平安神宮の歴史と見どころをご紹介!期間限定「桜みくじ」が綺麗

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平安神宮の歴史と見どころをご紹介!期間限定「桜みくじ」が綺麗

京都らしい神社といえば、まっさきに平安神宮を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。

「これぞ京都の文化」と呼びたいほどビジュアル系の神社です。

しかしなぜこれほどまでに壮麗な神社が創建されることになったのか、その歴史的背景までご存じの方は少ないのではないでしょうか。

この記事では知っておくとさらに京都が好きになる、平安神宮の歴史と見どころについてくわしくご紹介します。

季節限定「桜みくじ」についてもお伝えします。

平安神宮の歴史

平安神宮は1895年、平安京への遷都1100年を記念して創建された神社です。

お祀りするのは桓武天皇と孝明天皇です。

桓武天皇は平安京遷都を指揮し、孝明天皇は明治維新後の激動の時代を支えた天皇です。

創建された当時、日本の首都=天皇のいらっしゃる場所が京都から東京へと移ったこともあり、また幕末の戦乱は市街地で展開されたために京都市内は荒廃を極めていました。

さらに精神的な支柱であった天皇も東京へと移動したため、人々の間に不安や混乱が蔓延していたのです。

そんな中、平安神宮の創建は人々の新たな心のよりどころと京都復活の希望の灯火としての役割を担ったのです。

また平安神宮は神前式が人気を集めており、「縁結びのお社」としても有名です。

境内では幸せそうな花嫁・花婿さんの姿を見かけることが多く、幸福のお裾分けが頂けます。

また招福と開運のご利益を授かることもできます。

平安神宮の見どころ

平安神宮の社殿は平安京の朝堂院が5/8のスケールで再現されており、華やかだった王朝文化を現代において追体験することが可能です。

また平安時代から明治時代までを衣装で再現して京都の街を巡行する平安神宮の「時代祭」も必見です。

毎年10月22に開催され、多くの人出でにぎわいます。

また平安神宮は四季折々の自然に彩られていることでも有名です。

特に春、満開の桜と朱塗りの大極殿や応天門のコントラストが美しい写真を見たことがある人も多いのではないでしょうか。

境内は拝観無料ですが、神苑のみ入苑料として600円必要です

ただし6月上旬と9月19日には無料で開放されるため、かなりの混雑となります。

神苑の開花情報や混雑状況については公式サイトからチェックできます。

平安神宮の期間限定「桜みくじ」が見逃せない

桜みくじとかいて「はなみくじ」と呼ぶ平安神宮の期間限定おみくじは、3月下旬~4月下旬登場します。

毎年桜の咲き方が異なるため、期間も変動するんだとか。

普通のおみくじであれば運勢や吉凶を「大吉」や「凶」で表現しますが、桜みくじは「つぼみ」からはじまり「つぼみふくらむ」「咲初む」となり、徐々に「三分咲き」「五分咲き」「八分咲き」となっていき、最終的には「満開」と表現されます。

つぼみが「凶」、満開が「大吉」に相当するのでしょうが、この桜みくじだけは満開よりもつぼみのほうがまだまだこの先があるのではないかと予感させる内容となっています。

また桜みくじそのものもほんのりとした桜色の用紙になっています。

このおみくじに願い事を書いて専用の結び木にくくりつけると、まるで本物の桜のように遠目からは見えるようになります。

おみくじをひいた後は御守り代わりに持ち帰る人も多いですが、平安神宮の桜みくじは結び木にくくりつけて「満開」に参加したくなります。

こうしてくくりつけておくと、書いた願い事が神さまに届きやすくなるんだとか。

叶えたい願いがある人はぜひ、桜の季節にチャレンジしてみて下さい。

御朱印について

平安神宮で頂ける御朱印は2種類あり、通常のものと「京都五社巡り」のものです。

両方とも初穂料は300円です。

京都五社巡りは平安京を守護する四神相応の神社と、その中央に鎮座する平安神宮の計5社をめぐる御朱印集めです。

専用の色紙は初穂料1000円(御朱印代1箇所分を含む)で手に入ります。

全ての御朱印を集めると、満願記念の栞を頂くことができます。

御朱印は応天門の左右にある朱印所で頂けます。

左右どちらでも御朱印は頂けますが、墨書きには書き手の個性が表れます。

「こっちだ!」とびびっときた方にお願いするといいでしょう。

受付時間は7:30~17:30ですが、3月15日から9月30日までは7:30~18:00、11月1日~2月14日までは7:30~17:00となります。

さらに時代祭がある10月22日は12:00までと早めに受付が終了しますので注意が必要です。

平安神宮オリジナルデザインの御朱印帳は蒼龍・朱雀・玄武・白虎の四神のイラストがのったもので初穂料1200円です。

御朱印代が別途必要です。

サイズは16cm×11cmです。

アクセス方法

平安神宮の参拝者専用の駐車場はありません。

しかし平安神宮を含む岡崎一帯は寺社や美術館、公共施設が集まっており、平安神宮正面には市営の岡崎公園駐車場が整備されています。

普通車の場合、1時間で500円、それ以降は30分ごとに200円かかります。

またコインパーキングの数も多いため、車で参拝しやすい立地といえます。

ただし初詣の時期はかなりの混雑になりますので、駐車場を見つけるのは困難になります。

公共交通機関を利用する場合、市バスだと「岡崎公園 美術館・平安神宮前」あるいは「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこメッセ前」下車で徒歩5分です。

地下鉄東西線を利用する場合は「東山駅」下車、徒歩で約10分です。

まとめ

平安神宮の歴史や見どころ、期間限定の桜みくじについてご紹介しました。

縁結びのご利益を授かることができる他、四神相応の京の都の中心地と言うこともあり強い力を持つパワースポットでもあります。

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