吉祥院天満宮の御朱印帳が可愛い!ハローキティのお守りもあるの?
吉祥院天満宮は菅原道真公をお祀りする天満宮の1つです。
天満宮の中では最も創建が古いとされており、合格祈願に以外のご利益も授かることができるパワースポットです。
そのご利益にちなんだハローキティのお守りや、可愛らしいデザインが人気の御朱印帳など「かわいい」がたくさんつまった神社でもあります。
この記事では、吉祥院天満宮の御朱印やお守りについてくわしく解説していきます。
吉祥院天満宮は知恵と能力開発のご利益を頂けるパワースポット
吉祥院天満宮は934年に創建された神社で、ご祭神は菅原道真公です。
敷地内には吉祥天女堂もあり、吉祥天女をお祀りしています。
なぜ吉祥天女かというと、かつて菅原道真公は唐に留学しましたが、帰り道で嵐に巻き込まれます。
そのときに守護し、無事に日本まで送り届けてくれたのが吉祥天女なんだとか。
そのため菅原道真公は流罪になる以前から熱心に吉祥天女を信仰していました。
そのため境内に今も吉祥天女をお祀りしているのです。
吉祥院天満宮では「知恵」と「能力開発」のご利益を授かることができるパワースポットです。
仕事や趣味で壁にぶつかったときに参拝するのに最適な神社といえます。
また吉祥院天満宮は菅原道真公が産まれた地と考えられており、境内にはへその緒を埋めたとされる「胞衣塚」があります。
お宮参りのあと、この胞衣塚の前で赤ちゃんを泣かせると成長してからの出世が見込めるという風習があります。
ところで実は京都府内だけでも菅原道真公の生誕地跡に創建されたといわれる神社が吉祥院天満宮を含め3箇所ほどあります。
「菅大臣神社」と「菅原院天満宮神社」です。
さらに奈良や滋賀で産まれたとする説もあるようです。
近いエリアに鎮座していますので、いったいどこが本物なのか天満宮巡りをして自分なりに検証してみるのも面白いでしょう。
ハローキティのお守りとは
吉祥院天満宮に参拝すると、本殿前で参拝前に気をひくものがあります。
それは奉納されたと思われる白い神馬とキティちゃんの像です。
なぜキティちゃんなのかは謎ですが、吉祥院天満宮ではキティちゃんのお守りを頂くこともできます。
最近は神社とハローキティがコラボして販売されるお守りを扱う神社もちらほらありますが、境内にこれだけ大きなハローキティ像があるのは珍しいといえます。
肝心のお守りですが、キティちゃんが神主さまの格好をしたデザインの袋型のお守りで初穂料700円です。
合格祈願の他、開運・厄除け・大願成就のご利益があります。
その他リアルな造形なのに1㎝とかわいらしいサイズのカエルのお守りも人気があります。
「無事にかえる」「金運がかえる」というご利益を授けてくれるんだとか。
小さいのでお財布に入れておくと金運アップのご利益が頂けそうです。
また節分の時季には厄除けになる「ひいらぎ守り」、6月には「雷除け」のお守りなど、季節限定で頒布されるお守りもあります。
吉祥院天満宮の御朱印
吉祥院天満宮の御朱印は2種類で、「菅原大神」と「吉祥天女」があります。
菅原大神の御朱印にはさらに「菅公御誕生の地」というスタンプが入ります。
初穂料はそれぞれ300円です。
また正月限定の御朱印として「西大路七福社ご利益めぐり」と「京都十六社めぐり」のひとつを頂くこともできます。
西大路の七福社は吉祥院天満宮を含む「わら天神宮」「平野神社」「熊野神社衣笠分社」「春日神社」「大将軍八神社」「若一神社」の七社で、授与期間は元旦から2月末日になります。
吉祥院天満宮オリジナルデザインの御朱印帳は、紺地に瑞雲に乗った吉祥天がにこやかな表情で地上に手をさしのべているイラストが入っています。
梅の花もあしらわれており、とてもかわいらしいデザインです。
アクセス方法
吉祥院天満宮には参拝者用駐車場は特別設けられていませんが、お社の門前にバス程度なら駐車できる広場があります。
バスが停まっていない場合は、自家用車を駐車することも可能です。
公共交通機関を利用する場合、市バスだと「吉祥院天満宮前」下車、徒歩で約4分です。
電車を利用する場合はJR「西大路駅」下車で徒歩約20分です。
まとめ
吉祥院天満宮の御朱印やお守りについて解説しました。
菅原道真公を無事に日本まで送り返してくれた吉祥天女にちなんだ御朱印帳やかわいらしいハローキティお守りなど、ここでしかお目にかかれないものがたくさんあります。
ぜひいちど参拝してみて下さい。
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