桜島の噴火警戒レベル4の状況を受け「鹿児島県 川内原発再稼動が原因では」とのネットの声も。
桜島の噴火警戒レベルが4となりました。最近、日本各地の火山活動が活発化していますが、桜島もそのような状況になってきつつあるかもしれないです。桜島周辺にお住まいの鹿児島市の方は非常に心配だと思います。
関連記事:桜島と川内原発の位置は微妙に遠い!距離50kmだと影響はないのか?火山灰がふり降り積もった場合の影響も・・・
そんな桜島に関してネットでは色々な声もあがっています。以下で詳しくお伝えします。
桜島の噴火警戒レベルが4となりましたが、このレベル4とはそもそもどのような段階なのでしょうか。
噴火警戒レベル4とは「避難準備」という段階で、レベル3の入山規制の次のレベルです。ちなみにレベル5は「避難」です。噴火警戒レベル4は避難をする前段階ですので、非常に避難が切迫しつつある段階であることがわかります。
指宿温泉などの鹿児島の観光地へ旅行を検討されている方は、誠に心苦しいですが身の安全のためにやめておいた方が無難かもしれません(観光業に携わる方申し訳ありません)。
溶岩量が凄まじい
2013年に発表された情報によると、2020年までに大正噴火以前のレベルにまで溶岩量が回復するようです。
この大正噴火は1ヶ月にもおよぶ噴火により大量の溶岩が流出した影響で海峡で隔てられた桜島と大隅半島が陸続きになるほどでした。その量は凄まじく、32億トンで東京ドーム1,600個もの量になったようです。その時と同じだけの溶岩量が2020年までに回復するということです。大正噴火では2,000以上の焼失家屋もあったようですので、非常に心配ですね・・・。
ネットでは
つい最近ですが、鹿児島の川内原子力発電所が再稼働しました。余談ですが、私は株式投資をしているので川内原子力発電所を運営している九州電力の株価などもチェックしていましたが、川内原子力発電所再稼働決定後に株価が5%ほど値下がりしていました。
そんな川内原子力発電所から桜島までの距離は52kmです。そのため、大きな影響はないかもしれませんが、もしどうしようもない噴火が起きてしまった場合、完全に安全と言い切れるでしょうか?
そのようなことからネットでは以下のようなコメントも見受けられました。
桜島の噴火警報レベル4に… 川内原発再稼動に桜島が怒っているような気がする 自然を侮るなかれ #桜島
— 有泉慶美☆ありいずみよしみ (@tonton731) 2015, 8月 15
桜島大噴火への備えはゼロ。 九州電力「仮に噴火したとしても、影響はないと考えていて、特別な態勢などは取ってはいない」 原子力規制委員会「噴火しても影響はない」 |8/15NHK:再稼働の川内原発「噴火しても影響ない」 http://t.co/znj5X4iSO3
— perspective (@prspctv) 2015, 8月 15
TRAVELERSは旅をテーマにしたサイトです。桜島噴火で仮に川内原子力発電所に何かあったら、九州への旅行客なども減ってしまうかもしれません。原子力発電所が日本経済に必要な理由はありますが、一方で太陽光発電だけで電力量をまかなえるということも言われています。
今後の桜島の噴火警戒レベルに注視していきたいと思います。
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