六孫王神社のご利益をご紹介!六孫王って誰のこと?

最近の投稿

More
六孫王神社のご利益をご紹介!六孫王って誰のこと?

六孫王神社の「宝永祭」といえば神輿の前に練り歩く鬼の姿が有名なお祭りですが、そもそも六孫王神社とはどんなパワースポットなのでしょうか。

六孫王とは誰を指すのか気になりますよね。

この記事では六孫王神社のご利益や誰をお祀りしているのかくわしくご紹介します。

六孫王神社は子孫繁栄のご利益が頂けるパワースポット

六孫王神社は主に六孫王源基経をお祀りするために平安時代中期頃に創建されました。

本殿に源基経、相殿に天照大神・八幡大神を合祀しています。

創建したのは源基経の子にあたる満仲ですが、これは源基経が臨終の床で「死後は龍に姿を変え、子孫の繁栄を守護する」と遺言を残したため、邸宅があったこの地にお社を建てたのです。

そのため六孫王神社は子孫繁栄のご利益を授かることができるパワースポットとして現在でも信仰を集めています。

龍へと姿を変えた源基経が宿るのが、境内にある「神龍池」と考えられています。

神龍池にはかみさまのお遣いと言われる鯉が泳いでいます。

この鯉が「こい=恋」に通ずることから、縁結びのご利益が期待できるんだとか。

神龍池には橋がかかっており、この橋を渡ると「恋の架け橋」を通ったことになり、運命の出会いを手にすることができるともいわれています。

参拝したらぜひ、神龍池も散策しておきたいところです。

その他にも境内には名水「児ノ水」や「満仲の誕生水」が沸きだしており、特に満仲の誕生水は産湯に使われ「誕生水弁財天社」が鎮座しています。

この弁財天は琵琶湖より勧請した神さまで、年に一回6月13日に開帳されます。

この満仲の誕生水は安産の水として知られており、京都七名水の1つです。

六孫王は清和源氏の始祖

六孫王源基経は清和天皇の孫にあたる人物で、鎌倉幕府を開いた清和源氏の祖先だと考えられています。

源基経の父親が清和天皇の第六皇子であることからその孫である源基経を「六孫王」と呼びます。

そのため六孫王神社は武家、とりわけ源氏の信仰の篤い神社です。

子孫繁栄を守護すると誓った源基経の言葉通り、鎌倉幕府を開いた源頼朝をはじめ徳川・島津・明智・小笠原・足利・今川・山名など数多くの武家がおこりそれぞれ子孫繁栄につながっています。

毎月1日には子孫繁栄や子供が健康に無事育つことを祈願する「祈願祭」が執り行われます。

お守りについて

子孫繁栄のご利益を授かることができる六孫王神社ですが、縁結びのお守りも人気があります。

神龍池の鯉を模した「えんむすびのお守り」はまるで夜店の金魚のように、透明な袋の中で鯉が泳いでいるというなんとも斬新で可愛らしいデザインのお守りです。

赤と紫色の2つがセットになっていますが、それぞれマゴイとヒゴイを表現しているんだとか。

とても細かい細工です。

初穂料は700円です。

すでに両想いの相手がいる場合は、お互いにひとつづつもっていると、さらに仲が深まるといわれています。

御朱印について

六孫王神社の御朱印は3種類あります。

通常の六孫王神社の御朱印と「弁才天社の御朱印」、そして「京都十六社朱印めぐり」の御朱印です。

それぞれ初穂料300円です。

六孫王神社の御朱印は神紋2つと社紋1つの3つのスタンプが入ります。

六孫王神社の神紋は牡丹の花です。

境内には牡丹はもちろん桜や鬱金など、四季折々の美しい花々が植えられています。

これはご祭神である源基経が花々を、特に牡丹を愛していたことにちなみます。

六孫王神社オリジナルデザインの御朱印帳は金地に桜と牡丹があしらわれ、社名と龍の姿が入る豪奢なデザインです。

多くの武家を輩出してきた氏神さまをお祀りする神社の御朱印らしい、勇壮な柄です。

サイズは18x12cmで初穂料1000円です。

アクセス方法

六孫王神社には参拝者用の駐車場が普通車30台分ほどあります。

参拝者の利用は無料です。

公共交通機関を利用する場合、市バス「六孫王神社前」下車、徒歩で約3分です。

京都駅からは徒歩20分です。

まとめ

六孫王神社のご利益についてくわしくご紹介しました。

全国の源氏の子孫が氏神として参拝に訪れるという六孫王神社はずばり「子孫繁栄」のパワースポットです。

さらに縁結びの効果がある「恋の架け橋」があることでも有名です。

歴史好きな人も縁結びに興味がある人も、ぜひ一度訪れておきたい神社です。

スポンサードリンク
いつもお読み頂きありがとうございます!

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)