バリバリ岩は南大東のパワースポット~エネルギーを体感できるって本当?
南大東島は沖縄本島からもはるか360㎞と遠い、絶海の孤島です。
八丈島からの入植によって人が住むようになりましたがそれもわずか100年あまりと、最近になってようやく人間を受け容れてくれるようになった島です。
それ故に手つかずの自然が織りなす景色が観光先として近年人気を集めている島です。
そんな南大東島にはその名もワイルドな「バリバリ岩」があります。
この記事では地球の持つエネルギーを体感できるバリバリ岩についてくわしくご紹介します。
バリバリ岩の由来はその名の通り、大地がバリバリ裂けているから
バリバリ岩は南大東島にあります。
バリバリ岩は文字通り、岩盤が裂けて生まれた景観です。
なぜ裂けてしまったのかというと、それは地球のもつ地殻変動という現象が原因だからです。
地球はいくつもの層が重なっており、表面は地殻によって構成されています。
この地殻は動いており、山をつくったり平野を作ったり、地震や火山の噴火を起こしたりといった様々な影響が現れます。
そのためバリバリ岩はただ単に岩が裂けているのではなく、地殻そのものが動いたことを原因として裂けているのです。
いわばバリバリ岩は大地が動いているという証拠になります。
バリバリ岩は地球のエネルギーを感じるパワースポット
南大東島はそもそもニューギニアのあたりで誕生した島だと考えられています。
そして約4800万年もの気の遠くなるような時間をかけて、3000㎞もの距離を移動し現在の位置へと到達したんだとか。
さらに現在も動いているといわれており、その距離はなんと一年に7㎝です。
北東に向かって動いていると考えられており、将来的にはまた違う場所へと移動している可能性があります。
現在バリバリ岩と呼ばれている周辺は、岩盤が裂けて作られた底の部分数百mほどの距離を歩いて見学することが可能です。
地球が生きて活動しているという証拠でもあるバリバリ岩は「最強のパワースポット」とも呼ばれ、多くの人々を惹きつけています。
岩の裂け目からは光を求めてまっすぐにビロウの木が上空目指して伸びており、大地の荒々しい力と自然の持つ強靱な生命力の両方を感じることができます。
アクセス方法
バリバリ岩は南大東島の北部、北港の周辺にあります。
駐車場が整備されているため車で出かけるのが一番便利です。
ただし観光地として整備されているわけではなく、周辺はジャングルのような森です。
遊歩道などはありませんので歩きやすい運動靴などで出かけるようにしましょう。
服装も虫刺されや日よけ対策を万全に行っておきます。
南大東島までは那覇空港もしくは南大東島から毎日航空便(プロペラ機)が出ています。
那覇空港からは約1時間の空の旅です。
また那覇泊空港からはフェリーも運航しており、片道13時間ほどで辿り着けます。
まとめ
地球のエネルギーを体感できるバリバリ岩についてご紹介しました。
地球の地殻変動の証を自分の目で見ることができる南大東島のバリバリ岩は、命のもつ神秘や力強さを目の当たりにできるパワースポットです。
疲れたときやなんとなく元気が出ないときにはぜひ目にして、新たな活力を頂きたいスポットです。
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