だんじり祭りで有名な岸城神社は恋愛のパワースポット~御朱印・厄払い・えべっさんについて
岸和田といえばだんじり祭が有名ですが、その発祥のお宮となったのが岸城神社です。
岸城神社は恋愛に関するパワースポットとしても有名ですが、いったいどんな神社なのか気になりますよね。
この記事では、岸城神社のご利益から御朱印、厄払いなどについてくわしくご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
岸城神社は縁結びのパワースポット
岸城神社(きしきじんじゃ)は天照皇大神、素盞嗚尊、品陀別命(ほんだわけのみこと)をお祀りする神社です。
1362年に御祭神の一柱である素戔嗚尊を京都の八坂神社から勧請し創建されました。
その後1598年には岸和田城を築いた小出秀政によって城内に遷座され、城の鎮護社として熱心に信仰を受けました。
現在は岸和田城の濠を挟んでむかいがわに岸城神社が鎮座しています。
9月14~15日の例大祭にあわせて行われるだんじり祭りで有名です。
だんじり祭は別名「喧嘩祭り」とも呼ばれるほど勇壮な祭りで知られていますが、当初は獅子舞や相撲の奉納などが行われていました。
その後、大阪の祭礼の影響を受け地車の引きまわしが加わるようになり、独特のスタイルが整いました。
だんじり祭りは岸城神社の他にも岸和田天神宮と弥栄神社の3社同時に行われています。
地域の氏神として崇拝を集めてきた岸城神社ですが、鎮護する岸和田城が別名・千亀利城(ちきりじょう)と呼ばれたことから「ちぎりの城の護り=縁をとりもつ神社」として、縁結びのご利益が頂けることでも人気を集めるようになりました。
またお祀りする素戔嗚尊から厄払いのご利益がある神社としても信仰されています。
ちぎりの糸で縁をつなごう
岸城神社で授与している「ちぎりの糸」初穂料500円は紅白の2色が1セットになっています。
赤い糸は男性が、白い糸は女性がそれぞれ自分の衣服に縫いとめておくことでお互いの縁が深まるといわれています。
まだ相手がいない人の場合は、境内にある「ちぎりの糸納所」に糸を結んでおくと良縁が舞い込むといわれています。
ちぎりの糸納所に結んだ糸でご縁がつながったら、今度は「契り御守」初穂料300円を授与して頂きましょう。
契り御守は永遠の絆を誓うためのお守りで、男性は赤色を女性は白色をそれぞれ持つことで縁を深めることができます。
岸城神社では結婚式を挙げることもできますので、無事に縁をつないでいただいたことを神さまにご報告しましょう。
岸城神社とえべっさん
毎年1月9~11日には岸城神社で十日戎大祭が執り行われます。
岸城神社の十日戎は屋台も建ち並び、商売繁盛のご利益を求めて多くの参拝客で賑わいます。
期間中は福娘もお目見えし、8:30~22:00までの時間で吉兆の授与が行われます。
さらに吉兆の購入者を対象とした福引きが行われることでも有名です。
先着順ではありますが福餅の配布も行われるなど、大人も子どもも楽しめるイベントが盛りだくさんです。
岸城神社の御朱印
岸城神社の御朱印は1種類です。
鳥居とだんじり祭、岸和田城のスタンプがあしらわれます。初穂料は300円で、社務所で頂くことができます。
受付時間は9:00~16:00ですが、12:00~13:00の間はお昼休憩になりますので避けた方がいいでしょう。
岸城神社オリジナルデザインの御朱印帳は、紺色をベースに社紋やだんじり祭、鳥居、岸和田城があしらわれています。
初穂料1500円で、御朱印代を含みます。
アクセス方法
岸城神社には参拝者用の駐車場が約10台分あります。
1時間の利用までは無料ですが、それ以上の利用になると駐車料金が発生します。
阪神高速岸和田南からは車で約5分です。
初詣や十日戎、だんじり祭りのときには駐車場は利用できなくなりますので公共交通機関を利用するか周辺のコインパーキングを利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合、南海本線「蛸地蔵駅」下車で徒歩約5分です。
また南海本線「岸和田駅」下車だと徒歩で約14分です。
まとめ
岸城神社についてご紹介しました。
岸城神社の御朱印帳に描かれているように、だんじり祭や岸和田城など見どころがたくさんある神社です。
また縁結びや夫婦和合など、恋愛に関するパワースポットでもあります。
相手がいる人もまだいない人も、ぜひ縁をつなぎにお出かけ下さい。
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