星田妙見宮(小松神社)パワースポット~御朱印や霊符を開設!隕石が落ちた話も気になる
交野市一帯はかつて平安貴族の遊行地であり、さまざまな伝説が残された土地でもあります。
中には隕石が関わる宇宙を感じさせる壮大な物語も残されています。
この記事ではそんな宇宙にまつわる伝説が残された小松神社(星田妙見宮)についてご紹介します。
ここでしか手に入らない霊符や御朱印、アクセス方法についてもお伝えします。
どんなパワースポットなのかご覧下さい。
星田妙見宮(小松神社)は宇宙とつながるパワースポット
小松神社は「星田妙見宮」と名で知られているお社です。
星田神社の境外摂社でもあります。
もともとは「神禅寺」という名称でしたが、1964年に星田神社の境外社となりました。
お祀りするのは天之御中主大神のほか、高皇産霊大神・神皇産霊大神です。
ただし江戸時代までは陰陽道の神さまである太上神仙鎮宅霊符神と、仏教の北辰妙見大菩薩をお祀りしていました。
ハッキリとした創建年数は分かっていませんが、平安時代頃の創建ではないかと見なされています。
お祀りする御祭神はいずれも宇宙や森羅万象を司る神さまです。
その膨大なエネルギーで、安産祈願や縁結びのご利益を授けてくれるパワースポットです。
また毎年7月7日には七夕祭、2月8日には「星祭」、7月23日には「星降り祭」が執り行われるなど、「星」にまつわる神事がたくさんあります。
星田妙見宮は日本における七夕伝説発祥の地とも呼ばれており、七夕祭は特に必見です。
星田妙見宮(小松神社)にはかつて隕石が落ちたことがある?
かつて現在の交野市に空海がやってきたとき、天から七曜の石(北斗七星)が降り注ぎ、三ヶ所に落下したという伝説が残されています。
空海は自ら星が落ちた場所を「三光清岩生身の妙見」と名付け、霊山としてお祀りしました。
星が降り注いだ場所の1つが、この星田妙見宮なのです。
境内には登龍の滝と呼ばれる水場がありますが、この場所に星が落ちたといわれています。
その衝撃で山はえぐれ、上空から見ると馬蹄形になってしまったというのです。
「星が落ちた」ということは隕石を指すのではないかといわれています。
816年に隕石が落下したという記録が残されているためです。
おそらく北斗七星の方角からやってきたペルセウス流星群ではないかといわれています。
最近では映画「君の名は」のモデルとなった神社ともいわれています。
星田妙見宮の御神体は「織女石」(たなばたいし)と呼ばれる巨石です。
そしてお祀りするのは宇宙を司る神さまです。
隕石は宇宙からのメッセージとみなされることが多い飛来物です。
そのため星田妙見宮を参拝すると、宇宙につながるエネルギーをチャージできます。
星田妙見宮(小松神社)の特別な霊符を手に入れよう
星田妙見宮には「太上神仙鎮宅七十二霊符」と呼ばれる神札が古来より伝わっています。
現在でも江戸時代と同じ版木で刷られる霊符を手に入れることができます。
この霊符はその力を司る神さまの名前でもあり、霊符そのものが信仰対象となっています。
御神体ともいえるものなので、霊符を授与して頂いたら折り曲げないようにして持ち帰りましょう。
また星田妙見宮では生年月日ごとの星の護符を授与して頂けます。
北斗七星はその名の通り7つの星で構成される星座ですが、生まれた年に応じて守護を与えてくれる星が異なります。
どれを選べばいいか分からない場合は、神職の方が丁寧に教えて下さるので心配いりません。
また北極星(北辰)を司る神獣・玄武をあしらった鎮宅霊符鈴もあります。
星田妙見宮(小松神社)の御朱印
御朱印は1種類です。
社名と朱印が入るデザインになっています。
初穂料は300円です。
授与所で御朱印を頂くことができます。
星田妙見宮オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
星田妙見宮には参拝者専用の無料駐車場があります。
公共交通機関を利用する場合、JR学研都市線「星田駅」下車、徒歩で約25分です。
もしくは京阪バスに乗車して「妙見口」下車、徒歩で約15分です。
まとめ
星田妙見宮(小松神社)についてご紹介しました。
かつて空海の神通力によって大地に降り注いだ隕石落下地点という伝説が残る場所に創建された神社です。
お祀りするのは宇宙を体現する神さまで、御神体である巨石は隕石の一部だともいわれています。
宇宙のエネルギーを体感するにはぴったりのパワースポットです。
コメントはこちら