新世界・ビリケン神社のアクセスやご利益について
大阪の人気観光スポットの1つが新世界です。
串カツなど大阪のソウルフードや通天閣を目当てに観光客はもちろん地元の人も足を運ぶエリアです。
そんな新世界のマスコットキャラクターといえばビリケンさんを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
あちこちでその姿を見かけることができますが、実はビリケン神社もあるということをご存じでしたか。
この記事ではビリケン神社へのアクセス方法などをご紹介します。
お出かけする前にチェックしてみて下さい。
ビリケン神社とは
ビリケン神社とは新世界に鎮座するビリケンさまをお祀りするためのお社です。
串カツだるまなどが建ち並ぶ新世界の一角に鎮座しています。
もともと新世界と呼ばれる一帯にはかつて「ルナパーク」と呼ばれる施設がありました。
その一角に、当時世界中で大ブームを巻き起こしていたビリケンさまをお祀りするビリケン堂があったのです。
ビリケン神社はそんな新世界の一角に、2012年に創建されました。
新世界の誕生から100周年を記念した事業の一環で、新世界串カツ振興会が中心となって作られたのです。
福娘も選出され、新世界を今以上の盛り上げようと様々な企画が計画されているようです。
通天閣に鎮座するビリケン像に会うためには大人700円、大学生500円と入館料が必要ですが、ビリケン神社の参拝料は無料です。
またビリケン神社の参拝が可能な時間は10:00~22:00となっています。
それ以外の時間は施錠されるので、お出かけする際は時間帯にご注意下さい。
ビリケン神社は開運招福のご利益
ビリケン神社の御神体はブロンズ製のビリケン像です。
このビリケン像の足の裏を撫でると、幸福が舞い込むといわれています。
東洋的なスマイルと大きな足がトレードマークのビリケンさんですが、誕生したのはアジアではなくアメリカです。
誕生については諸説あるものの、フローレンス・プリッツが夢の中で見た神さまの姿を模して作られた像がその始まりだといわれています。
ユニークな姿形や足の裏をなでると幸せを授かることができるということもあって、アメリカだけではなく全世界で愛される神さまとなりました。
日本には1911年にやってきました。
ルナパークに作られたビリケン堂がなくなった後も、大阪で愛され現在では通天閣に3代目のビリケンさまが鎮座しています。
ビリケン神社は通天閣にわざわざ登らなくても気軽に会いに行けるビリケンさまとして人気を集めています。
アクセス方法
JR環状線「新今宮駅」下車、徒歩で約3分です。
大阪メトロ御堂筋線だと「動物園前」下車、徒歩で約3分です。
阪堺線を利用する場合は「恵美須町駅」下車、徒歩で約5分です。
なんば観光送迎バスを利用する場合、新世界行き便「通天閣下停留所」バス停下車、徒歩で約3分です。
スパワールド側から通天閣に向かって通天閣南本通商店会をまっすぐ歩くと左手側に見えてきます。
ビリケン神社に参拝ついでに新世界も楽しもう
ビリケン神社へ参拝したら、新世界界隈の散策も楽しみましょう。
新世界は大阪市南部の人気観光エリアで、飲食店や劇場などが建ち並んでいます。
串カツ屋が数多くありますので、食べ比べるのも楽しいです。
ジャンジャン横丁などは見ているだけで楽しめる看板が建ち並んでおり、人気の記念撮影スポットでもあります。
新世界のシンボルでもある通天閣の真下にある劇場では毎日のように演歌や落語、漫才など上方文化を堪能することができます。
またすぐ隣のエリアには日本を代表する寺社仏閣や美術館などがある天王寺公園が整備されており、1日中楽しむことができます。
もともとこの地域一帯では1903年に第5回内国勧業博覧会が開催されました。
その跡地に天王寺公園と通天閣を含む新世界が誕生したのです。
まとめ
ビリケン神社についてご紹介しました。
足の裏をなでると幸福をもたらしてくれるビリケンさまをお祀りしている神社です。
新世界の前身であるルナパークの時代から大阪市民に愛されている存在で、新世界のシンボルとしてなくてはならない存在です。
新世界周辺には天王寺公園や大阪の歴史ある寺社仏閣が建ち並んでいますので、パワースポット巡りの途中でぜひ立ち寄っておきたい場所です。
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