朱印を頂ける食堂は拝観料無料ですが、参拝していない場所の御朱印だけを頂くのは仏さまに対しても失礼ですので、参拝した場所の分だけ御朱印を頂くようにしましょう。

御朱印の受付時間は8:30~17:30ですが、9月20日から3月19日までは16:30までと時間が短くなるので注意が必要です。

東寺のオリジナルデザインの御朱印帳は数多くあり、料金はサイズで異なります。

「大」は1600円、「小」は1300円で御朱印が1つついてきます。

東寺へのアクセス方法

東寺には参拝者用の駐車場が完備されています。

2時間で600円です。

2時間以降は、1時間ごとに300円ずつ加算されていきます。

ただし毎月21日は「弘法市」という催し物が行われ、終日駐車場の使用ができなくなります。

公共交通機関を使用する場合、市バスだと「東寺南門前」下車すぐ、電車の場合は阪急線だと「東寺東門前」下車で徒歩1分、JR京都駅からだと徒歩15分です。

まとめ

東寺の指輪の形をしたお守りについて解説しました。

弘法大師さまのお寺として今でも信仰されている東寺のお守りは、病気平癒や厄除け以外にも人としての品格を挙げてくれるお守りなどなかなかよそではお目にかかれない貴重なものを数多く取りそろえています。

ぜひ一度参拝してみて下さい。

立体曼荼羅など、より深く密教についての理解を深めることが出来る仏像群も圧巻です。

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