護王神社で厄除けのご利益!特にいのしし年の人にお勧めの理由って?
護王神社は「足腰祭」で有名な神社ですが、なぜ足腰の守護に効果を発揮するのかご存じでしょうか。
またイノシシ年の人はぜひ参拝しておきたいパワースポットでもあります。
この記事では、厄除けのご利益を授かることができる護王神社の由縁や御朱印、お守りについてくわしくご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
護王神社は厄除けと足腰の守護のご利益を授かることができる
護王神社にお祀りしているのは和気清麻呂(わけのきよまろ)です。
和気清麻呂公は怪僧・道教が天皇の位につこうと画策した際に反対したことで1度は左遷されたものの、やがて道鏡の後ろ盾である称徳天皇が崩御すると中央政権へと再び呼び戻されます。
そして数々の政治的活躍を経て、平安京への遷都を進言し造営にも貢献します。
いわば平安京創建の立役者になります。
死後、その功績を讃え高雄山神護寺の境内に霊廟が建てられました。
そして明治天皇の勅命を受け、1866年に現在の位置に護王神社が創建されました。
そのためご利益は厄除けと足腰の守護となっています。
毎年4月4日には「護王大祭」が、11月1日には「亥子祭」が行われており、いずれも多くの参拝者でにぎわいます。
護王神社がいのしし年の人にオススメの理由
護王神社は鳥居をくぐる前からいのししが出迎えてくれます。
境内にもいたるところにいのししがみられます。
これはご祭神である和気清麻呂公との関係があるからです。
和気清麻呂公が道鏡の奸計により地方に左遷される際、とどめをさそうと政敵からさらに暗殺者が送り込まれます。
絶体絶命に陥った和気清麻呂公ですが、どこからともなく現れた300頭のいのししが一行を暗殺者の手から守り宇佐八幡宮への参拝の道中案内をしてくれました。
さらに暗殺者の手により足の腱を負傷していた和気清麻呂公ですが、いつのまにか足腰が癒やされまた歩けるようになったんだとか。
そのため護王神社はいのししを神のお遣いとしてお祀りし、足腰の治療に霊験を授かることができるパワースポットとして現在でも信仰されています。
境内のあちこちにいのししが鎮座していますが、特に手水舎のいのししの鼻をなでると幸福を招き寄せてくれるといいます。
手を清めた後は、いのししの鼻をなでておきましょう。
また毎月21日15:00には「足腰祭」には本殿の祈祷を受けるために多くの老若男女が参拝に訪れます。
足腰の悩みは年配の方だけではなく、スポーツ選手や怪我をしてしまった子供など多くの人々が抱えています。
その悩みを解消してくれるパワースポットですので、近くに立ち寄った折には安全を願ってぜひ参拝しておきたい神社です。
オススメのお守りとは?
護王神社の加護を頂ける「霊猪御守」初穂料1000円は、神さまのお遣いであるいのししの刺繍が入った袋型のお守りで最も人気があります。
また足腰の健康や怪我に効果を発揮する「足腰のお守り」は袋型のもの、鈴のかたち、根付けストラップなど様々な形態があるので最も持ち歩きしやすいものを選ぶことができます。
いずれも初穂料は1200円です。
さらに困難に遭っても再び中央政権へと返り咲くことができたご祭神の生き様にちなんだお守り「職難お守り」初穂料700円は、社会人には心強いお守りです。
その他にも足や腰などピンポイントに身体の健康を守護するお守りや勝利をもたらすお守りなど、「これだけは叶えたい」という願いに合致したお守りを見つけることができます。
また5色から選べるデフォルメされたいのししの置物から選べる「猪みくじ」も人気があります。
イノシシ年に人気が高まるほか、イノシシ年の人からも守護神として支持が集まっているおみくじです。
御朱印について
護王神社の御朱印は1種類で「護王神社」「和気公綜社」の墨書きが入ります。
授与所で頂くことができ、受付時間は9:00~17:00です。
初穂料は300円です。
護王神社オリジナルデザインの御朱印帳は、ご神木であるカリンと神のお遣いであるイノシシがデザインされたもので朱色をベースにしたものと紺色をベースにしたものの2種類があります。
サイズは12cm×18cmで、いずれも初穂料は1200円です。
アクセス方法
護王神社では境内に参拝者が車を駐車することができます。
ただし車椅子に乗っている人など、身体障害者の方が優先となります。
足腰の怪我や病気の平癒を祈願する参拝者が数多く訪れるパワースポットですので、特別な事情がない限り境内の駐車場は使用しない方がいいでしょう。
神さまのお庭である境内での出来事はすべて神さまに見られています。
「自分さえよければ他の人が困っていても知らない」というような振る舞いはやめましょう。
京都御所の蛤御門近くという観光名所に鎮座する神社ですので、周辺にはコインパーキングが多くあります。
そちらを利用しましょう。
公共交通機関を利用する場合、市バスだと「烏丸下長者町」下車ですぐ目の前です。
地下鉄烏丸線を利用すると「丸太町」下車、徒歩で約7分です。
まとめ
護王神社で厄除けや足腰の悩みを解決するご利益を授かることができる理由についてご紹介しました。
お祀りする和気清麻呂公が国難とともに自分の災厄を退けられた故事にちなみ、護王神社ではいのししを神さまのお遣いとして敬っています。
全国から奉納されたいのししのコレクションも公開されており、イノシシ年の人もいのししが好きな方もご利益を頂くことができます。
足腰の悩みは誰もが抱えやすい問題でもありますので、ぜひいちど参拝してみることをおすすめします。
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