ゑびす神社のお参りの仕方は独特らしい?お守りなどもご紹介!
商売繁盛のご利益で知られるゑびすさま信仰は全国各地で見られますが、京都市東山区にあるゑびす神社のお参りの仕方は独特なことで知られています。
いったいどのような参拝方法なのか、知っておきたいですよね。
この記事ではゑびす神社のお参りの仕方や御朱印、お守りについてくわしく解説します。
参拝の参考にどうぞ。
ゑびす神社の独特なお参りの仕方
東山区にあるゑびす神社は日本三大ゑびす社のひとつです。
1202年頃に創建されたといわれており、お祀りするのは八代言代主大神・大国主大神・少彦名神です。
ゑびす様は七福神のおひとりで、京都には他にも七福神をお祀りする神社があり、全て併せて「都七福神」と呼ばれています。
商売繁盛の守り神であり、毎年10月の「20日ゑびす大祭」と1月の「10日ゑびす大祭」には大変な人出でにぎわいます。
このゑびす神社での参拝の方法は一風変わっています。
その独特なお参りの仕方は次の通りです。
- まずは本殿で通常通りに参拝する
- 本殿の左脇に移動し、もう一度戸板を叩きながら参拝する
以上です。
なぜ2回、しかも戸板を叩きながら参拝するのかというと、それは「ゑびす様は長生きしているものの耳が遠いから」なんだそうです。
神さまといえど、加齢に伴う身体機能の低下には抗えないということでしょうか。
にこにこと親しみやすい笑顔と相まって、非常に人間らしい愛嬌のある神さまならではの参拝方法といえます。
お願い事は心の中で具体的に、かつハッキリと大きな声で告げるのがよさそうです。
また二の鳥居に掛けられた福箕にお賽銭を投げ、ゑびす様の口の中に無事に入ると願い事が叶うと言われています。
成功のコツは「重い硬貨を使用すること」です。
一円玉や五円玉は風などの抵抗を受けやすく、うまく狙いをつけられません。
一発で成功させたいのであれば、お賽銭は奮発しましょう。
参拝の折りにはぜひチャレンジしてみて下さい。
ゑびす神社のお守りでおすすめはこちら
商売の守り神であるゑびす様をお祀りする神社ですので、最も人気があるのは商売繁盛守りです。
ユーモラスな鯛の顔がかわいらしい「願いを叶えるめでたい事を呼ぶお守り」もチャーム型で持ち歩きやすく人気があります。
また毎年絵柄が変わる「干支絵馬」も、1年のお願い事を託すと叶えてもらえるといわれています。
名誉宮司さんが描いた絵柄がモチーフとなっています。
御朱印について
ゑびす神社の御朱印は1種類で、ゑびす様が手にしている財運や金運を象徴する鯛のスタンプがあしらわれています。
初穂料は300円です。御朱印は神社境内にある社務所で頂けます。
また都七福神のひとつでもあるため、そちらの御朱印も頂けます。
ゑびす神社オリジナルデザインの御朱印帳はありませんが、都七福神の御朱印集めには専用色紙(初穂料1500円)が頒布されていますので、こちらを利用してもいいでしょう。
都七福神めぐりは毎年1月の期間限定で、一カ所につき300円の初穂料が必要になります。
アクセス方法
ゑびす神社には参拝者用の無料駐車場もありますが、2台分しかありません。
ゑびす大祭など混雑が予想される日は利用できないとみていいでしょう。
周辺にコインパーキングがありますので、車で参拝する際はそちらを利用することになりそうです。
公共交通機関を利用する場合、市バスだと「四条京阪前」下車で徒歩5分です。
電車を利用する場合、京阪電車だと「祇園四条駅」下車で徒歩6分、阪急電車だと「河原町駅」下車で徒歩8分です。
まとめ
ゑびす神社の独特な参拝の仕方についてご紹介しました。
ゑびす様は長寿のせいか耳が遠く、可能な限りお側でご挨拶をしないと聞き届けることができないから、という理由です。
お願い事はハッキリと大きな声で聞こえるように願いましょう。
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