由岐神社がご利益あるパワースポット!大杉さんって何だろう
由岐神社は京都三大奇祭のひとつが行われることで有名ですが、京都屈指のパワースポットとしても人気があります。
いったいどんなご利益を頂けるのか気になりますよね。
また氏子さんに親しまれているという「大杉さん」の正体も気になります。
この記事では由岐神社のご利益や御朱印についてくわしくご紹介します。
由岐神社は鞍馬屈指のパワースポット
由岐神社(ゆきじんじゃ)は大己貴命と少彦名命をお祀りする神社です。
鞍馬寺の鎮守社として、鞍馬寺までの参道の途中に鎮座しています。
もともとは京都御所内に鎮座していた神社でしたが、大地震や平将門の乱などによる世の乱れを憂いた天皇の命令により、京都の北方を守るための社として鞍馬山に遷座しました。
940年のことです。
お祀りする神さまにちなみ、厄除け・火除け・健康長寿・縁結びなど様々なご利益を授かることができるパワースポットです。
また由岐神社には重要文化財である狛犬や、京都三大奇祭の一つ火祭りなどさまざまな見どころがあります。
狛犬は子供を抱っこしているため、子孫繁栄のご利益があると信仰を集めています。
子供を抱っこしている狛犬の表情もどことなく和やかでかわいらしさが漂います。
ちなみにこの狛犬はレプリカで、本物は京都国立博物館に収蔵されているんだとか。
10月22に行われる「火祭り」は、由岐神社が遷座する際に行われた松明行列を表現していると伝わっています。
由岐神社の「大杉さん」の正体とは?
由岐神社本殿前の石段には、一際目をひく大杉がそびえ立ちます。
この大杉こそ、神社氏子一同から「大杉さん」の名で信奉されているご神木です。
市天然記念物でもあり、樹齢はおよそ800年ほどと推定されます。
この大杉に一心に願い事を掛けると叶えてもらえるといわれています。
そのため大杉の前で祈りを捧げる参拝者の姿が後を絶ちません。
由岐神社には多くの末社・境内末社があるのですが、この大杉さんの根元にも末社「大杉社」があります。
鞍馬山はその山全体に神さまが宿ると古来より信仰を集めてきましたが、自然の恵みの結晶でもある大杉の前に立つと、ひときわそのエネルギーを感じることができます。
鞍馬山の中でも由岐神社の大杉さんは屈指のパワースポットと呼べるでしょう。
御朱印について
由岐神社の御朱印は3種類あります。
いずれも通年頂くことができ、それぞれ初穂料300円です。
「由岐神社」の墨書きと社紋のスタンプが入ったもの、「鞍馬の火祭」の文字と共に火祭りのイラストが入ったものが図案違いで2種類あります。
どれも書き置きのみになります。
由岐神社オリジナルデザインの御朱印帳は4種類あり、それぞれ初穂料1200円です。
黒字に社紋と社名が金色で印字されたシンプルなものと、花柄3種です。
アクセス方法
由岐神社には参拝者専用の駐車場はありません。
車で参拝する場合は最寄り駅の鞍馬駅周辺のコインパーキングなどを利用するしかありません。
公共交通機関を利用する場合、叡山電鉄「鞍馬駅」下車、鞍馬寺の山門をくぐって徒歩10分です。
鞍馬駅から鞍馬寺の山門までは少し歩きます。
山門の先にケーブルカーが見えますが、こちらは鞍馬寺への近道となっていますが由岐神社は素通りしてしまうので、乗らないように気をつけましょう。
由岐神社までの道は坂道となっています。
由岐神社への参拝後、鞍馬寺まで行くつもりであれば靴や服装、持ち物などは山登りに適したものの方が楽です。
鞍馬山は天狗が修行した場所という伝説が残っており、現在でも歩くのはけっこう大変です。
まとめ
由岐神社について解説しました。
山全体に神さまが宿るといわれる鞍馬山の中でも、由岐神社の大杉は格別のエネルギーを感じることができるパワースポットです。
一心に願った願い事を叶えてくれるとされています。
叶えたい願いがある人は一度参拝してみることをおすすめします。
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