磯良神社の御神水には美顔の効果が!?通称「疣水神社」の由来も紹介
大阪府茨木市には全国的に「疣水神社」の名称で知られている磯良神社が鎮座しています。
いったいどんな読み方なのか、どんなご利益が頂けるのか気になりますよね。
この記事では磯良神社についてくわしくご紹介します。
様々な願い事を叶えてくれる効果を持つ御神水や御朱印についてもお伝えしますので、参拝前の参考にご覧下さい。
磯良神社の歴史
磯良神社(いそらじんじゃ)は大阪府茨木市に鎮座する神社です。
お祀りするのは磯良大神です。
磯良大神は九州の「海の民」として知られている安曇氏の先祖神とされています。
くわしい創建年数については分かっていません。
もともとは磯良神社は新屋坐天照御魂神社の境内社でした。
しかし御神水の霊験が有名になり参拝者が増えたために、1669年頃の新屋坐天照御魂神社の遷座を機会に、磯良神社がこの地に独立することとなりました。
現在では磯良神社の境内社として桜姫稲荷神社や住吉神社が鎮座しています。
磯良神社の御神水は病気平癒のご利益がある
磯良神社は別名「疣水神社」(いぼみずじんじゃ)とも呼ばれるように、イボとりのご利益が頂けることで全国的に有名な神社です。
神社の境内に湧き出している御神水がイボとりをはじめとする様々な病気平癒にご利益をもたらすとされています。
古来より信仰を集めてきた証に、『摂津志』には「玉の井」、『摂津名所図会』では「便の水」と御神水の霊験についての言及が見られます。
現在でも御神水は湧いており、無料で授与して頂けます。
ただし一団体につき最大で10リットルまでとなっています。
より多くの人が御神水のご利益にあずかれるように、独り占めはやめましょう。
持参したペットボトルなどに御神水は頂けますが、紙コップ(1個5円)も境内に用意されていますので、手ぶらで参拝できます。
御神水ですが頂いたらまず容器ごと拝殿にお供えし、拝んでから飲むと願いが叶いやすくなるといわれています。
また一番最初に御神水を頂く際にご祈祷をしてもらい、神さまにご挨拶しておくのも有効です。
磯良神社の御神水は美顔にも効果あり?
病気平癒のご利益で知られる御神水「玉の井」ですが、美顔に効果があるともいわれています。
それは以下のような伝説が残されているからです。
『かつて神功皇后が戦に出かける際に、女性の身では敵につけいる隙を与えてしまうかもしれないと考え、磯良神社に立ち寄りました。
神さまに祈願した後、神社に湧いていた水で顔を洗うと疣だらけの勇ましい顔になりました。
その後、戦いに勝利した神功皇后は再び磯良神社に立ち寄りもう一度湧き水で顔を洗うと、元通りの美しい顔に変わりました。』
この伝説により、玉の井の御神水に祈願すると美顔のご利益を授かることができるといわれています。
また磯良神社にお祀りする磯良大神は安曇氏のご先祖さまと考えられていますが、神后皇后が戦いに赴く際には海路を守護し、勝利に貢献したともいわれています。
そのため交通安全のご利益を頂くこともできます。
磯良神社の御朱印
磯良神社で頂ける御朱印は1種類です。
社名の墨書きと共に「疣水」の文字が入ります。
初穂料は300円です。
社務所で頂くことができます。
磯良神社オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。
アクセス方法
磯良神社には参拝者用の駐車場が約20台分あります。
最寄りのインターチェンジは名神「茨木IC」です。
茨木ICからは車で約5分です。
公共交通機関を利用する場合、阪急京都本線だと「総持寺駅」で下車、徒歩で約15分です。
近鉄バスを利用すると、東和苑住宅行き「疣水神社前」で下車、すぐ目の前です。
まとめ
磯良神社についてご紹介しました。
「疣水神社」の名称で知られる磯良神社には、疣の治癒や美顔に効果を発揮するという伝説が残る御神水が湧いています。
参拝した際は霊水を拝受し、願い事を叶えてもらいましょう。
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