強行遠足って何?甲府第一高校の伝統がガチで青春すぎる!ネットでは歓声・・・
強行遠足という学校行事をご存知でしょうか?私は、本日のめざましテレビを見るまでその存在を一切知りませんでした。知った時は衝撃を受けました・・・。
この強行遠足、甲府第一高校が行っている伝統行事で、なんと男子高校生が105kmを完走するというものなのですが、その苦行を支える女子高校生もいるという素敵な行事なのです。今回は、そんな強行遠足についてご説明させていただきます。
強行遠足を行う山梨県立甲府第一高校は創立1880年の伝統的な高校です。山梨県の中で偏差値が67ということで進学校なのです。
そんな強行遠足ですが、なんと105.7kmもの距離を完走しなければいけないというもの。もともと心身を鍛えるということが目的で始まった行事なのだとか。
この行事、非常に過酷なのですが、ただ過酷なだけではありません。というのも、ちょっとした恋愛絡みのイベントもあるからです。
お守りとリンゴ
強行遠足が始まる前、女子学生から男子学生へ「お守り」を送るという慣わしがあります。分かりやすい表現をすると、バレンタインデーのチョコレートのようなもの。
105kmもの長丁場ですから、非常に辛い思いをする場面が多々あるでしょう。その辛い時に「お守り」をみて頑張って欲しいという女性の素晴らしい想いが男性には非常にしみるはずです・・・!
また、その「お守り」のお返しも存在します。これはホワイトデーのお返しのようなものです。「お守り」をもらったお礼に「りんご」を渡すのだそうです。ちなみに、その「りんご」ですが105kmを完走できた人しかもらえないもの。称号のようなものなのです。
まだまだ甘酸っぱい青春は終わりません。この「りんご」ですが、もらった女性によってあるものに生まれ変わります。それは「アップルパイ」です。女子学生はそのりんごでアップルパイを作り、それを2人で食べるのだそうです。
なんて素晴らしい行事なのでしょう。辛いことがあれば楽しいこともあるということが、そのまま体験出来るのが強行遠足なのですね。
ネットで話題に
ネットでは非常にこの強行遠足が話題になっています。「なんて青春なイベントなのだ・・・」という私と同じように高校時代に甘酸っぱい青春を経験できなかった人から、あの時の青春を思い浮かべて甘酸っぱい気持ちになっている人まで、多くの人の興味を引く強行遠足。
男子校に通っていた私としては、とてもうらやましい限りです。
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