台風で飛行機が欠航になってしまう航空会社の条件について

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台風で飛行機が欠航になってしまう航空会社の条件について

旅行・出張で沖縄などへ飛行機を利用して行く場合、たまたまタイミングが悪くなって台風と遭遇してしまい、飛行機が欠航になってしまうのかどうか気になる場合がありますよね。

今回は、台風で飛行機が欠航になってしまう航空会社の条件などについてお伝えさせていただきます。

航空会社が欠航にする条件について

まず、航空会社が台風により欠航にする条件の結論をお伝えします。

欠航を決定する場合ですが、滑走路に対して横風がどれだけ強いかで決まります。

風速18mの横風だった場合は、欠航がほぼ決まるようですが、その横風というのは滑走路に対しての横風であり、一般的な台風の風速とは一概に異なります。例えば、滑走路に向かって斜め45度の風の速度が18mだったとしても、横風に換算すると18mの速度がないと判断されます。

そして、その風速についても明確な規定は公表されていません。色々とややこしいですが、離発着する滑走路の長さや風向き、機体の大きさなどの条件がケースバイケースなためです。

航空会社というよりは航空機の機長が判断する

気になるのは航空会社による欠航条件の違いですが、最終的には機長が判断します。

航空会社が欠航を判断するケースとしては、台風が空港に直撃して明らかに安全性の確保が出来ない場合等です。ただ、台風が接近していたとしても離発着する空港の風が強くない場合は運行が決定するケースもあります。

大手の航空会社は台風による欠航を決定してしまえば、乗客への払い戻しをしたり等の保証をする必要があり、経費が必要になります。そのため、出来れば欠航は避けたいというのが本音。

そのため、台風で欠航が決定していたのに、いきなり直前になって風向きや風速が変化をして欠航を覆して運行が決定するようなケースもあるのです。それは滑走路付近の風速が影響しているようです。

飛行場の判断も影響

航空会社だけではなく、飛行場の管制塔も欠航には影響をしています。一般的に、風速25m/秒となると管制官が飛行場から避難するようですので飛行場が閉鎖となります。そのため、機長や航空会社が運行をしたかったとしても、難しくなります。

仮に台風で飛行機が欠航になった場合にはどのように対処をすれば良いのかについては、また別の記事でお伝えさせていただきたいと思います。

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