子安阿弥陀寺で安産祈願!光明皇后ゆかりのお寺を徹底解説
「妊娠したから安産祈願にでかけたい」と考える方は多いかと思いますが、どこにでかけたらいいのか悩みますよね。
どうせなら安産祈願に実績のある場所でご祈祷を受けたいものです。
この記事では安産祈願に歴史をもつ子安阿弥陀寺についてご紹介します。
どんな由縁があるのか、どんな安産祈願を受けられるのかくわしくご紹介しますので、参考にどうぞ。
子安阿弥陀寺は子授けと安産祈願のパワースポット
阿弥陀寺(あみだでら)は真言宗のお寺で、739年頃に創建されたと伝わっています。
ご本尊は阿弥陀如来像です。
この阿弥陀如来像には光明皇后にまつわる伝説が残されています。
かつて聖武天皇は出産をひかえた妃の光明皇后の安産祈願をするように行基に勅命を下しました。
行基は滝に打たれる水ごもりを行い、満願成就の日に阿弥陀如来のお姿を目にします。
感動した行基はその姿を仏像として刻み、子安阿弥陀寺に安置したといいます。
以来、安産祈願のお寺として地域に人々からの信仰を集めてきました。
お寺の門の隣に「光明皇后御平産勅願所」と刻まれた石碑が建っているのはこのためです。
また子安阿弥陀寺の本堂裏には「産神権現(うぶがみごんげん)」と呼ばれるお社が鎮座しています。
産神権現を参拝すると安産はもちろん、子授けのご利益が頂けるといわれています。
また境内には子育て地蔵尊が鎮座していますが、「願かけ加持布(かじぬの)」初穂料300円に願い事を書いてお地蔵さまにかけると願い事が叶うといわれています。
子安阿弥陀寺の安産祈願
子安阿弥陀寺での安産祈願は事前予約不要です。
当日に申し込みましょう。
受付は8:30~15:30となっています。
安産祈願の初穂料(安産腹帯受料)は5000円です。
関西の安産祈願の有名どころだと8000~10000円ほどしますので、とても良心的なお値段設定です。
腹帯の他にもお守りと祈祷札を授与していただけます。
そしてこちらの腹帯には、名前と住所や生年月日が記されていますが、これはこのお寺で安産祈願をして無事に生まれてきた赤ちゃんの名前なんです。
先人にあやかろうということで名前が記載されたものが授与されています。
ですから安産祈願を受け、無事に出産したらぜひお礼参りにお出かけ下さい。
お礼参り料は3000円です。
お礼参りの際には腹帯・お守り・祈祷札をまたお持ち下さい。
授乳室や無料の休憩所も完備されていますので、安心してお礼参りができます。
子安阿弥陀寺の御朱印
子安阿弥陀寺には1種類の御朱印があります。
「地蔵尊」の墨書きが入ります。
初穂料は300円で、総合受付で頂くことができます。
子安阿弥陀寺オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
子安阿弥陀寺には参拝者専用の無料駐車場があります。
最寄りのインターチェンジは阪和自動車道「岸和田和泉IC」です。
インターチェンジから子安阿弥陀寺までは約10分です。
夫婦一緒に安産祈願に向かうのであれば、妊婦さんの移動は車の方が安全です。
公共交通機関を利用した場合、泉北高速鉄道「和泉中央駅」で下車します。
さらに路線バスに乗り換え「大野」バス停で下車し徒歩約3分です。
お寺の本堂へ向かう石段や坂道がきついですので、妊婦の方は足下には十分に注意してお出かけ下さい。
まとめ
子安阿弥陀寺についてご紹介しました。
かつて聖武天皇のお后さまである光明皇后の安産祈願を叶えてくれた阿弥陀如来をお祀りするお寺です。
安産祈願はもちろん、子授けにもご利益があります。
本堂はもちろん、本堂裏の産神権現にもお詣りしておきましょう。
ただし段差のある土地のお寺ですので、参拝の際は足下に十分ご注意下さい。
コメントはこちら