茨木神社で安産祈願や厄払い!御朱印もご紹介

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茨木神社で安産祈願や厄払い!御朱印もご紹介

時代の移り変わりと政治家の変化によって、宗教は大きな影響を受けてきました。

神社も例外ではありません。

支配者の考えによって厚遇される一方、破壊の危機にさらされることもあります。

大阪府茨木市に鎮座する茨木神社もそんな歴史を歩んできた神社の1つです。

様々な困難に直面しても神さまのご加護により現在まで存続し、安産祈願や厄払いといったご利益を授けてくれています。

この記事ではそんな茨木神社の歴史やご利益、御朱印についてご紹介します。

茨木神社の歴史

茨木神社(いばらきじんじゃ)は807年に創建されたと伝わっています。

征夷大将軍として蝦夷討伐を成し遂げた坂上田村麻呂が荊切の里を開墾した際に、地域の氏神としてお社を創建したことがそのはじまりだとされています。

創建当時は天石門別神社と呼ばれていました。

元々は現在の茨木市宮元町あたりに鎮座していましたが、茨木城を楠木正成が築城した際に現在地へと遷座させられました。

その後、戦国時代になると織田信長によって神社仏閣の破壊が命じられます。

ただし例外として天照大御神・春日大神・八幡大神・素盞嗚大神をお祀りする神社だけは除くこととされたため、素盞嗚大神をお祀りする茨木神社を創建し、奥宮としてもともとの天石門別神社を守りました。

1622年には実際に素盞嗚大神をお祀りする社殿をつくり本殿としています。

本殿にお祀りするのは素戔嗚命(牛頭天王)ですが、天児屋根命・誉田別命も一緒にお祀りしています。

素盞嗚大神は織田信長の産土神だったため、さすがに破壊を命じることはできなかったといわれています。

このような経緯から明治期になると茨木神社とは別に天石門別神社にも郷社としての格がつけられ、郷社がひとつの境内に二社あるという珍しい状況になりました。

その他にも境内には皇大神社や恵比寿神社、多賀宮など数多くの境内社が鎮座しています。

普段は地元の人が散歩に立ち寄るような地域密着型の神社ですが、初詣や十日戎の期間は多くの参拝客でにぎわいます。

茨木神社は厄除けや安産祈願のご利益が頂けるパワースポット

茨木神社の本殿にお祀りする素戔嗚命は八岐大蛇退治など、数々の武勇伝説をもつ神さまです。

化け物退治は災難除けに通じるため、厄除けのご利益を頂ける神さまとして知られています。

その他にも茨木神社は安産祈願や家内安全、お宮参りのパワースポットとして知られています。

ご御祭神の一柱である誉田別命は八幡大神としても知られる神さまで、子授け・安産のご利益を授けて頂ける神さまとして日本全国で信仰を集めています。

祈祷を受ける際は予約はいりません。

当日に神社社務所で申し込みます。

ご祈祷の受付時間は9:00~16:00です。

本殿にお祀りする天児屋根命は祝詞の神さまとして古事記で活躍した神さまです。

ご祈祷そのものを守護する神さまがいらっしゃる茨木神社でご祈祷を受けられるのは心強いですよね。

茨木神社の御朱印

茨木神社の御朱印は1種類です。

社名の墨書きと朱印が入ったシンプルなデザインの御朱印です。

初穂料は300円です。

御朱印は授与所で頂けます。

受付時間は9:00~16:00です。

茨木神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

茨木神社には参拝者専用の駐車場があります。

ただし大安や戌の日には参拝者が多くなり、駐車場が満車になる場合があるので参拝日には注意が必要です。

公共交通機関を利用する場合、阪急電鉄「茨木市駅」から徒歩で約10分です。

JR東海道本線だと「茨木駅」で下車、徒歩で約15分です。

まとめ

茨木神社についてご紹介しました。地元の人々に愛されてきた氏神さまで、現在でも厄除け祈願や安産祈願に多くの人々が訪れています。

近世における宗教の変遷について知ることができる神社でもあります。

参拝した際は本殿だけではなく奥宮にも足を運んでみて下さい。

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