菅大臣神社は菅原道真の邸宅跡!アクセスや御朱印についてご紹介
日本全国あちこちに天神さまをお祀りする社がありますが、中でも京都には菅原道真公が住み、学問に励んでいたとされる出生の地に創建された菅大臣神社があります。
アクセス方法や御朱印があるかどうか気になりますよね。
この記事では菅大臣神社の見どころや御朱印についてくわしくご紹介します。
天神さま巡りを考えている方、必見です。
菅大臣神社は菅原道真公の邸宅跡に鎮座するパワースポット
菅大臣神社は菅原道真公をお祀りする神社で、和歌に詠まれている飛び梅のある地として知られています。
そして菅原道真公の京の邸宅があったとされています。
またこの地に菅原道真が勉学に励んだ学問所があったということから、学問に関わる諸祈願の中でも特に「合格祈願」にご利益を授かることができるパワースポットとして知られています。
受験の際にどの天神さまにお参りしようか悩んでいる場合は、菅大臣神社が最適です。
また学問の神さまは全国各地で人気があり、京都だけではなく日本全国に天満宮は点在しています。
その中でも特に菅原道真公にゆかりのある天満宮二十五社すべてを参拝する事を「菅公聖蹟二十五拝」(かんこうせいせきにじゅうごはい)と呼びます。
菅大臣神社はその三番目にあたります。興味のある方はぜひ、チャレンジしてみて下さい。
菅大臣神社で開催される催しをご紹介!月釜の穴場とは?
菅大臣神社の催し物といえば、5月第二日曜日に行われる例祭があります。
前日には宵宮として献茶式・観音供養が行われます。
例祭当日は狂言が行われます。
また不定期ですが、菅大臣神社の社務所では月釜も開催されています。
月釜とは簡単に言うと「お茶会」で、市民の交流を目的に気軽に参加できるものから各流派の交流会として開催されるもの、発表会のように改まって行われるものなど様々です。
京都や金沢など、茶道の伝統が今も根付いている地域では頻繁に行われている催し物です。
菅大臣神社の月釜は基本的には25日前後の日曜日に行われますが、月によって開催日はバラバラなので直接菅大臣神社に問い合わせて日程を確認しておいた方がいいです。
会費は700円ほどで、初心者でも気軽に参加できるのが魅力です。
御朱印について
菅大臣神社の御朱印は2種類あります。
一つは通常の御朱印で、年間を通じて頂けます。
初穂料は300円です。
もう一つは「京洛八社集印めぐり」の御朱印です。
京洛八社集印めぐりはまず最初のお社で専用台紙と御朱印1つ分あわせて初穂料500円を納めます。
それ以降は各地で300円を納めてめぐります。
参加する神社は菅大臣神社の他に下御霊神社・白峯神社・菅原院天満宮神社・文子天満宮・水火天満宮・護王神社・御霊神社の計八社です。
すべての御朱印を集めると、毎年先着400名に限り記念品が授与されます。
また集めた御朱印は1年の無事を授かることができる強力なお守りになります。
ほとんどの参加神社が同じエリアに密集しているので1日で全て廻ることも可能です。
菅大臣神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
菅大臣神社には参拝者専用の駐車場はありません。
公共交通機関を利用する場合、市バスでは「西洞院仏光寺」で下車し徒歩4分です。
地下鉄を利用すると「四条烏丸」下車で徒歩5分です。
周辺には錦市場や京都でも有名な飲食店がひしめく商業エリアでもありますので、参拝の後は徒歩で周辺を散策するのもおすすめです。
古く見える建物でも、営業しているのは新進気鋭のアパレルや雑貨店、飲食店であったりと、古さと新しさが同居した京都らしさを堪能することができます。
まとめ
菅大臣神社についてご紹介しました。
京都だけでも北野天満宮や菅原院天満宮など菅原道真公ゆかりの神社がたくさんありますが、それぞれに特色があるため天満宮めぐりも楽しいものです。
特に菅大臣神社は菅原道真公が学問に励んだ邸宅跡でもあります。
天神さまの軌跡をたどるのであれば見逃せないスポットです。
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