万座毛は景観が素晴らしいパワースポット!読み方は「まんざもう」
沖縄の海岸線はどこも独特の景観を為し人気を集めています。
この記事ではかつて琉球国王が絶賛したという景観を楽しめる万座毛についてご紹介します。
癒やしのパワースポットといわれますが、注意しないといけない点もあります。
楽しく観光するためにもぜひ一読してお出か下さい。
万座毛は絶景のパワースポット
万座毛(まんざもう)は琉球王朝の王・尚敬王が「万人が座して観賞するのに値する草原」と褒め称えたことからついた名称です。
「毛」とは「草原」という意味をもちます。
王が讃えただけあり、まるで像の横顔のように見える崖と海の青、そして草原の緑のコントラストが絶景のパワースポットです。
海はよく目をこらすと魚の影が見えるほどの透明度を誇ります。
特に晴れた日は絶景です。
観光地としても人気があるため、人が多いと写真撮影も順番待ちとなる盛況ぶりです。
美しい夕日を見ることも出来ますが、象の鼻のような崖と海のコントラストを楽しむのであれば正午頃が最も適した時間帯です。
万座毛は心霊スポット?危険って本当?
観光地として人気の万座毛ですが、一方で「心霊スポット」とも呼ばれています。
まず歴史的な経緯ですが、沖縄戦でこの周辺は激戦区の1つでした。
追い詰められた市民が集団自決を図った場所でもあるのです。
また転落防止用の柵は危険な場所には設置されているものの身を乗りだすと効果がなく、簡単に自殺できるようになっているため事故か故意か分からないアクシデントが年に数回起きているんだとか。
近くの海でダイビングする人たちの間では、「明らかに生きていないはずの人を見た」という噂話もあります。
可能な限り、観光は日が高い内に行いましょう。
また風が強く、身を乗りだしすぎると転落の恐れがあります。
強風時や小さい子供連れで向かう場合は細心の注意が必要になります。
万座毛から望む海は荒天時には綺麗な姿をみることができませんので、天気が荒れている日やその次の日は諦めた方がいいでしょう。
万座毛への行き方
那覇空港からは高速道路を利用して約1時間です。
最寄りのインターチェンジは「屋嘉IC」です。
那覇方面からだと「名嘉地IC」から「西原JCT」経由になります。
万座毛には約50台分の無料駐車場やトイレも整備されています。
まとめ
自然の作りだした美しい景観が堪能できる万座毛についてご紹介しました。
琉球国王が称賛しただけあり、岩が生み出す天然の彫刻や刻々と姿を変える空の色、透き通るような海の全てが体感できる癒やしのパワースポットです。
ただし風が強いと海へと転落する恐れがありますので、強風対策には気をつけましょう。
安全のためにも立ち入り禁止区域には立ち入らないことも重要です。
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