延命山日限地蔵院にお参りしよう!天満橋駅からすぐ!
天満橋駅のすぐ近くに、日限地蔵が鎮座するちょっと変わったお寺があります。
条件付きではあるものの、願い事を叶えてくれると密かに評判を集めているパワースポットです。
いったいどんな場所か気になりますよね。
この記事ではそんな延命山日限地蔵院についてご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
延命山日限地蔵院は天満橋のすぐ近く
延命山日限地蔵院(ひぎりじそういん)は真言宗国分寺派のお寺です。
外見はまるでふつうの民家のようですが、建物の外に日限地蔵が鎮座しています。
毛糸で編まれた帽子とケープをまとったかわいらしい外見のお地蔵さまです。
お地蔵さまの隣に佇むのは身代不動明王です。
身代不動明王とは、参拝者に変わって災厄をその身に受けて下さる不動明王を指します。
病気の人や厄年の人、旅行などで遠方に出かける人が道中の無事を願って参拝する事が多い神さまです。
またおみくじの自動販売機もおいてあります。
8月23日・24日はご本尊の縁日にあたり、毎年多くの人々が参拝に訪れます。
日限地蔵への願掛け方法
日限地蔵とは「日にちを限定して願いを叶えてくれるお地蔵さま」です。
なぜそんなお地蔵さまが現れたのかというと、次のような伝承が残されているためです。
『戦国時代の武将・蘆名盛氏はある晩、不思議な夢を見ます。
翌朝、夢の通りに黒川城のお堀の中から3体の地蔵菩薩像がみつかりました。
見つかった地蔵菩薩像は西光寺(会津若松市)に祀られ、広く信仰を集めます。
そのため松秀寺(東京都港区)をはじめ、全国に日限地蔵の信仰が広まっていったのです。』
もともとお地蔵さまは大地のように全ての生き物を慈悲の心で救ってくれる存在として広く信仰を集めてきた存在です。
28種類ものご利益を授けてくれるかなり太っ腹な仏さまです。
また子どもを見守る仏さまとしても知られており、道祖神として街道脇にお地蔵さまをお祀りする祠があるのをよく見かけます。
その一方で地獄で死者を裁く裁判官である閻魔大王の化身でもあり、何でも無条件で手をさしのべるのではなくある程度分別のある人へと救済をもたらしてくれます。
日限地蔵の場合は、「日にちを限ったお願い事」という制限の中で願い事を叶えてくれます。
願い事が叶ったら、日限地蔵によだれかけを奉納しましょう。
しっかりとお礼の参拝を欠かさないことが願掛けには重要なことになります。
きちんとお地蔵さまに礼を尽くしましょう。
延命山日限地蔵院で御朱印は頂ける?
延命山日限地蔵院では御朱印を頂くことはできません。
また日限地蔵院オリジナルデザインの御朱印帳もありません。
アクセス方法
延命山日限地蔵院には参拝者専用の駐車場がありません。
車で参拝する場合は周辺のコインパーキングを利用しましょう。
一見すると住宅のように見える場所なので、車よりも公共交通機関を利用した法が参拝しやすいです。
駐車場のように見える屋根の下に日限地蔵と身代不動明王が安置されていますので、その姿を目印に探すと良いでしょう。
建物にも大きく「大阪市中央区釣鐘町2丁目」の札が掲げられていますので、番地を確認すると見落としがありません。
公共交通機関を利用する場合、京阪中之島線もしくは京阪本線、あるいは市営地下鉄谷町線「天満橋駅」で下車、徒歩で約5分です。
市営地下鉄堺筋線だと「北浜駅」下車、徒歩で約8分です。
バスを利用すると、105系統「内平野町」バス停下車、徒歩で約3分です。
まとめ
延命山日限地蔵院についてご紹介しました。
天満橋から歩いてすぐの位置にありますので、お買い物のついでなどに立ち寄ることができるパワースポットです。
安置されている日限地蔵は条件はあるものの、願いを叶えてくれるお地蔵さまです。
どんなことをお願いするのか、しっかり心に決めてから参拝しましょう。
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