法楽寺は別名「田辺のお不動さん」!厄払いのご利益や御朱印の種類・値段について

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法楽寺は別名「田辺のお不動さん」!厄払いのご利益や御朱印の種類・値段について

大阪市東住吉区に鎮座する法楽寺は「田辺のお不動さん」の名称で古来より地域の人々の信仰を集めてきたお寺です。

いったいどんなご利益を頂けるのか気になりますよね。

この記事ではそんな法楽寺のご利益や歴史についてご紹介します。

御朱印についてもお伝えしますので、参拝の参考にどうぞ。

法楽寺の歴史

法楽寺は真言宗泉涌寺派のお寺です。

山号は紫金山で、正式には「小松院法楽寺」といいます。

創建は1178年、平重盛によるものと伝わっています。

平重盛は「小松内府」と呼ばれることもあったことから、法楽寺の院号も「小松院」となりました。

平家だけではなく、平治の乱で命を落とした源氏側の武士の菩提も弔うために創建されたと伝わっています。

1571年には織田信長の進軍によって荒廃してしまいますが、1711年に再建され現在にいたります。

慈雲尊者が初めて住職を務めたお寺としても知られています。

ご本尊は大日大聖不動明王立像です。

「田辺(たなべ)のお不動さん」として信仰を集めています。

三重塔には金剛界大日如来が安置されています。

脇侍は不動明王と愛染明王です。

三重塔に安置されている大日如来は普段は目にすることはできませんが、縁日である28日には開帳されるとあって、この日には多くの参拝者で賑わいます。

特に1月28日 の縁日は「たなべ不動尊大祭」と呼ばれており、格別のご利益を授かることができるといわれています。

また境内には四国八十八ヶ所霊場のご本尊の姿が刻まれた石壁があります。

霊場巡りが法楽寺1ヶ所でできますので、参拝の際にはこちらもお詣りしておきましょう。

その他にも法楽寺には国宝・青不動の原画となった「絹本著色不動明王二童子像」が保管されています。

「絹本著色不動明王二童子像」は国の重要文化財にも指定されており、平安時代の美術作品を代表する完成度と評価されています。

法楽寺は厄払いのご利益がある

法楽寺に安置されている大日大聖不動明王立像は厄を祓う力をもつことで知られています。

そのため法楽寺は厄払い祈願のパワースポットといえます。

厄払いだけではなく、敷地内には水掛不動尊が安置されています。

水掛不動尊は不動明王像に願い事を祈りながら水をかけると、その願いを叶えてくれるとされています。

法楽寺の水掛不動尊は就活成功祈願など、人生を切り開く願い事を叶えてくれると評判を集めています。

また境内には推定樹齢800年を数える楠が生えています。

大阪市内では住吉大社に生えている楠の次に寿命の長いご神木です。

癒やしの力を授けてくれるといわれており、法楽寺に参拝した折には立ち寄っておきたいパワースポットです。

法楽寺の御朱印

法楽寺は複数の札所を兼ねていますが、御朱印の墨書きは1種類になります。

「大聖不動明王」の墨書きが入ります。

法楽寺は摂津国八十八ヶ所霊場第40番札所、近畿三十六不動尊霊場第3番札所、大阪十三佛霊場会第1番札所、役行者霊蹟札所でもあります。

御朱印の初穂料は300円です。

本堂の横にある納経所で御朱印を頂くことができます。

法楽寺オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

法楽寺は山門前に普通乗用車4~5台分なら駐車できるスペースがあります。

平日は満車になることは殆どありませんが、毎月28日の縁日には混雑する場合があります。

車で参拝する場合は、周辺の有料駐車場を利用しましょう。

公共交通機関を利用した場合、JR阪和線「南田辺駅」で下車、徒歩で約5分です。

大阪メトロ谷町線を利用した場合、「田辺駅」で下車し徒歩で約10分です。

まとめ

法楽寺についてご紹介しました。

「田辺のお不動さん」と呼ばれ、厄払いのご利益や所願成就祈願に地域の人々が崇拝してきたお寺です。

敷地内に生えているご神木は現在でも癒やしの力を届けてくれます。

ぜひ一度参拝してみて下さい。

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