国頭村・茅打ちバンタはパワースポット~美しい海と星空を楽しもう!
沖縄本島北部にはさまざまな観光スポットがあります。
中には星が美しく見えるスポットがあることをご存じですか。
この記事では美しい海と星空が堪能できる茅打ちバンタについてくわしくご紹介します。
星空観察の参考にどうぞ。
茅打ちバンタは癒やしのエネルギーに満ちたパワースポット
茅打ちバンタは東シナ海を望む沖縄本島北部にある崖です。
バンタとは沖縄の言葉で「崖」を指します。
そして「茅打ち」という名称は、崖の上から茅の束を海岸に向かって投げると風にあおられバラバラになる様子を示す言葉からきているといわれています。
茅打ちバンタの高さ80mの絶壁から臨むやんばる国立公園はまさに絶景の名にふさわしい光景です。
透明度の高い波打ち際と、水平線まで続くただただ青い海、そして太陽の煌めきが美しく息をするだけで身も心も浄化されていくようです。
お天気に恵まれると、海に浮かぶ伊平屋島や伊是名島といった離島まで見通すことができます。
太陽の光の下で見る海も空も美しいですが、夜になるとほとんど民家がないため恐ろしいほどの深い闇に周囲は包まれます。
しかし民家がない分、星空がとてもキレイに見えます。
コンディションが良ければ天の川がはっきりと見え、絶好の星空観察スポットとなっています。
茅打ちバンタで美しい星空を堪能するポイント
まず茅打ちバンタで美しい星空を見るのにベストな季節は秋です。
沖縄では10月・11月が1年で最も天候が安定しますので、曇りのない星空を観察するためにはこの時期が最も適しています。
ただし10月にも台風はやってくる可能性が高いので、万全を期すのであれば10月下旬~11月にかけてのシーズンが良いでしょう。
夏の観光シーズンに比べると宿泊施設やツアー料金も比較的安くなりますので、リーズナブルな旅行も可能です。
また茅打ちバンタ周辺はほとんど灯りがありませんので、星空観察の行き帰りには十分注意しましょう。
アクセス方法
茅打ちバンタへの行き方ですが、那覇空港からは高速道路を利用して約2時間です。
無料の駐車場があります。
公共交通機関を利用する場合、乗り継ぎが必要です。
まずは那覇バスターミナルから「辺土名バスターミナル」まで約50分、次に国頭村営バスの奥線に乗車し、約30分でたどりつく「北国小学校」で下車します。
バス停から茅打ちバンタまでは徒歩で約20分ですので、併せて約100分ほどかかります。
バスは便数も少ないですので、車での移動が便利です。
ちなみに茅打ちバンタに至る道はかつて、地元の人に「戻る道」と呼ばれていました。
あまりの狭さに離合が出来ず、両側から人が出会った場合はどちらか一方が道を譲らなければならなかったからだとか。
現在は地域住民の努力で岩を削り道を広げましたが、確かに現在でも往時の姿をとどめる険しい道です。
茅打ちバンタに行く場合は、道もよく観察してみて下さい。
また周辺には「沖縄最北端の岬」と呼ばれる辺戸岬があり、こちらも美しい星空観察ができます。
また奇岩が織りなす景観が人気の大石林山も近くにあります。
まとめ
茅打ちバンタへの行き方や見どころについてご紹介しました。
天の川をはじめ美しい星空を堪能できる茅打ちバンタは、昼間は青い海と空を堪能できるパワースポットでもあります。
周辺には沖縄本島北部の観光地が数多く点在していますので、ぜひ北部にお出かけの際は足を伸ばしてお立ち寄り下さい。
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