磐船神社はご利益のあるパワースポットお守り・御朱印・アクセスについて
日本各地に天の国から神さまが舞い降りたという「天孫降臨の地」があります。
交野市にある磐船神社もそのひとつです。
なぜここが神さまの降り立った聖地だと信仰を集めるようになったかというと、その御神体に答えがあります。
この記事では磐船神社の天孫降臨伝説から、どんなご利益があるのかくわしくご紹介します。
気になるお守りや御朱印、行き方までご紹介しますので参拝の参考にどうぞ。
磐船神社は宇宙のエネルギーを感じるパワースポット
磐船神社(いわふねじんじゃ)は天孫降臨の伝説が残る場所「河内国河上哮ヶ峯」に鎮座する神社です。
御祭神は天孫・饒速日命(にぎはやひのみこと)で、天の磐船に乗ってこの地に舞い降りたといわれています。
磐船神社の御神体はなんと、その天の磐船と呼ばれる巨石になります。
本殿の後ろにそびえる巨石は約12メートルもあり、神々が天の国より地上へと降臨するために使用するのにふさわしい威容をもって鎮座しています。
御神体の下には洞窟が広がっており、古来より修験者が修行に活用したといわれています。
現在では一般の参拝者も岩窟めぐりにチャレンジできます。
岩窟めぐりのみ拝観料500円が必要です。
静かな境内に足を踏み入れ、巨石を見上げれると宇宙のエネルギーを感じることができるパワースポットです。
磐船神社のご利益は子孫繁栄
磐船神社の御祭神である饒速日命は、天の国から地上へと遣わされた神さまです。
そのため地域守護や子孫繁栄のご利益を授かることができます。
また長い道のりを旅して地上へと舞い降りたことから、交通安全や航空安全のご利益を授かることができると信仰を集めています。
天の磐船は空を飛ぶ船、すなわち現代でいうところの飛行機というわけです。
そして地上に降りる際には32名のお供と十種の神宝を携えてきたと伝わっています。
この神宝の力により、病気平癒のご利益を授かることもできるんだとか。
日本という国の始まりに道標を示した神さまをお祀りする神社だけあり、数多くのご利益を授かることができます。
さらに磐船神社の岩窟めぐりを行うと「生まれ変われる」といわれています。
人間は困難を経て成長し、新しい自分に生まれ変わることができるといいます。
過酷な岩窟めぐりをクリアすることによって、新しい自分に生まれ変わりましょう。
岩窟めぐりの注意点
磐船神社に参拝したらぜひともチャレンジした岩窟めぐりですが、いくつか注意点があります。
実はこの岩窟で、過去に死亡事故が起きています。
そのためしばらく拝観が中止されていた時期があります。
事前にしっかり注意点を知っておくことで事故は防げます。
万全な安全対策をもって挑みましょう。
まず岩窟は雨が降った日は足場が悪くなり危険なため、拝観が中止になることがあります。
修行の場として使用された状態をそのまま保存するため、内部は観光用の工事が施されていません。
そのためヒールのある靴などで出かけると雨が降っていなくても滑りやすくて危険です。
運動靴を履くなど足下には十分注意します。
また洞窟内では写真撮影は禁止です。
カメラを構えていると転倒の危険性が増すためです。
そのためカメラだけではなく荷物の洞窟内への持ち込みがNGです。
さらに事故防止の観点から、1人での拝観も原則的には禁止となっています。
岩窟めぐりを行う際にはまず社務所で申し込む必要がありますが、その際に禁止事項についての説明があります。
神職の方のお話はきちんと守って岩窟めぐりにチャレンジしましょう。
磐船神社のお守り
岩窟めぐりを無事に完遂すると磐船神社の護符を頂くことができます。
人生で困難に直面しても、この護符があることで「大変なことを乗り越えるだけのガッツが自分にはあるんだから大丈夫」と勇気を取り戻すことができます。
磐船神社の御朱印
磐船神社の御朱印は一種類です。
「天孫降臨の地」の墨書きが入ります。
初穂料は300円です。
社務所でいただくことができます。
磐船神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
磐船神社の敷地内にある駐車場は数が限られておりなかなか利用できません。
徒歩数分圏内に無料の駐車場が完備されていますので、そちらを利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合、奈良交通バス「北田原」バス停で下車し、徒歩で約10分です。
もしくは京阪バスを利用すると「磐船神社前」バス停で下車するとすぐ目の前に磐船神社がありますが、こちらは便数が少ないため注意が必要です。
まとめ
磐船神社についてご紹介しました。
天の神々を地上にのせてやって来たといわれる巨石「天の磐船」が御神体として鎮座する神社です。
巨石の中は岩窟になっており、かつては修行に使用されていました。
岩窟めぐりはハードですが、無事に完遂できると新しい自分に生まれ変わることができます。
嫌なことがあった人、ミスが続いてなかなかうまくいかないとお悩みの方はぜひとも参拝して頂きたい神社です。
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