あびこ観音のおみくじが独特!御朱印やお守りと厄除け饅頭について解説

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あびこ観音のおみくじが独特!御朱印やお守りと厄除け饅頭について解説

「神社やお寺にお詣りしたら、必ずおみくじをひく」と楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

「あびこ観音」として古来より信仰を集めてきた吾彦山大聖観音寺のおみくじは独特なことでも知られています。

どのようにして読み解けば良いのでしょうか。

気になりますよね。

この記事ではあびこ観音のご利益やおみくじ、御朱印、お守りなどについてくわしくご紹介します。

吾彦山大聖観音寺は厄払いのご利益が頂けるパワースポット

あびこ観音の名で親しまれている古刹ですが、正式には「吾彦山大聖観音寺」という名のお寺です。

山号が「吾彦山」、寺名が「大聖観音寺」(たいしょうかんのんじ)です。

ご本尊は聖観世音菩薩です。

546年に創建され、観音さまをお祀りするお寺としては日本で最も古い歴史をもちます。

また創建には聖徳太子が関わったとも伝わる寺院です。

なぜ「あびこ観音」と呼ばれるようになったのかというと、お寺が鎮座する土地一帯を治めていた豪族・依網吾彦(よさみのあびこ)に由来するといわれています。

厄除けのご利益を頂けるお寺として有名です。

大坂夏の陣では、真田軍の猛攻に晒された徳川家康をかくまったともいわれており、徳川家康はまさに「九死に一生」の災難を除けることができたのです。

徳川家康以前にも天皇や数々の武将から崇拝を集めてきたお寺でもあります。

毎年2月3日の節分の日には厄除大法会が執り行われ、ご本尊が開帳されます。

そのためこの日には1年の開運厄除け祈願のために多くの人出でにぎわいます。

あびこ観音のおみくじは辛口

あびこ観音のおみくじは漢文で書かれているため、「どうやって解釈すればいいのか分からない」という人も多いです。

どのように読めば良いかは寺務所で教えて頂けますので、分からない場合は声をかけましょう。

またあびこ観音のおみくじは「凶」の割合が高いことで密かに有名です。

通常の寺社仏閣では凶の割合は6%ほどといわれていますが、あびこ観音では34%ほどだともいわれています。

かなりの高確率ですよね。

しかも厄年に参拝すると、「何度チャレンジしても凶しか出ない」という口コミが多数寄せられています。

かなり当たる確率が高いおみくじとして評判です。

ただし凶がでたからといってなにをしてもダメだというわけではなく、「凶」が出るからこそ、しっかり観音さまを参拝して身を正して生活しておけばひどい災難には見舞われずに済みます。

あびこ観音を参拝したらぜひおみくじにもチャレンジしておきたいところです。

あびこ観音のお守り

あびこ観音には特別なお守り袋「お守りさん」があります。

数量限定で初穂料3500円です。

白い布地に金糸が縫い込まれており、寺紋の五山桐と菊のご紋が3色の糸で織り込まれています。

また厄除けやその他の様々なご祈祷を申し込むとお守りを授与して頂けます。

ご祈祷の料金は、日数によって変わります。

1日のご祈祷は3500円、3日間で5500円、7日間で10500円です。

お守りはご祈祷後に頂けますので、後日自宅に郵送されてきます。

あびこ観音の厄除け饅頭

「厄除け饅頭」とは、あびこ観音前のお菓子屋さん「あびこ餅本舗」が販売しているおまんじゅうです。

類似商品もありますが、「元祖厄除け饅頭」を名乗っているあびこ餅本舗はあびこ観音御用達のお店ということもあって最も人気を集めています。

もともとはあびこ観音関係者の助言を受けてお店の二代目が考案したおまんじゅうなんだとか。

黒糖を使った蒸し饅頭で、蒸したてはもちろん冷めても美味しいと人気です。

厄除け祈願のお土産として、また厄年の人への贈答品としても喜ばれます。

特に節分巻きの代わりに厄除けのために厄除け饅頭を食べるという風習もあることから、毎年2月3日の節分の日にはかなりの行列となり、早い時間に売り切れになる場合もあります。

厄除け饅頭は1個130円ですが、5個入り、10個入りの箱買いも可能です。

あびこ観音にお詣りしたら、忘れずに厄除け饅頭も手に入れておきましょう。

あびこ観音の御朱印

あびこ観音で頂ける御朱印は1種類です。

御朱印は寺務所の一角にある御朱印承り所で授与されます。

初穂料300円です。

吾彦山大聖観音寺オリジナルデザインの御朱印帳は3種類あります。

寺紋である五山桐と菊のご紋がモノグラムのように配置された可愛らしいデザインで、赤系・青系・モノトーン系の3色です。

初穂料は1500円です。

御朱印代は別で、御朱印も一緒に頂くと初穂料1800円です。

アクセス方法

あびこ観音では境内に数台分、車を停められるスペースがあります。

しかし満車の場合が多く、特に初詣や節分の時期は周辺に交通規制が敷かれるほどですので、車ではなく公共交通機関を利用した方が便利です。

公共交通機関を利用する場合、大阪市営地下鉄御堂筋線だと「あびこ駅」下車、徒歩で約5分です。

もしくはJR阪和線「我孫子町駅」を下車し、徒歩で約8分です。

まとめ

厄除け祈願で有名なあびこ観音についてご紹介しました。

そのはじまりは聖徳太子が天啓を受けたことだと伝わる古刹です。

徳川家康をはじめ、数多くの歴史上の人物が災難を除けてもらったという逸話が残されているお寺でもあります。

厄除け祈願をどこで行うか悩んだら、ぜひ足を運んでもらいたいパワースポットです。

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