雪虫が飛び交った白老町の名前の由来は「アブの多い所」だった!
雪虫が異常発生した北海道白老町(しらおいちょう)が今話題になっています。この白老町、なかなか珍しい名前の町ですが、もともとはアイヌ語が由来となって町名となりました。
その由来は「アブの多い所」という意味だったようです。雪虫が異常発生していることと、なんとなく被りますよね。少し意味について調べてみましたので、ご覧いただけたら幸いです。
雪虫が大量発生している画像をニュースで観ましたが、正直衝撃的でした。あれだけの虫が発生したら「初雪を知らせる小さな妖精」と言われている雪虫であったとしても、ロマンを感じられなくなってしまいますよね。
そんな雪虫ですが、アブラムシの仲間で、おしりの綿が雪のように白いことから「雪虫」と名付けられたようです。
白老町で大量発生
2015年10月16日、北海道白老町で雪虫が大量発生しました。実はこの雪虫、以前にも北海道の小樽などで大量発生したことがあり、年々その大量発生するペースが短くなっているのだとか。
大量に発生しなければ綺麗なのかもしれませんが、非常に迷惑を被っており、北海道民からは嫌われている存在なのだそうです。そんな雪虫が大量発生してしまった白老町ですが、非常に名前が珍しいので、その町の名前となって由来についても調べてみました。
アブの多い場所
白老町はもともとアイヌ語で「シラウオイ」と呼んでいたようで、冒頭ご説明した通り「アブの多い所」という意味だったようです。もともとアブが大量発生していたのかもしれません。
もともと虫が大量発生してしまうような環境にある場所なのかもしれませんが、今回は、雪虫が大量発生したので、雪虫が大量に発生する原因について調べました。雪虫はアブラムシの仲間ですが、アブラムシ科の虫が大量発生する環境は、夏から秋にかけて温度が高い場合に発生するようです。
私は今年の夏に北海道へ旅行をしましたが、非常に暑かったことを記憶しています。「北海道の夏は涼しいと思っていたのに、意外と暑いんだな」と思いました。おそらく、夏の気温が高い時期だからこそ、今回のような雪虫の大量発生が起こったのでしょう。
いずれにしても、白老町は虫が大量に発生することが以前にもあったことも由来して町の名前が決まっていますので、付近にお住まいの方は十分に注意された方が良いかもしれませんね。
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