城南宮のご利益「方除け」はどんな時に良い?素敵なお守りもご紹介!

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城南宮のご利益「方除け」はどんな時に良い?素敵なお守りもご紹介!

城南宮といえば、ニュース番組でよく「曲水の宴」が取り上げられることで有名ですが、「方除け」に効果があると古来より信仰されてきた神社でもあります。

いったい方除けとはどんなご利益があるのでしょうか。

城南宮でしか手に入らない素敵なお守り情報や御朱印の情報と共にご紹介します。

城南宮は方除けのために創建されたパワースポット

794年の平安京遷都の際、都と国家を守るために京都の地には4つの方角を守るべく鎮護の社が定められたといいます。

城南宮はそのうち南の方角を守る神社で、「朱雀」に相応します。

宮殿の裏鬼門を守護することから「方除け」のご利益を授かることができるパワースポットとして信仰されてきました。

お祀りするのは国常立尊(くにのとこたちのみこと)・八千矛神(やちほこのかみ)・息長帯日売尊(おきながたらしひめのみこと)です。

息長帯日売尊とは神功皇后を指します。

平安時代も後期になると城南宮には白河上皇や鳥羽上皇の鳥羽離宮が建設され、院政の中心地としてますます栄えます。

上皇は城南宮に「方除け」の祈願を行ってから熊野詣でに出立するのが習慣でした。

そのため方除けに加え交通安全や旅行の道中を守護してもらうご利益を授かろうと公家や武家はもちろん、庶民も数多く参拝に訪れる神社です。

また城南宮では平安時代の貴族の雅な風習である「曲水の宴」が現在でも行われています。

毎年4月と11月に行われています。

その他にも境内には神苑があり、四季折々に藤や梅、椿、紅葉などを楽しむことができます。

境内の参拝は無料ですが、神苑だけは入苑料(600円)が別途必要になります。

方除けってどんな時に良いの?

「方除け」あるいは「方位除け」には2つの考え方があります。

まず一つ目は、「旅行や仕事・日常生活で関係のある方角に対して災難除けを行う」という意味での方除けです。

南の方角に旅行や出張などで出かける場合、城南宮に参拝して南の加護を授かると関連する災難を祓うことができるというわけです。

引っ越しや苦手とする人が南の方角から自分を訪ねてくるという場合もこの方除けで災難を除けることができます。

もう一つの考え方として挙げられるのが「九星気学」です。

九星気学は自分の産まれた年月日によって九星が定められ、星の位置が変わる毎に自分の運勢も変わるという考え方です。

毎年「自分にとって悪い方角、良い方角」が変わります。

そのため「今年1年、自分にとっては南の方角が運勢が良くない」という場合は南を守護する神社に参拝することで、1年の無事を祈願することができるというわけです。

お守りについて

城南宮のお守りでぜひ手に入れたいのが八角形の「方除御守」初穂料800円です。

表には朱雀の姿が、裏面には方角と太陽・月・星の意匠が入っています。

赤・青・黄色の3色がありますので、気に入ったものを選びましょう。

朱雀以外の四神である白虎などのお守りもあります。

また剣鉾型の「厄除御守」も厄年の人は手に入れておきたい御守りです。

初穂料は800円です。

その他にもかわいらしい一寸法師のマスコットがついてくる「しあわせ御守り」もあります。

これは一寸法師が一念発起して都に上京した際、お椀から降り立った地というのが現在の城南宮のあたりであったという御伽草子の伝承によるものです。

自らの手で幸福をつかみ取った一寸法師のように、叶えたい夢がある人に手にしてもらいたいお守りです。

御朱印について

城南宮では通常の御朱印3種類の他に、季節毎に変化する限定頒布の御朱印があります。

まず通年を通して頂ける御朱印ですが、「方除の大社・城南宮」の御朱印、「京都五社巡り」の御朱印、境内社「真幡寸神社」の3種類です。

限定の御朱印は「正月参り」(1月1日~1月31日)、「しだれ梅と椿まつり」(2月18日~3月22日)、「正五九参り」(5月1日~5月31日)、「正五九参り」(9月1日~9月30日)になります。

いずれも初穂料は300円で、御朱印帳に頂くか書き置きにするか選択できます。

ただし1月だけは通常の御朱印は書き置きのみの対応となります。

正月参りと正五九参りの御朱印は同じデザインですが、その年の干支のスタンプの色が変わります。

城南宮オリジナルデザインの御朱印帳はしだれ梅のデザインで、ピンク色とクリーム色の色違いの2種類があります。

それぞれに鏑馬の神馬のイラストが入った栞がついてきます。

初穂料は1300円で、御朱印は別になります。

御朱印帳以外にも御朱印帳用のビニールカバーが400円で頒布されています。

アクセス方法

城南宮には参拝者用の駐車場が200台分あり、参拝者は利用無料となっています。

境内の参拝は車椅子でも可能ですが、神苑内には段差もありますので付き添いの方がいたほうが安心して参拝できます。

公共交通機関を利用する場合、市バスあるいは京都バスの「城南宮東口」下車、徒歩ですぐ目の前です。

電車を利用する場合は、近鉄電車「竹田駅」下車で徒歩15分です。

まとめ

方除けで有名な城南宮についてくわしくご紹介しました。

南の方角への旅行や仕事、建築など「南」の方角に関わる災厄を祓ってくれる城南宮は古来より多くの人々の信仰を集めてきました。

旅行に行く際や引っ越しを考えているかたはぜひ一度参拝に訪れてみて下さい。

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