ター滝に行く時の服装は?行き方や、事故を防ぐための注意など
沖縄本島北部、国頭郡一帯は「やんばる」と呼ばれ、独特な亜熱帯の気候が織りなす自然が魅力的なスポットです。
マイナスイオンたっぷりのパワースポットが数多く点在し、人気を集めているエリアでもあります。
なかでも自然と水遊びの両方を堪能できるター滝が人気です。
この記事ではター滝への行き方や服装・安全に楽しむための注意点についてご紹介します。
沖縄の自然を堪能したいと考えている方、必見です。
ター滝は自然を満喫するのに最適なスポット
ター滝は平南川(へなんがわ)上流にある滝です。
落差は10mほどですが、沖縄では標高の高い山はあまりないため滝そのものが珍しいといえます。
ター滝周辺は亜熱帯の森がひろがっており、希少な動植物を目にすることができます。
滝に至るまでの道はないため、平南川を歩いて辿り着く必要があります。
川の中を歩くためあまりスピードは出ず、滝までは片道40分ほどです。
途中でロープをつたってを進む必要性もあり、気分は映画の中の探検家そのものにひたれます。
そのワイルドさが人気を集めている大自然のオアシスです。
川は深い部分もありますが、浅い部分を選んで歩くと膝丈程度の深さになります。
滝は沖縄以外にもあちらこちらで見かけることができますが、南国特有の植物に囲まれて川遊びができるのはこのター滝周辺になりますので、沖縄の夏の観光に最適なスポットです。
ター滝に行く場合の服装のポイント
川をさかのぼってター滝に向かうことになります。
濡れても良い服装や着替えを用意しておきましょう。
滝壺では夏の暑い時期には泳ぐことも出来ますので、海パン姿やハーフパンツだと身動きを取りやすいです。
また川の中を歩きますが丸い石が底に広がっており、転びやすくなっています。
サンダルよりは滑りにくい靴の方が良いでしょう。
特にアクアシューズやマリンブーツがおすすめです。
ツアーを申し込むと、ライフジャケットも無料で貸し出してくれるところもあります。
また両手が自由に動かせる状態でなければ不測の事態に備えられませんので、荷物をもっていく場合は両手があくように工夫が必要です。
ター滝観光で事故を防ぐために必要なこと
ター滝では過去に死亡事故が起きています。
不注意や気の緩みから起きている事故ばかりですので、
きちんと注意点に留意してター滝観光にはでかけましょう。
注意するべきなのは次の3点です。
・小学生低学年までは危険
→川遊び程度であれば小学生低学年でも家族連れで遊ぶことはできます。
しかし滝まで行くとなるとかなり危険です。
・前日あるいは当日に雨が振っていたら危険
→雨によって滝や川の水量が増します。
たとえ前日が雨で当日が晴れていたとしても、水位が増していたら避けた方が安全です。
もちろん雨が降っていると周辺がぬかるんで転倒しやすくなるため危険度が増します。
・寒い時期は控える
→いくら南国情緒があふれる場所だとはいえ、水の中は冷たく体温があっという間に奪われます。
冬場の川遊びは本土同様避けましょう。
どうしても冬場に出かけるという場合は、ウエットスーツを着用します。
行き方について
那覇方面から車で移動する場合、国道58号線を進み大宜味村津波の「平南橋」を右折、突き当たりにある青い看板の案内に添って道なりに進むと辿り着きます。
ター滝には無料の駐車場の他、付近には有料駐車場も完備されていますので利用しましょう。
路上駐車を行う車が多いですが、周辺住民の邪魔となっており問題視されています。
路上駐車はやめましょう。
まとめ
冒険家気分が味わえる癒やしのパワースポット、ター滝についてご紹介しました。
亜熱帯の森の中を進むため映画の中のワンシーンに紛れ込んだようで子供から大人まで楽しむことができる人気スポットです。
しかし自然の力を侮ってでかけると、遭難事故や死亡事故を起こす可能性があります。
服装には十分気をつけましょう。
川遊びの経験が不足していて不安な方はツアーを申し込むと安全です。
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