高槻市・安岡寺の御朱印の種類や値段~アクセスやご利益も紹介

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高槻市・安岡寺の御朱印の種類や値段~アクセスやご利益も紹介

「高槻観音」や「弘紹不動」といった通り名で高槻市で親しまれているお寺が安岡寺です。

かつては大寺院として知られ、現在でも節分前に行われる柴灯大護摩供には多くの参拝者が訪れる寺院でもあります。

この記事では安岡寺の歴史や御朱印、行き方についてくわしくご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

安岡寺の歴史

安岡寺(あんこうじ)は天台宗のお寺です。

山号は「南山」で、正式には「般若院安岡寺」と呼びます。

ご本尊は如意輪観音で秘仏とされています。

創建は775年頃といわれており、開成皇子による開山と伝わっています。

開成皇子は安岡寺の鎮座する地で天啓を受け、自ら仏像を彫り安岡寺の堂宇創建に着手したといわれています。

その後火災やキリシタン大名・高山右近の弾圧などにより幾度かの危機を迎えますが、17世紀には再建されます。

江戸時代に入ると将軍家からの拝領もあり栄えますが、明治期の廃仏毀釈によって敷地は減少し、現在の規模に落ち着きました。

青梅観音堂に収蔵されている木造千手観音坐像は国の重要文化財に登録されています。

もともとは安正寺のご本尊でしたが、廃寺に伴い安岡寺に遷座しました。

安置するお堂の名称から「青梅観音」とも呼ばれます。

普段は拝観することができませんが、日曜日と祝日には開帳されます。

また安岡寺は小高い山に鎮座する寺院ですが、山全体を霊場と考え信仰を集める「山岳寺院」です。

寺院の裏手側にある丘に写経した般若心経600巻を安置したために「般若院」の称号を持ちます。

敷地内では現在でも名称の由来となった般若塚をみることができます。

毎年2月1日には「柴灯大護摩供」が執り行われ、多くの参拝者がやってきます。燃

える丸太の上をはだしで歩くことで、1年の無病息災はもちろん交通安全などを祈願します。

行者だけではなく、一般の参拝者も参加することができます。

開成皇子と安岡寺の関係

開基と伝わっている開成皇子は桓武天皇の庶兄(母親違いの兄)であり光仁天皇の息子でもあります。

一般的には開成皇子と呼ばれていますが、開成(かいじょう)という名の僧侶です。

安岡寺以外にも、高槻市内に鎮座する神峯山寺や本山寺の開基とも伝わっており、この3つの寺院を北摂三山と呼びます。

高槻市外でも箕面市の勝尾寺や茨木市の大門寺など、多くの寺院の創建や再建に関わったとされています。

これほど活躍している足跡があるにもかかわらず、その人物像について触れている正史や伝記には記載が少ない謎の多い人物です。

安岡寺の御朱印

安岡寺の御朱印は3種類ありますが、墨書きは2種類です。

「大悲殿」の墨書きが入る新西国三十三箇所客番札所と摂津国三十三箇所第25番札所の御朱印と、「弘紹不動」の墨書きが入る近畿三十六不動尊霊場第12番札所の御朱印です。

また御詠歌も2種類頂くことができます。

御朱印は本堂手前にある納経所で頂くことができます。

受付時間は9:00~17:00です。

初穂料はそれぞれ300円です。

安岡寺オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

アクセス方法

安岡寺には参拝者専用の無料駐車場が約15台分あります。

最寄りのインターチェンジは「茨木IC」です。

茨木ICから安岡寺までは車で約15分です。

府道6号線沿いに案内の看板が出ていますが、見落としやすいので注意が必要です。

公共交通機関を利用する場合、市営バス上の口行き、下の口行き、もしくは塚脇行き「浦堂」バス停下車、徒歩で約15分です。

まとめ

安岡寺についてご紹介しました。

高槻市の中でも特に「北摂三山」と呼ばれる古刹です。

三ヶ所の霊場の札所となっており、御朱印を頂くことができます。

裏参道からは車で寺院の間近まで行けます。

しかし山岳寺院として古来より信仰を集めてきたお寺ですので、頑張って石段を登って参拝するのも往事を忍ぶことができておすすめです。

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