護国寺は1,300年代創建の古寺!オリジナルの御朱印帳も!
那覇市にある護国寺は、沖縄でも有数の長い歴史をもつお寺です。
この記事ではそんな護国寺の歴史やご利益、御朱印についてご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
護国寺は沖縄屈指の古寺
護国寺は正式には「波上山三光院護国寺」(はじょうざんさんこういんごこくじ)といいます。
高野山真言宗に属するお寺です。
そのため護国寺では創建当時から国家の安泰を為政者が祈るための「勅願寺」として国家規模での信仰を集めてきました。
開山は1368年ともいわれており、沖縄県内では最も古い寺院といわれています。
ご本尊は聖観世音菩薩で、兵庫県にある月輪寺から寄贈された鎌倉時代の木造です。
その他本堂には、阿弥陀如来や数多くの仏像が安置されています。
また境内にある「ベッテルハイム博士住居記念碑」は、かつてこの地に住んでいたと伝わる宣教師であり医師でもあったベッテルハイム博士に関するものです。
琉球王国を舞台にした小説「テンペスト」をはじめ、いくつかの小説でも登場する実在の人物に関する記念碑です。
護国寺には子供の無事の成長を祈願する習慣がある
国家安泰を祈願する勅願寺でもある護国寺ですが、最近では「子供が病気にかからないように、健康に成長するように祈願するとご利益を授かることができる」と口コミで広がっています。
祈願方法ですが、山門を守護する仁王像前に子供のよだれかけを奉納すると願いが叶うといわれているんだとか。
お寺の方に話を伺ったところ、「いつの間にか口コミで広がった習慣」なんだとか。
祈願の際にはよだれかけに子供の名前を書いておくと、よりご加護を頂きやすくなるそうです。
仁王像のように屈強な体に育って欲しいという人々の祈りが形になった習慣なのでしょうか。
御朱印の種類と値段について
護国寺で頂ける御朱印は1種類で、「南無聖観音」の墨書きと朱印が入ります。
納経料は300円で、寺務所で頂くことができます。
護国寺オリジナルデザインの御朱印帳は阿吽のシーサーがあしらわれたデザインで、紺色と朱色の2種類があります。
各色、初穂料1000円です。
護国寺へのアクセス方法
護国寺には参拝者用の駐車場がありますので、車で参拝した場合はこちらの駐車場をご利用下さい。
那覇空港からは車で約15分です。
国道58号線を名護方面に向けすすみ、波之上宮方面に向かうとたどりつきます。
公共交通機関を利用する場合、ゆいレールだと「旭橋駅」下車、徒歩で約15分です。
路線バスを利用する場合は「上之蔵」あるいは「西武門」で下車、徒歩で約5分です。
まとめ
護国寺の歴史とオリジナルの御朱印帳についてご紹介しました。
護国寺は沖縄でも屈指の古寺で、14世紀頃に創建されたお寺です。
国家安泰を歴代国王が祈願してきた勅願寺であり、地域の人々が様々な祈りを捧げてきた場所でもあります。
現在でも真言宗のお寺としてさまざまな法事が執り行われていますので、地域の人々の祈りを妨げないようにして参拝しましょう。
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