ニャティア洞のビジル石は子宝のご利益が!アクセスなどもご案内
沖縄本島から日帰り可能な位置にある伊江島は、戦争に関する史跡も多いことから修学旅行先としても人気の高い観光スポットです。
また神さまが過ごしたとされる聖地「ニャティア洞」では子宝を授かることができると口コミで人気を集めています。
この記事ではそんなニャティア洞のビジル石についてくわしくご紹介します。
アクセスについてもご紹介しますので、おでかけの参考にどうぞ。
ニャティヤ洞は聖地
ニャティヤ洞は現在でも伊江島の人々が祈りを捧げている拝所です。
伊江島の南の海岸沿いの崖にある洞窟で、かなりの広さをもちます。
なぜ聖地とされているのかというと、「亥之方男神」と「戌之方女神」という二柱の神がこの洞窟で過ごしたという伝説が残されているからです。
この二柱の神さまは夫婦であり、この神々から伊江島のご先祖様が生まれたと考えられています。
そのため現在でも島の人々によって祈りを捧げられているのです。
大切な聖地ですので、キャンプなどを行うのはもちろん騒ぐのも避けましょう。
ニャティヤ洞のビジル石は子宝のご利益をもたらしてくれる
ニャティヤ洞の内部に祀られている「亥之方男神」と「戌之方女神」の傍にはビジル石と呼ばれる大きな石が鎮座しています。
この石に女性が祈りを捧げて持ち上げると、子宝に恵まれるという言い伝えがあります。
そのため多くの子宝を望む女性がこのニャティヤ洞に訪れるのです。
またこのビジル石には不思議な力があり、持ち上げたときに感じた重さに従って男の赤ちゃんを授かるか女の赤ちゃんを授かるのかが予知できるとされています。
もしも石を持ち上げてみて、「想像よりも重いな」と感じれば男の子を、「想像よりも軽いな」と感じれば女の子を授かるといわれています。
よく当たると評判ですので、石を持ち上げてみる前にはぜひ「これくらいの重さじゃないかな」と想像してみて下さい。
ニャティヤ洞の奥には神秘が詰まっている
ビジル石を持ち上げたあとは、洞窟のさらに奥へと進んでみて下さい。
ニャティヤ洞は奥で海とつながっています。
暗い洞窟の向こうに見える白い砂浜と青い海は神秘的な美しさです。
海へとつながる場所はいびつな形をしており、角度によってはハート型にも見えます。
ぜひベストショットを狙ってみて下さい。ハート型に切り取られた青と白の景色は絶景です。
またニャティヤ洞は地元では「千人洞」とも呼ばれていますが、これは洞窟が1000人も入れそうなほど広いことに由来しているんだとか。
沖縄全土が戦火の飲み込まれた太平洋戦争では、伊江島の住人はこのニャティヤ洞に逃げ込んで命からがら助かった人も多いといわれています。
まさしくニャティヤ洞は命を繋ぐ場所でもあるのです。
ニャティヤ洞へのアクセス方法
伊江島は離島なので、沖縄本島からフェリーで向かう必要があります。
沖縄本島北部にある本部港から伊江港までは約30分ほどの船旅です。
伊江港から県道131号線を東に向かって3.5km進むとニャティヤ洞に辿り着きます。
車では約12分ほどです。
周辺には無料駐車場があります。
島は平坦な地形となっていますので、レンタサイクルでも辿り着けます。
のんびりと伊江村をめぐるのであればレンタサイクルもおすすめです。
まとめ
子宝祈願のご利益を授かることができるニャティヤ洞についてご紹介しました。
ビジル石と呼ばれる霊石に祈りを捧げて持ち上げると、子授けの祈願を叶えることができる上に生まれる子供の性別まで占うことができます。
さらに洞窟の奥では神秘的な光景を目にすることができます。
ぜひ一度お出かけ下さい。
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