久高島の塩が持つ特別な効果とは!行き方など基本情報もご紹介

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久高島の塩が持つ特別な効果とは!行き方など基本情報もご紹介

沖縄には数多くの離島が存在しています。

中でも久高島は琉球神話において神さまが降り立った「神の島」として特別視される場所です。

いったいどんな伝説が眠っているのか気になりますよね。

この記事ではそんな久高島の歴史や塩のもつ特別な効果や行き方についてくわしくご紹介します。

久高島の歴史

久高島(くだかじま)は周囲たったたの8㎞の小さな島です。

沖縄本島の南側・知念半島の沖合に位置しています。

琉球神話における始祖アマミキヨが降り立った始まりの島であり、現在でも神々がニライカナイから人間の世界に降り立つときに最初に足を踏み入れる場所だといわれています。

小さな島の中に、農業の始まり土地とされる「イシキ浜」や沖縄における聖地・七大御嶽の1つ「フボー御嶽」、神の道と呼ばれる「カベール岬に至る道」など、見どころはたくさんあります。

また今なお神の島として信仰されているため、立ち入り禁止の場所や神事が行われる際は入島そのものが制限されます。

行事は年間で30以上ありますが、「ハティガァティ」のように一部、観光客でも参加できる行事もあります。

久高島は島全体が平坦ですので、島の観光にはレンタサイクルが最適です。

観光ハイシーズンだと人気が殺到してレンタルすることができない場合があるので、事前に予約しておくことをお勧めします。

島にはあまり木陰がありませんので、徒歩で回ろうとすると熱中症のおそれもあります。

ところで久高島には神さまが舞い降りる砂浜や星砂がとれるウパーマ浜をはじめ、魚が泳いでる姿さえハッキリと見える透明度の高い海など美しい景観が広がっています。

「旅の思い出に何か持ち帰りたい」と考える人もいるかもしれませんが、動植物はもちろん砂浜の砂や石ころひとつ何も島から持ちだしてはいけません。

全ては神さまのものです。

そのため久高島には島民がいますが、私有地はありません。

全て神さまからお借りして生活しているのです。

もしも勝手に持ち出そうとすると、災厄がふりかかるともいわれています。

同じ理由で岩や木などにもあまり触れないようにしましょう。

久高島の塩は生まれ変わりたい人におすすめの効果アリ

何もかも持ち出しが禁止されている久高島ですが、お土産として海水からつくられる海塩を持ち帰ることは可能です。

久高島で最も神聖な場所、カベール岬は始祖アマミキヨが降り立った場所ということもあり、生まれ変わりの力を秘めたパワースポットとして知られています。

ただし先端部分は神域で、観光客はもちろん地元の人の出入りも禁止されています。そんな場所に満ちる海水から作られた塩は新しい自分に生まれ変わるために必要な強い浄化の力を秘めています。

お守りとして身につけるほか、魔除けの盛り塩にも最適です。

通販でも手に入りますが、ぜひ一度は久高島を直接訪れ、神さまにご挨拶してから使用することをおすすめします。

秘祭イザイホー

12年に一度だけ、午年に行われる秘祭が「イザイホー」です。

かつては琉球国王が聞得大君(きこえおおきみ)とともに行っていた儀式が、やがてノロに引き継がれたものです。

ところが1978年を最期に儀式は途絶えてしまいます。

後継者がいなくなってしまったためです。

現在では1966年に制作されたイザイホーに関するドキュメンタリー映像作品で当時の貴重な島の生活と共に秘祭と人々の関係を見ることができます。

久高島への行き方

安座間(あざま)港から久高島の徳仁港までは船便になります。

高速船では約15分、フェリーでは約25分です。

運賃は高速船の場合は往復1460円、フェリーだと往復1280円です。

安座間港までは那覇空港からでは車だと沖縄高速道「南風原北IC」で降り、国道329号線右折で国道331号線へ入り、知念安座真港まですすみます。

公共交通機関を利用する場合は那覇市内から出ている路線バス東陽バス38番で「知念安座真サンサンビーチ入り口」バス停下車、徒歩で約5分です。

まとめ

久高島の浄化の力を持つ塩についてご紹介しました。

久高島は神の宿る島で、現在でも多くの人に信仰される祈りの場です。

ルールを守り、神さまのもつ癒やしの力に触れさせて頂きましょう。

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