潮花司は浜川御嶽のお向かいにある?訪れる時は服装に注意を

最近の投稿

More
潮花司は浜川御嶽のお向かいにある?訪れる時は服装に注意を

南城市の中でも特に浜川御嶽一帯はアマミキヨが上陸した場所として琉球王国下から重要視されてきた聖地です。

歴代の国王が聞声大君とともに巡礼に訪れた場所でもありますが、中でも潮花司は謎に満ちた拝所です。

この記事ではそんな潮花司の場所や拝む際の注意点についてご紹介します。

参拝の参考にどうぞ。

潮花司は海に祈るためのパワースポット

潮花司(すーばなつかさ)は浜川御嶽に鎮座する拝殿の反対側にある拝所です。

岩の上に無数のガジュマルの根が這い回っており、その一部に香炉が配置されています。

香炉に向かって祈りを捧げると、海に向かって祈りを捧げる形になります。

潮花司の「潮」とは海からの流れを指し、はるかなるニライカナイから海を渡りこの沖縄本島へと上陸を果たした神々を指している言葉なのかもしれません。

海側からは琉球石灰岩で囲まれた潮花司をみることができます。

潮花司は特別な説明書きなどはありませんので、一見するだけではよく分からず見落としてしまいがちです。

しかしガジュマルの根の中によく目を懲らすと3つの香炉を見つけることができます。

自然と一体化した神さまに向かって祈りを捧げるパワースポットといえます。

潮花司を訪れる際に注意したい服装のこと

浜川御嶽はガジュマルの木が生い茂る森です。

ガジュマルの根が絡み合い足下は歩きにくくなっていますので、ビーチサンダルなどは避けて運動靴など歩きやすい靴で出かけましょう。

浜川御嶽の先に見えるヤハラヅカサを参拝するためにも、岩場を歩き回れるような足下対策が必要です。

またただの観光地ではなく、現在でも地元の人々が祈りを捧げる聖地です。

ラフすぎる格好での参拝はマナー違反です。

ビーチが近いからといってハーフパンツやアロハシャツなどカジュアルすぎる格好で参拝するのも避けます。

森の中ですので、可能な限り長袖・長ズボンの方が虫よけ対策にもなります。

また神社仏閣への参拝を行う際の服装と同じく、白を基調とした衣服の方が望ましいです。

単なるリゾート地ではなく、歴史ある聖地だということを意識した服装で出かけましょう。

行き方について

潮花司は浜川御嶽の内部にあるパワースポットです。

浜川御嶽までは那覇空港から車で約55分です。

最寄りのインターチェンジは「南風原南IC」で、国道331号線を新原方向へ向かって進むと「浜川御嶽」の案内標識が道路に見えてきます。

専用の駐車場はありませんので近くの百名ビーチの有料駐車場(1日一台500円)を利用しましょう。

百名ビーチの駐車場を利用する場合は、新原ビーチから進むと駐車場にたどりつけませんので注意が必要です。

公共交通機関を利用する場合、路線バスの39番百名線に乗車し、「新原ビーチ」下車、徒歩で約15分です。

まとめ

浜川御嶽からニライカナイを拝むための聖地、潮花司の場所や参拝の注意点についてご紹介しました。

潮花司からはアマミキヨが舞い降りた地点といわれるヤハラヅカサや久高島を遙拝することができます。

琉球王国時代より聖地とされてきた場所で現在も多くの人々が祈りを捧げるパワースポットです。

服装には注意しましょう。

スポンサードリンク
いつもお読み頂きありがとうございます!

コメントはこちら

*
*
* (公開されません)