信太森葛葉稲荷神社は安倍晴明と縁のある神社!伝説やアクセス方法について

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信太森葛葉稲荷神社は安倍晴明と縁のある神社!伝説やアクセス方法について

映画や小説など、「陰陽師」ブームから一躍脚光を浴びるようになったのが「安倍晴明」です。

実は安倍晴明は京都だけではなく、大阪にも縁のふかい人物なんです。

この記事ではそんな安倍晴明と縁のある信太森葛葉稲荷神社についてご紹介します。

安倍晴明にまつわる伝説から御朱印やアクセス方法までくわしくご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

信太森葛葉稲荷神社は縁結びと子授け祈願のパワースポット

信太森葛葉稲荷神社(しのだのもりくずのはいなりじんじゃ)は正しくは「信太森神社」という名称です。

また「葛葉稲荷神社」とも呼ばれることがあります。

創建は708年頃だと伝わっています。

宇迦御魂神・大己貴命・大宮姫命・素盞男命・猿田彦命・若宮葛ノ葉姫をお祀りしています。

中でも葛ノ葉姫は陰陽師として有名な安倍晴明の母だといわれる存在として知られています。

信太森葛葉稲荷神社のご利益はお祀りする神さまにちなみ、豊饒祈願や商売繁盛、縁結び、子授け、学業向上と多岐にわたります。

中でも安倍晴明の母親をお祀りしているということもあり、縁結びと子授け、そして学業向上に格別のご利益があると人気を集めています。

普段は良縁祈願の女性の姿が目立ちますが、受験シーズンにもなると熱心に祈願する受験生の姿を境内で見かけます。

葛葉姫伝説と信太森葛葉稲荷神社

信太森葛葉稲荷神社は文学作品や歌舞伎の演目でおなじみの『葛の葉物語』の舞台として知られています。

どんな伝説なのかご紹介します。

冤罪により名誉を傷つけられた豪族・安倍保名が信太森葛葉稲荷神社で「名誉挽回」を祈願した帰りに、狩人に追われている白狐を助けます。

このとき、安倍保名は怪我をしてしまいます。

そして怪我をした安倍保名を美しい娘・葛の葉姫が介抱しました。

やがてふたりは夫婦となり、子どもを授かります。

この子どもが昼寝から覚めてみると、なんと母親が狐の姿をしています。

実は葛の葉姫はかつて安倍保名に助けられた白狐だったのです。

子どもに怖がられた葛の葉姫は「母親が恋しければ和泉にある信太の森を訪ねてくるといいでしょう」という意味の和歌を残して消えてしまいます。

やがて子どもは成長し、安倍晴明を名乗るようになり天皇の信任を得て見事に家名回復を果たした、というのが葛の葉姫にまつわる伝説です。

信太森葛葉稲荷神社の見どころ

境内には葛の葉姫伝説にまつわる見どころがたくさんあります。

その見どころをご紹介します。

千枝の楠(ちえのくすのき)

境内には樹齢2000年と推定されているクスノキが鎮座していますが、このクスノキから葛の葉姫が現れたといわれています。

またこのクスノキは根元から二股に分かれているため、寄り添う夫婦のようにも見えることから良縁祈願・夫婦和合のご利益があるといわれています。

このクスノキを抱きしめて祈願すると願いが叶うといわれています。

またこのクスノキは花山天皇から「千枝の楠」という名称を賜っています。

「ちえ=千枝=知恵」ということで、学業向上のご利益もあるといわれています。

合格祈願で訪れた際にはこちらも参拝しておきましょう。

姿見の井戸

葛の葉姫が人間の姿に変化した際に、この井戸水に姿を写してチェックしたと伝わっています。

信太の森へと葛の葉姫が無事に帰り着いたため、交通安全のご利益が頂けるといわれています。

遠い場所へでかけるという人は、この井戸に自分の姿を写しておくと無事に帰還することができるんだとか。

出張や旅行の予定があるという人はぜひ参拝したい井戸です。

子安石

安倍晴明が遙拝したと伝わる石です。

この石を参拝すると子授けのご利益を頂けるといわれています。

信太森葛葉稲荷神社の御朱印

信太森葛葉稲荷神社の御朱印は1種類です。

「信太森神社」の墨書きと、神狐のスタンプがあしらわれます。

初穂料は300円です。

社務所で頂くことができます。

信太森葛葉稲荷神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

信太森葛葉稲荷神社には参拝者用の無料駐車場が境内に約10台分ほどあります。

ただし駐車場までの道がかなり狭いですので、運転に自信がない方は周辺のコインパーキングを利用した方が安全です。

公共交通機関を利用する場合、JR阪和線「北信太駅」下車、徒歩で約5分です。

まとめ

信太森葛葉稲荷神社についてご紹介しました。

陰陽師として有名な安倍晴明の母親といわれる葛の葉姫伝説が残る神社です。

境内には伝説と関連する数々の見どころがあります。

縁結びや子授け祈願はもちろん、伝説について深く知りたいというひともせひお出かけ下さい。

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