大日寺(城東区)の御朱印の値段や種類~安産の仏さまのご利益とは?

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大日寺(城東区)の御朱印の値段や種類~安産の仏さまのご利益とは?

安産祈願は神社だけではなくお寺でも行えます。

大阪市城東区に鎮座する大日寺は歴史ある安産祈願のお寺でもあります。

一体どんなお寺なのか気になりますよね。

この記事ではそんな大日寺についてご紹介します。

気になる御朱印についてもお伝えしますので、参拝の参考にどうぞ。

大日寺の歴史

大日寺(だいにちじ)は真言宗御室派の寺院です。

山号は「宝栄山」です。

創建は弘仁年間(810~824年)で、空海(弘法大師)によるものと伝わっています。

ご本尊は子安大日如来です。

その他にも不動明王や阿弥陀仏など数多くの仏像が安置されています。

普段は本堂の中に入ることはできません。

しかし毎月1日、15日、21日は本堂に入って参拝する事ができます。

豊臣秀吉が大阪城を築城する際には、鬼門除けのの寺として大日寺を参拝しました。

太平洋戦争時には焼夷弾による空襲を受けますが、奇跡的に不発で建物に焦げ跡が残る程度の被害に留まっています。

現在でも地域の人々の信仰や交流の場として親しまれているお寺です。

境内には鎌倉時代の作と伝わる宝篋印搭(ほうきょいんとう)があり、風化がだいぶ進んでいるため屋根と檻のような柵が取り付けられています。

大日寺は安産祈願のパワースポット

大日寺のご本尊である子安大日如来は子授け・安産祈願のご利益を頂ける仏さまです。

そのため「子安の大日さん」という通り名で呼ばれることもあります。

現在安置されている像は空海(弘法大師)が刻んだと伝わるものです。

なぜ子安大日如来のお姿を刻んだのかというと、かつて空海がこの地を訪れた際に難産で苦しむ女性と出会います。

その苦しみから救うために、仏像を刻んだという伝説が残されています。

江戸時代には徳川御三家のひとつ、紀伊家の奥方が安産祈願を行い無事に子どもが生まれたそのお礼を納めています。

そもそも大日如来とは、真言宗の教えの中では最も偉大な仏さまとされている存在です。

様々な飾りを身にまとった豪華絢爛な姿で描かれることが多いのは、それだけ偉大な仏さまであることを示しているのです。

宇宙そのものであり、森羅万象を示す存在とも考えられています。

あらゆるものを救おうとする最高の仏さまの力によって、難産を乗り越えられるように空海は仏像を彫ったということです。

大日寺の御朱印の種類や値段について

大日寺で頂ける御朱印は1種類です。

「子安大日如来」(摂津国八十八ヶ所霊場第13番)の墨書きが入ります。初穂料は300円で、寺務所で頂くことができます。

受付時間は10:00~17:00です。

大日寺オリジナルデザインの御朱印帳は現在のところありません。

ただし摂津国八十八ヶ所霊場には専用の御朱印帳があります。

2300円です。

御朱印帳を頂けるのは大阪地区では四天王寺、太融寺、正圓寺の3ヶ所となっていますので摂津国八十八ヶ所霊場めぐりを行う場合は先にこの3つのお寺のどれかを参拝して御朱印帳を手に入れておきましょう。

アクセス方法

大日寺には参拝者用駐車場が約3台分あります。

無料ですがあまり台数は停められませんので、車で参拝の際は、周辺の有料駐車場をご利用下さい。

公共交通機関を利用する場合、JR学研都市線「鴫野駅」下車、徒歩で約5分です。

市バスだと「新喜多東2丁目」バス停下車、徒歩で約3分です。

周辺には善福寺や八剱神社などがあり、徒歩で寺社仏閣巡りを行うのに適したエリアとなっています。

まとめ

摂津国八十八ヶ所霊場のひとつである大日寺についてご紹介しました。

真言宗のお寺で、弘法大師自らが創建したと伝わるお寺です。

ご本尊の子安大日如来も安産祈願のために弘法大師自らが刻んだお姿だと伝わっています。

安産祈願をどこですべきか悩んだら、ぜひ足をお運び下さい。

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