四條畷神社のご利益や御朱印とは?厄払い祈願の料金はいくら?

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四條畷神社のご利益や御朱印とは?厄払い祈願の料金はいくら?

日本の神さまは超常的な力を扱う存在だけではなく、かくて人間であった人も死後に神さまとして祀られる場合があります。

四條畷神社もそんな神社の1つです。

この記事ではかつて武将として生き、死後に神さまになった存在を祀る四條畷神社についてくわしくご紹介します。

ご利益はもちろん、御朱印やアクセス方法までお伝えしますので参拝の参考にどうぞ。

四條畷神社の歴史

四條畷神社(しじょうなわてじんじゃ)は1890年に創建されました。

お祀りするのは楠木正行(まさつら)公とその一族郎党24名です。

楠木正行は天皇の忠臣として知られる楠木正成の跡取り息子にあたる武将です。

楠木正行公自身も天皇や父への忠義に生きた人物として知られています。

四條畷の合戦で北朝側の軍政と戦い討ち死にしましたが、その武功や天皇家への忠義を果たした功績により、明治期に入ってからその徳を顕彰する神社が創建されたのです。

なぜこの地に創建されたのかというと、楠木正行公の墓とされる「楠塚」があった場所だからです。

地域の人々からも信仰を集めており、四條畷神社は「楠公さん」という通り名でも親しまれています。

神社の鎮座する地の東側にある飯盛山の山頂には楠木正行公の銅像が建てられています。

四條畷神社は縁結びや合格祈願のご利益を頂けるパワースポット

南北朝時代の英雄の一人である楠木正行公をお祀りする神社ですが、縁結びと合格祈願のご利益を頂くことができます。

これは境内社として菅原道真公をお祀りする楠天神社と、楠木正行公の母である久子をお祀りする御妣神社(みおやじんじゃ)が鎮座しているためです。

四條畷神社には境内社を含め血縁関係者が1ヶ所に祀られており、その絆の深さからご縁を結んでくれるご利益を授かることができるパワースポットです。

また「智」を司る菅原道真公と「武」を司る楠木正行公のはたらきが長い年月をかけて実を結び、明治維新を引き起こす原動力になったとしてこの2柱を同じ神社にお祀りしているのです。

その他にも四條畷神社は「なにわ七幸めぐり」のひとつであり、心願成就のご利益を授かることができるといわれています。

困難を乗り越え、目的に向かってひたすらに努力する人の応援をしてくれる神社なのです。

四條畷神社では厄払い祈願も行える

四條畷神社では厄払いをはじめ、子授け・安産祈願や各種祈願のご祈祷を受けることができます。

祈祷のための玉串料は5000円です。

事前予約は必要ありません。

ご祈祷の受付時間は9:30~16:30となっています。

また神前結婚式を挙げることも可能とあって、ウエディング会場としても人気のある神社です。

四條畷神社の御朱印

四條畷神社の御朱印は1種類です。

社名の墨書きと菊水の社紋があしらわれるシンプルなデザインの御朱印です。

本来「菊」は天皇を示す御紋です。

かつてその忠義さから楠木正行公は後醍醐天皇より菊門の使用を許されましたが、「畏れ多い」という理由から菊に川の流れを重ね「菊水」を自らの紋をしたという逸話が残されています。

この逸話にちなみ、四條畷神社の社紋は菊水なのです。

御朱印は社務所で頂くことができます。

受付時間は9:00~17:00です。

初穂料は300円です。

また四條畷神社は「なにわ七幸めぐり」のお社のひとつです。

なにわ七幸めぐりの御朱印は専用の集印帳(初穂料1000円)か色紙(初穂料1000円)、もしくは絵馬(初穂料1000円)に御朱印を頂きます。

御朱印は各寺社仏閣ごとに300円です。

なお四條畷神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

四條畷神社には参拝者専用の無料駐車場が約25台分ほどあります。

公共交通機関を利用する場合、JR「四条畷駅」で下車、徒歩で約15分です。

または四條畷市コミュニティバスに乗り、「四條畷神社伊勢屋前」バス停下車、すぐ目の前です。

まとめ

四條畷神社についてご紹介しました。

お祀りするのは南北朝時代に南朝の武将として天皇に忠義を尽くした楠木正行公です。

またその生母や一族郎党が一緒に祀られており、縁結びのご利益を授かることができるパワースポットでもあります。

さらに菅原道真公も同じ敷地内で祀られており、「武」だけではなく正義を為すには「智」も必要であることを示している神社です。

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