鞍馬寺最大のパワースポットは三角形が目印!そのご利益を特集!
源義経が天狗と修行を行ったお寺、源氏物語の舞台と数多くの文学作品に登場する鞍馬寺ですが、かなり強い力にあふれたパワースポットなんです。
いったいどのようなご利益が期待できるのか、気になりますよね。
そこでこの記事では鞍馬寺のご利益についてくわしく解説します。
お参りの仕方のコツは「三角形」ですので、ぜひ目を通してから参拝してみて下さい。
併せて気になる御朱印やお守りについても解説します。
鞍馬寺はこんなパワースポット
鞍馬寺の始まりは770年、毘沙門天を安置したことが起こりとされています。
以後、真言宗から天台宗、そして昭和に入ってからは真言宗からも独立して独自の宗派として歩みだし現在に至ります。
もともと鞍馬寺のある鞍馬山そのものが山岳信仰の場として人々から信仰されていました。
そのためこの鞍馬山で修行を行う鞍馬天狗は徳の高い僧と見なされてきたのです。
源義経(牛若丸)が幼少期にこの鞍馬山で軍事の才能を磨いた伝説はあまりにも有名ですよね。
鞍馬寺のご本尊は 月と慈愛の象徴である「千住観世音菩薩」、太陽と真智を象徴する「毘沙門天王」、大地と活力を象徴する「護法魔王尊」で三位一体の「尊天」と呼ばれています。
鞍馬寺で最高のパワーを受け取る目印は三角形!参り方を解説
ご本尊をお祀りする本堂金堂は龍穴の上に建っており、遊び半分の気持ちで近付くと強力なエネルギーに逆に負けてしまうんだとか。
特に金堂前の広場には六芒星を描くように石が配置されており「金剛床」と呼ばれていますが、その中心に三角形の石が嵌め込まれています。
この部分が最も鞍馬寺で宇宙のパワーを感じられるスポットなんだとか。
なぜ宇宙なのかというと、本尊の1つの姿「護法魔王尊」は金星から魔物退治のために地球にやって来たといわれる存在です。
その金星と地球が交信する場所こそがこの鞍馬山で、大地から吹き出した強い霊力はこの三角形の部分から吹き出し天へと昇っていくと考えられています。
宇宙にさえ届くパワーですから、人間うっかり踏んでしまうと吹き飛ばされてしまいそうですよね。
ですので参拝の仕方としては真ん中に立たず、金剛床のサークルには行ったら真ん中の三角形の手前で立ち止まりお参りしましょう。
また山の中に広がる鞍馬寺の敷地内には数多くの山内寺院があります。
そのうちのひとつ、由岐神社には縁結びの神さま「大己貴命」と病気を癒やすご利益を授けてくれる神さま「少彦名命」をお祀りしています。
ケーブルカーを使用して鞍馬寺に参拝すると由岐神社には立ち寄れませんが、パワースポットとして人気があるだけではなく願いを叶えてくれるという神木の杉がそびえ立っています。
ちょっと頑張って山道を歩いて、ぜひ由岐神社にもお参りしてみて下さい。
マイナスエネルギーを祓うことができます。
本堂に参拝する前にこちらで邪気を祓い、本堂前の六芒星で宇宙の力をチャージすると身も心もリフレッシュできます。
鞍馬寺でおすすめのお守りとおみくじ
鞍馬寺のご本尊の姿の1つ、毘沙門天は「寅」と縁が深いため、そのお遣いとしてしばしば虎がお寺には登場します。
鞍馬寺も同様で、「阿吽」を模した口を閉じた虎と口を開いた虎がセットになった「阿吽の虎」土鈴がお守りとして人気です。
鈴になっているため、その音色で厄を祓い福を呼び寄せてくれる効果が期待できます。
「いつも持ち歩きたい」という人には根付けタイプの阿吽を模した虎のお守り「大賀の虎」がおすすめです。
こちらも土鈴同様、厄を祓うご利益が期待できます。
また由岐神社では鞍馬寺の象徴ともいえる「天狗」の顔を模したおみくじが引けます。
400円で、長い鼻の部分にはおみくじの用紙が詰まっているのです。
見た目がユニークなだけではなく、このおみくじに記載された説法が味わい深いと人気があります。
参拝の折にはぜひおみくじもひいてみましょう。
鞍馬寺で頂ける御朱印
鞍馬寺で頂ける御朱印は1種類、金堂内にある授与所で頂けます。
300円です。
また御詠歌の御朱印も頂くことができ、こちらも300円です。
鞍馬寺オリジナルデザインの御朱印帳は、寺紋とお寺の名称が入ったシンプルなものです。
寺門がモノグラムのように配置され、シンプルですがとても上品なデザインです。
鞍馬寺の寺門は菊の花を象った意匠です。
御朱印込みで2000円です。
鞍馬寺へのアクセス方法
鞍馬寺には参拝者用の駐車場はありません。
叡山電車の鞍馬駅周辺にはありますが、基本的には自分の足で登る必要があります。
参拝道までのアクセス方法ですが、市バスの場合は「出町柳駅前」下車、京都バスの場合は「出町柳」で下車し、叡山電車に乗り換えます。
叡山電車「鞍馬」駅で下車し山門までは徒歩で約3分です。
参拝道にはケーブルカーもあり、自分の体力に応じてどの参拝コースを通るか選ぶことができます。
ケーブルカーを利用すると多宝塔まで約2分、さらに徒歩2分で本堂です。
ケーブルカーは片道200円(大人)です。
ケーブルカーを利用しない場合は、山門から本堂まで約30分の登山です。
途中で由岐神社に参拝できます。
別途、愛山費として300円かかります。
この費用は険しい鞍馬の参拝道を整備するために使用されます。
お寺の多くは「参拝道で苦労を感じた分、本堂にお参りした際に仏さまのご加護が得られる」という考えがありますので、可能な限り登山に適した格好で参拝に向かうと良いでしょう。
まとめ
京都屈指のパワースポット、鞍馬寺でのお参りの仕方について解説しました。
鞍馬寺は山全体が信仰の対象で、厄を祓い活力をチャージするのに適した場所です。
かつてこの山で修行し天狗の智恵を授かった源義経のようにとはなかなかいきませんが、せめて険しい山道にはチャレンジして雑念を払い新たなパワーを頂きましょう。
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