北野天満宮で星のご利益を受けよう!人気のお守りや御朱印を特集!
北野天満宮は全国にある天神さま、天満宮の総本山であり、宇宙の力で京の都を守護するパワースポットでもあります。
いったいどのような星のご利益があるのか気になりますよね。
この記事では北野天満宮の星のご利益からお守り・御朱印までくわしくご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
北野天満宮で注目したい星のご利益とは
北野天満宮は学問の神さまとして名高い菅原道真公をお祀りして947年に創建されました。
創建には菅原道真公の乳母であった多治比文子が貢献しています。
全国にある天満宮の総本社です。
境内には様々な見どころがありますが、最も力が強いと言われているのが三光門です。
三光門の「三光」とは太陽・月・星を指します。
世界各地に古代人が残した天体観測の施設と思われるものが見つかっていますが、古代において天体観測は生活を守るために必須であり、また権力者の権力を支える象徴でもありました。
通常であれば三光門にはこの3つのシンボルが見られるものですが、北野天満宮には星だけが見当たりません。
そのため「星欠けの三光門」とも呼ばれています。
なぜ星の彫刻だけがないのかというと、実は三光門の真上に北極星がくるようになっているからです。
北極星は道教では天の理の中心であり、宇宙の全てを支配する天帝の星とされています。
やがてこの考えは仏教にも取り入れられ、日本ではさらに神道にも取り入れられるようになりました。
つまり北野天満宮の三光門は本物の北極星に守られたパワースポットということです。
北野天満宮はこちらも見どころ
北野天満宮の参拝で見逃せないのが梅の花です。
毎年正月明けには次々と開花し、三月頃まで長く楽しむことができます。
約50種類もの品種が咲き誇り、「梅の花にもこんな色があったのか」と新しい発見に驚かされます。
梅苑は毎年2月頃に一般公開され、2月25日には梅花祭と野点大茶湯が開催され、季節を堪能することができます。
公開時間は10:00~16:00、入園料は大人(中学生以上)700円・こども350円で、お茶菓子も頂けけます。
のんびりと苑内を散策しましょう。
また5月の青もみじ、10~12月の紅葉も必見です。
特に秋の紅葉は夜間ライトアップも行われ、日没から20:00頃まで幻想的な光景を楽しめます。
三光門の真上に輝く北極星の光を浴びて、宇宙のエネルギーを体感することができます。
日程については毎年色づき具合によって変わりますので、公式サイトや公式Facebookから確認しておくと確実です。
また境内には天満宮には欠かせない牛や国宝でもある拝殿など数多くの見どころがあります。
季節を感じに散策するのも楽しいですし、天満宮の不思議や歴史に想いを馳せながら参拝するのも楽しいものです。
人気のお守りについて
天満宮と言えば受験お守りや合格祈願御守りが定番ですが、北野天満宮で注目したいのは「星まもり」初穂料1000円です。
これは境内にある三光門の真上に輝く北極星のご加護を頂くようにと頒布されるお守りです。
5色あり、それぞれに授かることができるご利益が異なります。
スポーツや勉学の向上をもたらす「青福」、開運招福や就職祈願にもってこいの「白楽」、縁結びや子宝・安全祈願に家内安全をもたらす「赤喜」、金運アップや仕事運を上げる「黄寿」、病気平癒や健康安全をもたらす「紫祝」の5種類です。
その他に北野天満宮で人気を集めているのが「学業鉛筆」初穂料800円(6本入り)です。
HBの芯でマークシート式試験にぴったりの使い心地です。
無地のものと側面に菅原道真公の詠が刻印されたものが半数ずつ入っています。
試験の真っ最中でも学問の神さまに見守って頂けるとあり自分用や知り合いへの贈り物用に人気です。
そのほか、学力向上や合格祈願のお守りにも定評があります。
また合格祈願や学力向上を願って頂いたお守りは、無事に願いを叶えて頂いた後には北野天満宮へ返納しましょう。
頂いた神社で神さまへの感謝の気持ちを表すための参拝と共に返納するのが基本ですが、遠隔地に住んでいて度々参拝するのが難しい場合は近所の神社にある返納所にお守りを返納しても大丈夫です。
重要なのは、きちんと神さまに頂いたご利益に対するお礼を怠らないことです。
また遠くに住んでいて参拝が難しいという人向けに、北野天満宮では郵送も対応してくれます。
まずは社務所に電話で問い合わせてみましょう。
インターネット上での通販はありませんので業者には要注意です。
北野天満宮で限定の御朱印を頂くために知っておきたいこと
北野天満宮には通常の御朱印の他に、期間限定で頂ける御朱印もあります。
まず通常の御朱印「北野天満宮」は社名に社紋である梅の花があしらわれています。
複数の担当者がいますので、人によって墨書きに特徴があり同じ御朱印でも見比べて楽しめます。
期間限定の御朱印ですが、すべて書き置きになります。
自分で御朱印帳に貼り付けておきましょう。
七夕限定の「御手洗祭」の御朱印、御土居のもみじ苑が公開される期間限定の「御土居」の御朱印、お正月限定の「正月の御朱印」です。
すべて初穂料300円、三光門近くにある社務所で頂くことができます。
受付時間は9:00~17:00です。
北野天満宮オリジナルデザインの御朱印帳は梅の花がランダムに散るデザインのものでブルーとピンクの2色があります。
また宝刀展の開催中にだけ販売された限定御朱印帳「鬼切丸(髭切)の焼印入り」もあります。
木製の御朱印帳はかなり珍しいといえるでしょう。
御朱印帳の初穂料はそれぞれ1500円です。
また御朱印帳と同じデザインの巾着タイプになった御朱印帳袋もあります。
こちらも各色1500円です。
アクセス方法
北野天満宮には参拝者用の駐車場があります。
料金はかかりませんが、1時間以内の出庫が条件となっています。
利用時間は9:00~17:00ですが、神事が行われる際には使用できないこともあるので注意が必要です。
また毎月25日の縁日がある際にも使用できなくなります。
公共交通機関を利用する場合、市バスだと「北野天満宮前」下車ですぐ目の前、電車も「北野天満宮前」下車ですぐ目の前です。
まとめ
北野天満宮の星のご利益についてご紹介しました。
学問の神さまをお祀りすることで知られている北野天満宮ですが、北極星を真上に頂き京都を守護する役割も担っています。
受験生だけではなく、そのご利益はあまねく人々にもたらされます。
季節毎に表情を変える木々や期間限定の御朱印など、何度足を運んでも楽しめるのが北野天満宮です。
ぜひ何度も足を運んでみて下さい。
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