口永良部島の噴火は川内原発再稼働に影響なし!?東大地震研究所教授や九電広報担当者の見解は本当に正しいのか。
鹿児島県にある口永良部島で爆発的噴火が起きました。気になることは沢山あるのですが、その1つとして口永良部島の噴火が鹿児島県内にある川内原発に影響を与えるのかどうかということも非常に気になります。
関連記事:桜島の噴火警戒レベル4の状況を受け「鹿児島県 川内原発再稼動が原因では」とのネットの声も。
東大地震研究所の教授や九州電力の広報担当者は口永良部島噴火が川内原発再稼働には全く影響がないとの見解を示していますが、我々TRAVELERSでは全く影響がないわけないと考えています。以下で詳しくご説明します。
口永良部島での爆発的噴火は、気象庁によると噴火警戒レベル5のマックスです。非常に危険な状況なのです。ただ、口永良部島の爆発的噴火が鹿児島市内に大きな影響があるかという点においては、「火山灰が多い」という程度で人命に関わるような影響はないようです。
ただ、非常に気になるのが川内原発再稼働が2015年5月27日に決定したこと。一昨日の出来事なのです。再稼働が決定した2日後である今日に口永良部島が噴火しているのですから、ネットでは「口永良部島が噴火したということは、川内原発を再稼働してはいけないという神様のお告げなんだ」という意見もあるようです。
専門家の意見によると
ただ、専門家の意見によると、口永良部島の爆発的噴火は川内原発再稼働の判断には全く影響がないという見解を示しているようです。その専門家とは東大地震研究所教授の中田節也氏。あとは、九州電力の広報担当者も同様です。
冒頭申し上げましたが、TRAVELERSでは口永良部島の爆発的噴火は日本の活火山帯が活発になってきていることの証拠だと捉えており、川内原発の再稼働に影響があるものと推察します。
口永良部島と桜島は同じ火山帯
理由は口永良部島と桜島は同じ火山帯だからです。その名称は霧島火山帯です。桜島が仮に噴火したり、火山帯の影響で地震が発生した場合、東日本大震災の二の舞いになる可能性も考えられます。
安倍政権は川内原発の再稼働を推進しているという意見もありますし、再稼働はすでに2日前に決定しています。おそらく再稼働はするでしょうが、かりに川内原発に津波が押し寄せるような事態になれば、南九州の農作物が風評被害に合う可能性もあるかもしれません。
編集長 古賀 道昭 (こが・みちあき)
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風評被害にあうかもではなく、東北の野菜等はほんとうに汚染されているので、風評ではない。ほんとうの汚染である。鹿児島でもしも、津波がおこり、原発事故が起きて放射能が出たら風評被害にあうという言い方はおかしい。