能勢妙見山の御朱印の種類や値段とアクセスとは?北極星を信仰する場?

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能勢妙見山の御朱印の種類や値段とアクセスとは?北極星を信仰する場?

カレンダーや羅針盤がない時代には星の導きが人々にとっては重要な意味を持ちました。

生活に欠かせなかったからこそ、星はいつしか信仰の対象にもなったのです。

特に北極星は神格化されることが多い星ですが、能勢妙見山もそんなパワースポットの1つです。

この記事では能勢妙見山についてくわしくご紹介します。

御朱印やアクセス方法についてもお伝えしますので、参拝の参考にどうぞ。

能勢妙見山の歴史

能勢妙見山(のせみょうけんざん)は日蓮宗の霊場の1つです。

正しくは「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」といって眞如寺の境内外にある仏堂になります。

ただし眞如寺本寺よりも能勢妙見山の方が年間の参拝者数は多く、古来より人々の信仰を集めてきました。

ご本尊は妙見大菩薩です。

創建は1603年のことで、もともとはこの土地を治める領主が信仰する妙見菩薩を祀るためのお堂でした。

江戸幕府に仕える旗本となった能勢頼次氏が日蓮宗に帰依するようになり、新たに彫られた妙見菩薩をお祀りする形で能勢妙見山が造営されました。

以後、「能勢の妙見さん」として人々の信仰を集めるようになったのです。

能勢妙見山と北極星の関係

ご本尊である「妙見大菩薩」は北極星を司る仏さまです。

そもそも能勢妙見山が鎮座する妙見山には、かつて「星の王様が降り立った」という伝説が残されており、そこから山全体が崇拝されるようになりました。

星の王様とは旅人の目印でもある北極星です。

迷いをふりはらい教え導いてくれることから、北極星を象徴とする妙見菩薩は開運のご利益を授けてくれる仏さまとしても信仰されています。

また妙見菩薩の「妙」という文字は美しい所作を示す文字ということから、花柳界をはじめ芸能関係者から守護神として信仰されています。

能勢妙見山の見どころ

古くから信仰の対象であった能勢妙見山には様々な見どころがあります。

中でも特にオススメの三ヶ所をご紹介します。

神馬

寺社仏閣では神仏に願い事を聞き届けて貰うお礼として、生き馬を奉納する習慣があります。

とはいえなかなか生きている馬の奉納は誰にでもできることではないので、現在では絵馬のような代替品を納めることがほとんどです。

古代では国家行事などで祈願が行われる際に生き馬が奉納されていました。

能勢妙見山には馬の像が奉納されており、あちこちで目にすることができます。

その数は全部で8体です。

能勢妙見山の神馬にお詣りすると、さらに運気を上げてくれるといわれています。

参拝のときにはぜひ8体全てみつけて願い事を叶えるために運気がアップするよう祈願しておきましょう。

妙見の御神水

能勢妙見山の開運殿横では、御神水を汲むことができます。

また御神水を頂ける浄水堂は約150年前に寄進されたものです。

信徒会館「星嶺」

山門の横に、お寺の施設には見えないガラスでできたモダンな建物が見えます。

これは「星嶺」といって、北極星に代表される妙見大菩薩への祈りの形をデザインした建物です。

さらにお寺の歴史と関わりの深い能勢氏の家紋である「矢筈」のイメージもデザインに取り入れられています。

ぜひ色々な角度から観察してみて下さい。

能勢妙見山のお守り

能勢妙見山では「必勝守」や幸運を呼び込む「金のわらじ守」などが初穂料500円で頂けます。

また妙見山でとれたとちの実で作られたお守り「とちの実守」初穂料500円や、妙見山に咲くお花で作られた「花守」350円も、星の王様のご加護を頂けるお守りとして人気があります。

またお守りや絵馬だけではなく、「開運あめ」初穂料230円などのお土産もそろっています。

能勢妙見山の御朱印

能勢妙見山の御朱印は2種類あります。

「妙法摂州能勢妙見山」の墨書きと、「七鐘廻り」の墨書きの2種類です。それぞれ初穂料は300円です。

また「七鐘廻り」は頂くための条件があります。

能勢妙見山では7つの鐘を祈りを込めながらつくと願い事が叶うといわれています。

この御朱印は七ヶ所全部を回り鐘をつくことでもらえる結縁の証を寺務所に持っていくことで有料ですが御朱印を頂けるようになります。

また毎月15日の縁日には、特別な御朱印が登場します。

通常の御朱印に玄武のスタンプがあしらわれるのです。

四神獣の一柱である玄武は北の方角を守る存在であり、妙見さまをその背にお乗せすることもあり、とても身近な存在です。

御朱印は寺務所で頂くことができます。

能勢妙見山オリジナルデザインの御朱印帳は9種類あります。

金箔押しの矢筈紋(能勢氏の家紋)があしらわれたデザインで、花柄やストライプなどベースの模様や色が異なるバーションがあります。

初穂料は1200円です。

アクセス方法

能勢妙見山は妙見山の山頂近くに鎮座しており、参拝のためにはケーブルやリフトを活用するのが一般的です。

参拝者が急増する初詣機関は交通規制が実施されるため、参拝には注意が必要になります。

もし能勢妙見山でご祈祷を受ける予定がある場合は、送迎車で妙見口駅まで送り迎えしてもらえます。

事前予約が必要ですので、ご祈祷の際にはまず能勢妙見山の寺務所まで電話連絡してみて下さい。

能勢妙見山には参拝者用に山上駐車場が整備されています。

駐車料金は1台につき500円です。

公共交通機関を利用する場合、能勢電鉄「妙見口駅」で下車し、徒歩で「妙見ケーブルのりば」まで移動し妙見の森ケーブル&リフトを利用すれば妙見山山頂に辿り着きます。

まとめ

能勢妙見山についてご紹介しました。

星の王様が降臨した場所だという伝説があり、北極星がもつ開運のご利益を授かることができるパワースポットです。

ぜひ運気アップのためにも参拝してみて下さい。

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