醍醐寺で夜間拝観できるのはいつ?御朱印なども合わせて紹介!
世界遺産の1つである醍醐寺は国宝の五重塔をはじめ、数多くの建築物や古来より蒐集されてきた文化財が人気をあつめているお寺です。
さらに四季折々の景観の美しさでも知られ、季節ごとにライトアップされその期間は夜間拝観が可能です。
そのため毎年醍醐寺の夜間拝観を楽しみにしているというリピーターも多いパワースポットでもあります。
この記事では醍醐寺の夜間拝観や御朱印についてくわしくご紹介します。
参拝の参考にどうぞ。
醍醐寺は美しさにあふれたパワースポット
醍醐寺は874年に開山した真言宗のお寺です。
国宝でもある五重塔は、何度も戦火に飲まれ荒廃した醍醐寺の中でも奇跡的に平安時代から残り続けてきた建築物で、醍醐寺を象徴する建物でもあります。
そのしたたかさ、美しさから五重塔の前に立つと気分がリフレッシュできるといわれています。
自然の美しさや歴史の持つエネルギーをチャージしたい人にとっては醍醐寺は見逃せないパワースポットなんです。
また「花の醍醐」という異名をもつほど、敷地内の四季の美しさでも有名です。
かの天下人豊臣秀吉が盛大な「醍醐の花見」を開催したことでも知られ、桜の花見シーズン、秋の紅葉狩りシーズンともなると平日でもかなりの大混雑となります。
また数々の国宝・重要文化財を所有することでも知られています。
弥勒菩薩坐像などが有名ですが、残念ながら普段はお目にかかることはできません。
博物館や美術館で開催される特別展や、例年春と秋に行われる特別拝観期間には弥勒菩薩坐像を含む本堂などの公開が行われます。
旅行で醍醐寺を訪れる場合は、特別拝観の時期にも注意して計画を立てると良いでしょう。
醍醐寺がライトアップされる夜間拝観はこの時期
醍醐寺のライトアップは金堂・五重塔・林泉をメインとして、暗闇の中に各建築物がゆらりと浮かび上がる幽玄さを思い起こさせる演出です。
暗闇と光の対比が絶妙で、商業的なライトアップとは一線を画すとして人気を集めています。
期間は毎年微妙に変わります。
2017年は11月17日~12月3日、2016年は11月18日~12月4日に開催されました。拝観受付は18:00~20:10です。
京都の紅葉シーズンは11月下旬頃ですが、毎年それくらいの時期に行われるとみていいでしょう。
詳細は毎年インターネットで発表されますので、10月下旬頃から公式サイトで確認しておくと確実です。
また醍醐寺ではインターネットから夜間拝観を予約することができます。
かつてはすべて予約制でしたが、つい最近になってから一般向けにも公開するようになりました。
その分混雑するようになったので、特別拝観という措置が取られるようになったようです。
特別拝観は記念品がつく上に一般拝観とは異なる時間帯から入場できるため、混雑回避にぴったりです。
予定が決まったら早速予約しておきたいところです。
醍醐寺で頂ける御朱印
醍醐寺では約8種類の御朱印を頂くことが可能です。
まず観音堂で頂ける御朱印は「総本山醍醐寺」「西国三十三所観音霊場」「西国薬師霊場」「真言宗十八本山」「近畿三十六不動」「神仏霊場会」「役行者霊蹟札所 」です。
三宝院で頂ける御朱印は「大本山三宝院」です。
いずれも御朱印帳に頂く場合は300円、おいづる(巡礼の方が羽織る白衣)に頂く場合は200円です。
御朱印の頂く場合は堂内に入るため拝観券800円が別途必要になります。
醍醐寺オリジナルデザインの御朱印帳は3種類あります。
まず水色地に五重塔と桜の木のシルエットを刺繍で入れたデザインのもの、水色地にモノグラムのようにグラデーションがかかった寺紋が並んだもの、そして若草色地に五重塔のシルエットが入りその周囲を桜の花が舞い散るデザインのものです。
いずれも850円です。
醍醐寺へのアクセス方法
醍醐寺には参拝者用に約100台分の駐車場があり、普通自動車は一台につき1000円です。
5時間までは同じ料金ですが、5時間以上駐車するとなると30分ごとに100円加算されます。
公共交通機関を使用する場合、地下鉄東西線「醍醐」駅下車ですぐです。
まとめ
醍醐寺について解説しました。醍醐寺の夜間拝観はややショービジネス化してきた寺社のライトアップの中でも「幽玄」という言葉の持つ意味を際立たせる巧みな演出でとりわけ人気の高い催しです。
秋空の下で見る紅葉も見事ですが、夜闇に浮かび上がる燃えるような紅葉もまた絶景です。
またライトアップは現在の所ありませんが、春の桜も天下人が惚れ込んだ美しさを誇ります。
ぜひ四季折々の自然と美しさからエネルギーをわけて貰って下さい。
コメントはこちら