首里城は歴史あるパワースポット!世界遺産になるのはどの辺り?
沖縄といえば、2000円札のイラストにも選定された守礼門をはじめとする首里城を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
那覇市内と那覇港を一望できる景勝地である上、首里城は強力なパワースポットとしても知られています。
いったいどんな効果があるのか気になりますよね。
この記事では首里城の歴史やパワースポットと呼ばれる理由についてご紹介します。
世界遺産に登録されている場所についてもお伝えしますので、観光の参考にどうぞ。
首里城の歴史と世界遺産
首里城は那覇港を見下ろす丘陵地帯に鎮座する琉球王国のお城です。
正確な創建時期は分かっておらず、遺跡発掘調査より13世紀から14世紀にかけて建造されたと考えられています。
2000年には世界遺産に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として登録されましたが、目を惹く朱塗りの建物・首里城正殿は1992年に復元されたもので世界遺産ではありません。
首里城は1945年の沖縄戦によりそほとんどが焼失し、海運国家として栄えた琉球王国時代の貴重な文化財も数多くが失われてしまいました。
世界遺産に登録されているのは首里城跡になります。
また首里城正殿周辺にある玉陵、園比屋武御嶽石門なども世界遺産に登録されています。
首里城公園は無料で入れますが、首里城正殿だけは有料区画となります。
入場料は大人820円、高校生620円、小学生・中学生310円です。
公園そのものの開城は8:00、首里城正殿は8:30からです。
毎日8:25からは「御開門(うけーじょー)」の儀式が行われますので、朝のうちの見学がおすすめです。
また日没後はライトアップが行われ、昼間の首里城とはまた異なる表情が楽しめると好評です。
首里城は悪縁切り・良縁結びのパワースポット!他にもこんな効果が
歴史的な面から見ても興味深い首里城ですが、パワースポットとしても見逃せません。
まず首里城は、心身浄化の効果がありますが、それだけではなく悪縁も断ち切ることができます。
そして全体運をアップし人間関係を円滑にしてくれますので、良縁を結ぶことが可能になるんです。
「最近何だか運が悪いことばかり続いている」「原因はよく分からないけれど疲れている」という人にはぴったりのパワースポットです。
そしてこれらの効果を得るために最適な首里城の見どころについて、さらにくわしくご紹介します。
首里城の見どころ
①園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
園比屋武御嶽石門はかつて王族が祈りを捧げた礼拝所です。
歴代の琉球王国国王は、城の外へ向かう際にはまずこの園比屋武御嶽石門にて祈りを捧げました。
現在でも、転勤が決まった人や旅行に出かける人が多くこの場所で祈りを捧げています。
旅の無事だけではなく、心の余裕が失われたときには安らかな気持ちを取り戻してくれる浄化の力も秘めています。
首里城を訪れたら、まずはこちらで祈りを捧げましょう。
②首里城正殿
数々の龍の彫刻が施された首里城正殿は、まさに琉球王国の象徴です。
龍は王国を守護する守り神です。
また鮮やかな彩雲の彫刻も施されていますが、この雲は幸運を運んでくれる雲です。
龍だけではなく、彩雲にも注目して下さい。
③首里森御嶽(すいむいうたき)
首里城は通常の城がもつ軍事や政治といった機能の他に、「祈りを捧げる場」としての機能もあります。
特に首里森御嶽は沖縄県内に複数ある聖地・御嶽(うたき)の中でも格式が高く、首里城の建設はこの首里森御嶽を中心に行われたほどです。
首里城の敷地内には計10箇所もの御嶽がありますが、この首里森御嶽は最高位になります。
アクセス方法
車で移動する場合、那覇空港からだと那覇空港自動車道「豊見城・名嘉地IC」を利用し、「南風原北IC」を降ります。
そして国道329号線を利用して首里城に向かいます。
駐車場の利用料金は2時間までで大型車が960円、小型車は320円です。
公共交通機関を利用する場合、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)「首里駅」下車、徒歩で約15分です。
路線バスは各線「首里城公園入口」下車で徒歩3分です。
まとめ
沖縄でも有数のパワースポット、首里城についてご紹介しました。
首里城は琉球王国における祈りの場に建造されたお城です。
そのため心身を浄化し、悪縁切りと良縁結びの効果にあふれたパワースポットです。
これだけ強力なエネルギーを得られる場所も珍しく、城を建造し人々の心のよりどころとされたのかその理由がよく分かります。
インパクトの大きい首里城正殿や守礼門の観光だけではなく、祈りの場として機能してきた御嶽でも祈りを捧げておきましょう。
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