三島神社のご利益とは?御朱印や薫蓋樟について解説
大阪府門真市に鎮座する三島神社は、市のイメージにも大きな影響を与えた神社です。
いったいどんな神社なのか気になりますよね。
この記事では三島神社のご利益や、有名な「薫蓋樟」についてくわしくご紹介します。
御朱印やアクセス方法についてもご紹介しますので、参拝の参考にどうぞ。
三島神社は縁結びのご利益が頂けるパワースポット
三島神社(みつしまじんじゃ)三島神社はかつて「山王権現」と呼ばれていましたが、明治期の神仏分離令によって現在の名称に改められました。
創建の時期ははっきりとは分かっていません。
山王権現とはそもそも比叡山の山岳信仰や天台宗が融合してできた、日本古来の神さまと仏教が混ざり合って生まれた神さまの名称です。
総本社は滋賀県に鎮座する日吉大社です。
三島神社もこの日吉大社から勧請して創建されたといわれています。
現在の三島神社の御祭神は天照大神・素戔嗚尊・大巳貴命(おおなむちのみこと)の三柱です。
日本の始まりを作った神さまとし、古事記や日本書紀でお馴染みの神さまです。
三島神社では御祭神にちなみ厄払い、縁結び、開運のご利益を授かることができます。
大巳貴命は出雲大社に祀られている神さまとして最も知られています。
男女の縁だけではなく、人と人との縁、チャンスなどあらゆる種類の縁を繋いでくれる神さまです。
素戔嗚尊は天照大神の弟神で、武神として知られ数々の化け物退治の伝説をもつ神さまです。
その武勇にちなみ、厄除けのご利益を授けてくれる神さまとして広く知られています。
こういった生活全般に根ざした神さまのいらっしゃる三島神社は地域の人々の生活に寄り添う神社として、現在でも信仰を集めています。
三島神社の薫蓋樟で癒やされる
三島神社の境内にそびえる巨大な楠(くすのき)は薫蓋樟(くんがいしょう)と呼ばれ、国の天然記念物に指定されています。
その樹齢は推定なんと1000年といわれています。
幹の周りは12.5mもあるため、ひとりで樹を抱きしめることはできません。
大阪で最も大きな木だといわれています。
拝殿の横に佇む薫蓋樟はその梢で神社全体を守っているようにも見えます。
その他にも境内には楠がはえていますが、薫蓋樟と見比べてみると「これが同じ種類の樹なのか」とビックリしてしまいます。
三島神社のみならず門真市を象徴する存在であり、市のシンボルツリー「楠」はこの薫蓋樟からきています。
薫蓋樟からはどっしりとしながら安らかな、男性的なエネルギーを受け取ることができます。
誰かに慰めて欲しいとき、傷ついたときに訪れたい癒やしのパワースポットです。
三島神社の御朱印
三島神社で頂ける御朱印は1種類です。
社名とともにグリーンの「薫蓋樟」のスタンプがあしらわれています。
初穂料300円で、社務所で頂けます。
三島神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
三島神社には参拝者用の駐車場が数台分ですがあります。
ただしあまり広くはないので、車でお出かけの場合は周囲のコインパーキングを利用する事態も想定しておいたほうがいいでしょう。
そこまで参拝者が多い神社ではありませんが、お宮参りや初詣でなどで訪れる人は多いのでタイミング次第では神社の駐車場は利用できません。
公共交通機関を利用する場合、電車だと大阪市営地下鉄鶴見緑地線「門真南駅」で下車、徒歩約15分です。
まとめ
三島神社についてご紹介しました。
国の天然記念物でもある巨木「薫蓋樟」に守られるようにして鎮座する神社です。
天然記念物は天災などによりある日突然失われることも多く、気になったらすぐに観に行くことがオススメです。
「いったいどんな木なんだろう」と気になった方はぜひ参拝にお出かけ下さい。
コメントはこちら