中国のゾンビ肉が観光客に及ぼす影響は甚大ではなさそうな件について。
中国で通称「ゾンビ肉」が発見されたそうです。なんと、1970年代や1980年代の肉が流通していたことが発覚したのです。40年以上前の肉が流通しているって、食の安全性という観点から非常に恐ろしい問題ですよね。
私達TRAVELERSは旅行をテーマにしたサイトです。ゾンビ肉の影響で中国への旅行を見合わせる方が実はそこまでいらっしゃらないのではないかという根拠についても以下でお伝えしたいと思います。
中国は2015年6月、14つの省で冷凍肉の一斉取り締まりを行いました。そして、その取り締まりの結果、約10万トンもの冷凍肉が差し押さえられることになりました。その差し押さえられた肉は1970年代、1980年代の製造年月日のスタンプが押されていた肉でした。
冷凍されていれば肉の賞味期限は40年以上も続くのでしょうか。私、実は中国で1年程生活をした経験があります。普通に中国人が行く飲食店で食事をしたこともしばしば。「もし自分が1970年代に製造された肉を食べていたら・・・」と思うとゾッとします・・・。
やはり、冷凍肉であったとしても、賞味期限は数ヶ月ということですので、40年以上も前の冷凍肉が流通していたということ自体が衛生管理上間違っていると言わざるを得ないでしょう。
中国のネットユーザーは
以上のような長い間冷凍庫で保管された市場にまだ流通していない肉のことを中国のネットユーザーたちは「ゾンビ肉」と言うようです。
日本でそのような肉は無いと信じていますが、中国の食材を購入するということが非常に危険だなと改めて思いましたし、スーパーなどでは中国産の野菜などはちょっと避けるようになりそうですよね。
そんな中国ですので、これから中国への日本人観光客は減少するのではないかと一瞬思いましたが思い改めました。今回冷凍肉が一斉取り締まりをされた影響で、むしろ中国の食肉市場の健全化が一気に進んだとTRAVELERSはみています。
また、ゾンビ肉が流通していた中国のスーパーで食材を調達する可能性が低いような、ある程度の高級店で観光時は食事をされることを強くオススメしたいと思います。
ちなみに、ゾンビ肉が主に流通していた中国国内の地域は、北京、天津、重慶、河南、四川、湖南、広東と言われていますので、その場所は避けた方が良いかもしれません。中国への旅行を検討されている方にとって有益な情報になれたら幸いです。
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