天王寺七坂めぐりの所要時間を確認!スタンプラリーもしているの?

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天王寺七坂めぐりの所要時間を確認!スタンプラリーもしているの?

物語の舞台にもなったことがある「天王寺七坂」ですが、観光スポットとしても知られています。

歴史や文化を知ることができるエリアとして注目され、スタンプラリーも開催されているといいます。

どんなスタンプラリーなのか気になりますよね。

この記事ではそんな天王寺七坂めぐりに必要な所要時間や見どころについてご紹介します。

お出かけの参考にどうぞ。

天王寺七坂とはどんな場所?

天王寺七坂とは、大阪市天王寺区の中でも夕陽丘地区にある7つの坂をさす言葉です。

北から順に、真言坂(しんごんざか)・源聖寺坂(げんしょうじざか)・口縄坂(くちなわざか)・愛染坂(あいぜんざか)・清水坂(きよみずざか)・天神坂(てんじんざか)・逢坂(おうさか)があります。

もともと天王寺区は寺社仏閣が多いエリアでしたが、大阪城築城の際に強制的にこの地へと移転させられた寺社仏閣も多くあります。

そのため天王寺七坂をめぐると大阪市内でも有名なパワースポットを巡ることができます。

それぞれの坂とその周辺のパワースポットは次の通りです。

真言坂(しんごんざか)

生國魂神社の北側、南北にのびる坂です。

現在は統廃合されてしまったものの、明治期に入るまではか真言宗系列の寺院が六坊ほど鎮座していました。

源聖寺坂(げんしょうじざか)

坂を登りきると浄土宗の寺院である源聖寺が鎮座しています。

かつてはこの坂にタヌキをお祀りする源九郎稲荷があったといいます。

タヌキはこんにゃく好きで、こんにゃくを買ってこの坂を歩くとタヌキに盗みとられてしまったという伝説が残っています。

口縄坂(くちなわざか)

織田作之助の文学碑が鎮座する坂で、木々がたくさん植えられているので季節毎の自然の景観を楽しめる坂です。

口縄坂を登りきってから谷町筋を抜けると、愛染堂のある愛染坂に辿り着きます。

愛染坂(あいぜんざか)

坂を登りきると勝鬘院(愛染堂)と「百歳の階段」がある大江神社が鎮座しています。

清水坂(きよみずざか)

清水寺の北側にのびる坂です。

天神坂(てんじんざか)

安居神社(菅原道真をお祀りしているため天神社とも呼ばれる)へとつながる坂です。

逢坂(おうさか)

一心寺の北側に位置する国道25号線にのびる坂です。

逢坂からは通天閣まで見通すことができます。

かつては四天王寺への参拝者が通る交通の要所でもありました。

天王寺七坂めぐりの所要時間

天王寺七坂すべてを巡ろうとすると、約2時間30分ほどかかります。

エリアとしてみてみると、大阪メトロ谷町線「谷町九丁目駅」から同じく大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」までの南北方向に集中しているのです。

この2つの駅は普通に歩くと30分ほどですが、スタンプラリーを楽しんだりお寺や仁者を参拝する時間を入れると2時間30分ほどは欲しいところです。

途中でお店に寄ったり休憩するつもりであれば、もう少し所要時間は必要です。

とはいえのんびり過ごしても半日もあれば十分時間に余裕があります。

ただしお寺や神社の拝観終了時間は大体16:00頃、遅くても17:00頃です。

ですので最期に辿り着く場所には15:30頃を想定して計画を立てると、「せっかく辿り着いたのに門が閉まっていて敷地に入れなかった」とガッカリすることもありません。

オススメのコースは谷町九丁目駅からスタートして北から南へと進むルートです。

天王寺七坂めぐりのスタンプラリーとはどんなもの?

天王寺七坂とその周辺の寺社仏閣をめぐって集めるスタンプラリーが開催されています。

作成しているのはてんのうじ観光ボランティアガイド協会です。

台紙は100円で、天王寺区民センターと各スポットで販売しています。

ただし愛染堂での扱いはありませんので注意が必要です。

全てのスポットで受付時間は9:00~16:00です。

坂ごとのスタンプラリーポイントとスタンプの受付場所は次の通りです。

・真言坂

生魂国神社

・源聖寺坂(どのお寺もスタンプは同じ絵柄なので、どこか1ヶ所で頂きましょう)

源聖寺(花の観音堂)、齢延寺(庫裏入口)、銀山寺(庫裏入口)、金台寺(観音堂前)

・口縄坂(源聖寺坂と同じく、どのお寺で頂いてもスタンプの絵柄は同じ)

称名寺(本堂玄関)、太平寺(納経所)、珊瑚寺(山門)

・愛染坂

愛染堂(多宝塔前)

・清水坂

清水寺(納経所)

・天神坂

安居神社(社務所)

・逢坂
一心寺(山門茶所)

天王寺七坂めぐりのポイント

天王寺七坂めぐりに出かける前に知っておくと、より楽しめるポイントをご紹介します。

お出かけ前に読書

天王寺七坂は様々な文学の舞台にもなっています。

お出かけ前に読んでおくと、物語の登場人物気分を味わえるので、ふつうに坂を歩く以上の楽しみがあります。

様々な作品に登場しますが、おすすめは『幻坂』(有栖川有栖著)ですが、司馬遼太郎や谷崎潤一郎作品もおすすめです。

カメラやスマホの充電は忘れずに

美しい風景はもちろん、天王寺七坂周辺は猫の出現率が高いエリアです。

奇跡のワンショットが撮れそうなのに、あいにくと充電切れという悲劇に見舞われないためにもお出かけ前に充電はチェックしておきましょう。

まとめ

天王寺七坂めぐりについてご紹介しました。

大阪を代表する寺社仏閣が建ち並ぶ天王寺区は、「どこから参拝しよう」と悩んでしまうエリアです。

天王寺七坂を中心に歩くと、バラエティ豊かなパワースポットと大阪の歴史を堪能することができます。

興味の赴くままに歩いても楽しいですが、味のあるスタンプを集められるスタンプラリーも開催されていますので、こちらもぜひチャレンジしてみて下さい。

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