成田山不動尊は厄払いのご利益があり節分で有名なパワースポット！御朱印やお守りもご紹介

歌舞伎屋の屋号としても、初詣先としても人気が高いのが千葉県に鎮座する成田山新勝寺です。

しかし千葉まで出向かなくても、大阪で成田山を参拝できることをご存じでしたか。

実は寝屋川市内に成田山不動尊と呼ばれている成田山新勝寺の別院、大阪別院明王院があります。

この記事では厄払い祈願で有名な成田山不動尊についてくわしくご紹介します。

御朱印やお守りなど、節分以外にも見逃せない情報をたっぷりお伝えします。

成田山大阪別院明王院は厄払いのパワースポット

大阪別院明王院は通称｢成田山不動尊｣と呼ばれる真言宗のお寺です。

ご本尊は不動明王です。

関西で唯一の成田山新勝寺の別院でもあります。

1934年に千葉に鎮座する成田山新勝寺の不動尊を勧請して誕生しました。

大阪別院明王院が鎮座する一帯は大阪の鬼門に相当するため、大阪全体を守護するお寺ともいえます。

関西にいる信徒の熱望により創建された大阪別院明王院は、創建以来多くの参拝者で賑わっています。

そもそも成田山新勝寺のご本尊は空海の手により開眼されたものが関東まで移動したものです。

その後、無事に｢平将門の乱｣を平定した功績により成田山新勝寺が創建されることとなりました。

そのため関西に住む人々にとって、成田不動尊はとても身近に感じられる存在であり、長年別院の勧請を願っていたのです。

大阪別院明王院のご本尊は成田山不動尊を勧請したため、ご利益は同じ厄払いと交通安全祈願です。

交通安全祈願は年間約20万台ものご祈祷を執り行っており、その規模は日本一です。

成田山大阪別院明王院に参拝するなら節分も見逃せない

大阪別院明王院の節分祭は毎年、その年に放送されているNHK連続テレビ小説に出演している俳優や女優が豆をまくことで有名です。

また豆まきの方法も独特で、｢福は内｣のみを連呼します。

これは成田山に鎮座する不動明王の慈悲は深く、鬼でさえ救うために鬼は出ないためだとされています。

芸能人以外にも交通関係の人たちや関西の政治家・経済家も豆まきに参加して交通安全祈願や開運を祈願します。

さらに一般の人でも豆まき役として参加できます。

有名人が登場する豆まきとは異なる時間帯ですが、裃を身にまとい古式ゆかしい様式で行う｢追儺豆まき式｣です。

初穂料は50000円ほどかかりますが、本堂での護摩供法要に参加できるほか、開運厄除け祈願も行います。

福守などの授与品もあり、参加資格も特にありません。

｢一度でいいから大舞台で何かやってみたい｣という方におすすめです。

大阪別院明王院の節分祭は毎年かなりの人出ですが、その分ご利益も絶大だと人気を集めています。

ぜひ一度、参加してみて下さい。

成田山大阪別院明王院のお守り

大阪別院明王院で手に入るお守りの中で最もおすすめなのが江戸時代から霊験あらたかだと人気を集めている｢身代御守｣です。

種類がいくつかあり、成田山新勝寺と同じ紙に包まれた木札タイプだと初穂料500円、布袋に入ったものだと初穂料800円です。

またキティちゃんの絵柄やリラックマのデザインされた身代わりお守りもあります。

こちらは初穂料800円です。

その他にも、交通安全祈願で有名な大阪別院明王院には種類豊富に交通安全のお守りがそろっています。

キーホルダータイプのお守りや二輪車用のお守り、ナンバープレートお守りなどがあり、それぞれ初穂料800円です。

成田山大阪別院明王院の御朱印

大阪別院明王院では1種類の御朱印を頂くことができます。

総合受付で頂くことができ、初穂料は300円です。

大阪別院明王院オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありませんが、成田山新勝寺にはオリジナルの御朱印帳が存在します。

本堂がデザインされたもので、色違いで紺・赤・ピンクの3種類があります。

初穂料は2000円です。｢両方参拝する予定｣という方はぜひ、成田山新勝寺の御朱印帳を手に入れて両方の御朱印を頂きましょう。

成田山新勝寺の御朱印は種類が豊富なことでも有名です。

アクセス方法

大阪別院明王院には参拝者用の無料駐車場が約300台分あります。

車で参拝する場合、最寄りのインターチェンジは第二京阪道路の｢寝屋川北IC｣もしくは｢寝屋川南IC｣です。

インターチェンジを降りてから約15分ほどで到着します。

公共交通機関を利用する場合、電車だと京阪本線｢香里園駅｣下車、徒歩で約15分です。

バスの場合、京阪バス｢成田山不動尊前｣下車ですぐ目の前です。

まとめ

大阪別院明王院についてくわしくご紹介しました。

厄払いや交通安全祈願で知られる成田山新勝寺と同じご本尊を、関西にいながらにして参拝できます。

また毎年多くの人出で賑わう節分祭には、豆まき役として参加することもできます。

｢いつも誰かになにかして貰ってばかりで、たまには自分でも他の人の為になることをしてみたい｣という方はぜひ、福をみなさんに届ける役にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。