熱海の来宮神社はパワースポット!縁結びのご利益も!?
皆さんは「来宮神社」という場所をご存知でしょうか。静岡は熱海にある神社なのですが、ちょっと前からパワースポットとして有名になっている場所です。しかし、話題になっている理由はそれだけではないのです。
なんとこの神社、願い事を叶えてくれるというご利益もあるらしく、しかも縁結びにめっぽう効果的との噂もあります!
今回は恋する乙女たち必見! 熱海の来宮神社のご利益を徹底的にご紹介したいと思います。
来宮神社とは?
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/jinjin_tsuka/5696038.html
来宮神社は静岡県熱海市にある神社です。本殿裏にそびえ立つ、樹齢2000年を超えると言われている大楠をご神木にしており、キノミヤ信仰の地ともされています。
「きのみや」を「忌の宮」と解し、禁煙や禁酒などの断ち物を祈願する人の他、幹を1周廻ると寿命が1年延命する伝説から、長寿を願う人が多く訪れるそうです。
また、大楠が2,000年もの間、世の天変地異に耐え抜いたことから不老長寿・無病息災・子孫繁栄・国家弥栄の象徴と見る向きも根強く残っています。
来宮神社の逸話
出典:http://blogs.yahoo.co.jp/snr_zohsan/37435524.html
ここでパワースポットとして話題を集める所以ともなった逸話をご紹介したいと思います。
今から百二十年前の嘉永年間に熱海村に大網事件という全村挙げての漁業権をめぐる事件が勃発し、その訴訟費等捻出のため、境内に聳え立っておりました七本の楠のうち五本は伐られてしまいました。
古記によると、残されているこの大楠をも伐ろうとして樵夫が大鋸を幹に当てようとしたところ怱然として白髪の老人が現れ、両手を広げてこれを遮る様な姿になると大鋸は手元から真っ二つに折れ、同時に白髪の老人の姿は消えてしまったそうです。これは神のお告げであるとして村人等は大楠を伐ることを中止致しました。 この木が即ち現在ある御神木であります。
古来の人々は自然の創造物を神として崇める信仰を持っており、おそらくこの逸話もそこから自然発生したものなのでしょう。
実際に起きた出来事なのかどうかはもはや知る術を私たちは持ちませんが、それでもこの逸話が脈々と今代まで語り継がれ、今現在パワースポットとして注目を集めているところを見ると、やはり特別な場所は注目を集める力を持っているということなのでしょうかね。
縁結びのご利益
出典:http://hellonavi.jp/special/2014/index02.html
なぜ来宮神社に縁結びのご利益があるかというと、祀っている神様の中に「大己貴命」という縁結びの神様がいるからです。単純至極な理由ではありますが、そんな神様がいるだけでも心強いですよね。
願いを叶えたい方は、その願いを胸に秘めながら大楠を一周してください。それだけで終わりです。しかし、願いの内容は誰にも話してはいけません。願いが叶うその時まで内に秘めたままでいましょう。
ちなみに社務所ではお守りなども販売されているそうなので、気になった方はぜひそちらもご購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
幹を一周すれば寿命が一年延びるという話を聞いて、私は小学生の頃に教科書に載っていた物語を思い出しました。「三年峠」というお話なのですがご存知の方もいるかと思います。同時に思い出したのが京都の「二年坂」という場所です。
まあ思い出したからといってなんてことはないんですが、来宮神社の神様は随分優しい方なんだなと思いました。三年峠と二年坂では、転んだら寿命が三年、二年になるというものでしたが、この神社では逆に寿命が延びるんですから。それも樹齢2,000年、年の功かなとも思ったりした次第です。
静岡は熱海にある来宮神社、願い事がある人もない人も、ぜひ一度足を運んでみてください。
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