住吉大社の摂社で頂ける御朱印とは!?境内に幾つある?
日本各地で信仰されている住吉大神ですが、その総本社は大阪に鎮座する住吉大社です。
古代から多くの人々の信仰を集めていた住吉大社は広大な敷地をもち、境内には数多くの摂社・末社が鎮座しています。
この記事ではそんな住吉大社の摂社で頂ける御朱印についてくわしくご紹介します。
あらかじめチェックして出かけると、「うっかりもらい忘れてしまった!」という事態に陥ることもありません。
ぜひ参拝の参考にご覧下さい。
住吉大社は海の神様をお祀りする神社
住吉大社は古事記や日本書紀にも登場する神さま、住吉大神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)をお祀りする神社です。
摂津国の一之宮として高い格式をもち、国家の安泰を祈願するほか人々の航海安全や商売繁盛、厄祓いといった祈願の地として発展しました。
住吉大神は生活する上で欠かせない数々の願い事を叶えてくれる神さまだけあり非常に人気が高く、日本各地にお祀りする社があります。
大阪市内に鎮座する住吉大社はその総本社であるため、初詣先としてはもちろん「一生に一度は参拝したい神社」として非常に人気が高いです。
また広大な敷地には、住吉大神にゆかりの深い神さまをお祀りする摂社や末社も数多く鎮座しています。
それぞれに異なるご利益を授けてくれると信仰を集めています。
住吉大社の摂社は境内に4社ある
住吉大社の境内に鎮座する摂社は全部で4社です。
それぞれどのような由縁があるのかご紹介します。
大海神社
御祭神:豊玉彦命(とよたまひこのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
摂社の中でも最も格式の高いお社です。
日本の昔話としても知られている「海幸彦・山幸彦」伝説に登場する海の神様をお祀りしています。
社殿の前には、山幸彦が豊玉彦命から授かった宝玉を投げ入れたという伝説が残る井戸があります。
船玉神社
御祭神:天鳥船命(あめのとりふねのみこと)、猿田彦神(さるたひこのかみ)
住吉大神の荒魂をお祀りする神社で、船の守護神でもあります。
若宮八幡宮
御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)、武内宿禰(たけしうちのすくね)
本宮にお祀りする御祭神の一柱、神功皇后の息子である応神天皇をお祀りする摂社です。
志賀神社
御祭神:底津少童命(そこつわだつみのみこと)、中津少童命(なかつわだつみのみこと)、表津少童命(うわつわだつみのこみこ)
本社は福岡県に鎮座する「志賀海神社」で、住吉大神と同じ海の神様をお祀りする神社です。
同じ海に関する神さまであることから住吉大社の境内に摂社が勧請されることとなりました。
住吉大社の摂社で頂ける御朱印は3社
4つある住吉大社の摂社の中でも、御朱印を頂けるのは船玉神社・若宮八幡宮・大海神社の3社です。
志賀神社に関しては本社が福岡にあるためか、御朱印は授与していないようです。
大海神社の御朱印には社名と帆船の朱印が頂けます。
若宮八幡宮には社名と共に、八幡さまのお遣いで知られる鳩のデザインの朱印が頂けます。
一気に全ての摂社の御朱印を頂く方法
住吉大社の摂社の御朱印は本宮の御朱印と同じように本宮近くの神符授与所で頂くことが可能です。
住吉大社の御朱印は摂社なども含めて全て頂くとなると約10種類と豊富にあるため、すべてもらうとなるとかなりの待ち時間がかかります。
そのため本宮に参拝を済ませたらまず神符授与所に御朱印帳を預け、その後で摂社や末社へのお参りを行ってから御朱印帳を頂いて帰るのがおすすめです。
住吉大社の参拝時間は17:00までですが、神符授与所の受付は16:30までです。
参拝する時間などを考慮に入れて15:00くらいまでには御朱印帳を預けられるように参拝の予定を組んでおきましょう。
初穂料は1つにつき500円です。
まとめ
住吉大社の摂社で頂ける御朱印についてご紹介しました。
境内に全部で4つある摂社のうち、御朱印を頂けるのは3社です。
いずれも住吉大社の本宮に祀られている神さまとゆかりの深いお社です。
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全部頂く場合は時間がかかりますので、参拝時間に注意してお出かけしましょう。
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