普天満山神宮寺の御朱印をご紹介!普天間宮との違いも確認
宜野湾市周辺の初詣といえば、琉球八社の1つ普天満宮が大人気ですがお隣にある普天満山神宮寺も人気があります。
何だか名称が似ている上にお隣同士で立っているお社ですが、何か違いはあるのでしょうか。
この記事では普天満山神宮寺の歴史や御朱印、そして普天満宮との違いについてくわしくご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
普天満山神宮寺は家内安全のご利益を頂けるパワースポット
普天満山神宮寺(ふてんまんざんじんぐうじ)は真言宗京都東寺派のお寺です。
1459年に琉球国王・尚泰久が勅願寺として創建しました。
それ以来、琉球国王が沖縄中部方面の視察を行う場合は必ず普天満山神宮寺に立ち寄りました。
ご本尊は聖観世音菩薩です。
お隣にある普天満宮とともに、沖縄の初詣先として人気の高いお寺です。
また旧暦9月9日に行われる例祭「観音祭」は沖縄の秋の風物詩としても人気があり、地域の人々によって現在でも信仰を集めています。
特に家内安全・健康祈願・交通安全と生活に密着したご利益を頂けるパワースポットとされています。
また厄除け祈願を行うお寺としても知られています。
ご祈祷の他に個人の一年の厄除けと幸運を授けてくれるというお札「星ケン札」初穂料500円や、建物に貼って魔除けにする「風札」初穂料200円もあります。
普天満山神宮寺と普天間宮(普天満宮)の違いについて
普天満山神宮寺の隣の敷地には普天満宮があります。
両社の違いについてですが、普天満山神宮寺は隣にある普天満宮の別当寺です。
別当寺とは神社の管理を行っている寺を指します。
つまり普天満山神宮寺の別当のもとで、普天満宮の宮司が神社の管理・運営にあたっていたのです。
明治時代に断行された神仏別離政策によって別々の組織として分けられましたが、本来は二つで1つの宗教施設でした。
日本ではかつて「日本の神さまは仏が人々を救うために姿を変えて現れた存在」とする思想がありましたが、政治的な意図のもとで「日本の神さまと仏は違う存在」として強制的に分けられたのが明治期になります。
たとえ政治の在り方が変化しても、普天満山神宮寺と普天間宮(普天満宮)の両方が古来より人々の祈りの場として機能してきたことに違いはありません。
御朱印の種類と値段について
普天満山神宮寺では1種類の御朱印を頂くことができます。
納経料は300円で、寺務所で頂くことができます。
隣接する普天満宮は琉球八社の1つであり、琉球八社全ての御朱印を頂くことができると金運がアップするといわれています。
普天満山神宮寺に参拝する場合は、お隣も一緒に参拝して御朱印を頂くと良いでしょう。
普天満山神宮寺オリジナルデザインの御朱印帳は着物をイメージしたデザインで、帯に当たる部分に「神宮寺」と寺名がはいっています。
沖縄らしいというよりは純和風なかわいらしいデザインです。
着物の柄は椿や桜、梅の模様など3種類があります。
初穂料はそれぞれ1500円です。
アクセス方法
普天満山神宮寺には参拝者専用の駐車場があります。
「北中城IC」を降りて普天間三叉路に向けて進み、約5分ほどです。
公共交通機関を利用する場合、那覇バスターミナルから23番線の路線バスにに乗車し、「普天間」バス停で降りてすぐ目の前です。
バスでの移動時間は約40分です。
まとめ
普天満山神宮寺の歴史や御朱印などについてくわしくご紹介しました。
お隣にある琉球八社の1つ普天満山宮の別当寺でもあり、普天満山神宮寺では家内安全や健康祈願のご利益を授かることができます。
厄除けのご利益もありますので、初詣にでかけてみてはいかがでしょうか。
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