フェロー諸島も行っているイルカの追い込み漁。「和歌山県の見解が強気だな」
フェロー諸島が今熱い話題になっています。サッカーEURO 2016の予選でFIFAランク25位のギリシャを破ったからです。そんなフェロー諸島について調べてみると、昔からイルカの追い込み漁を行っているようです。
なんと、日本の和歌山県でも未だにイルカの追い込み漁が行われているようですが、以前アメリカ映画『ザ・コーヴ』の題材となり、国内外から批判にさらされました。ですが、そんな批判に全く屈していない和歌山県の見解がにわかに注目されていますので、以下で詳しくご紹介します。
イルカの追い込み漁について、この記事をご覧の方はどのように思われますか?イルカと言えば、水族館のヒーロー的な存在だと私は個人的に考えています。イルカショーなど非常に盛り上がりますよね。水族館のイルカショー係の方との連携を見ると、「さすがイルカは賢いな」と思いますよね。
イルカは体重に締める脳の割合が人間についで大きいため、賢いというイメージがありますが、一概にはそうとも言えないようです。理由は、人間並みの知性が仮にあるのなら、イルカはより酸素量を必要とするようなのです。いずれにしても、人間と同じくらい賢いという科学的根拠は全くないようです。
話が大幅にズレましたが、そんな人間にとって親しみのあるイルカ。そのイルカの追い込み漁をデンマーク自治領のフェロー諸島では未だに行われているようです。
シー・シェパードは反対していなかった
イルカの追い込み漁ですが、海洋環境保護団体であるシー・シェパードも猛反対しています。ただ、フェロー諸島に関してはイルカの追い込み漁を行ってきた伝統などについての詳しい情報を世界的に発信し、イルカの追い込み漁に対する理解を求めています。
そういう努力のかいもあり、シー・シェパードや国際世論から反感を買うことはないようなのです。
和歌山県の見解
一方、日本のイルカの追い込み漁に対しては、国際世論やシー・シェパードは反対しています。ジョンFケネディの長女で駐日大使であるキャロライン・ケネディ氏も猛反対なようです。
ですが、和歌山県の見解がイルカの追い込み漁に対して非常に強気な姿勢を示しています。その見解は以下です。
以下、和歌山県HP(http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/071500/iruka/)より引用。
「国・県の監督のもと、法令規則を守り、昔から受け継がれてきた漁業を営んでいるだけであり、何ら批判されるものではありません」
「イルカ漁をやめろと言うのは、この漁業者(イルカ漁業者)たちに自分たちの生活を捨てよと言うのと同じです。このような権利は誰にもないと思います」
「我々人類は、どの食文化が正しく、どの食文化が野蛮だなどという権利はない」
などなど、和歌山県はかなり強気の発言をされています。それだけ、イルカの追い込み漁を生業にされているということもまた事実のようです。
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